韓国保健福祉省は12日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者の中で最後に陰性判定を受けた男性が、再び発熱して陽性判定を受け、再入院したと発表した。男性と接触した家族や医療関係者など61人も隔離措置をとった。6月に感染が確認され、治療を受けていた男性は今月1日、2回に渡る遺伝子検査で陰性となり、完治したとして退院した。だが、11日に発熱や嘔吐の症状を訴えて病院を受診し、12日に再び陽性判定を受けた。同省は「体内に潜んでいた微量のウイルス遺伝子が検出されたと考えられ、感染力は非常に低いと判断される」としている。男性の陰性判定で、世界保健機関(WHO)の基準により、29日には終息宣言が出る見通しだった。
ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会第18日は11日、英国のグロスターなどで1次リーグ最後の4試合が行われ、B組は日本が28―18で米国を破り、1大会初の3勝を挙げた。同組3位で、8大会連続の1次リーグ敗退が既に決まっていた日本の最終成績は3勝1敗で勝ち点12。3勝しての敗退はW杯史上初めて。日本は前半、WTB松島(サントリー)、藤田(早大)のトライなどで17―8で折り返し、後半も1トライ2PGで加点した。予選敗退しだが、国際統括団体のワールドラグビーは12日、最新の世界ランキングを発表し、W杯を3勝1敗で終えた日本は11位から10位に浮上した。