韓国外交省報道官は27日の定例記者会見で、南シナ海に中国が造った人工島の12カイリ以内の海域で米軍が駆逐艦を航行させたことについて「事実関係を把握中だ」と述べ、米軍の行動を支持するかどうかについて明言を避けた。ソウルでは11月1日に日中韓首脳会談が予定され、中国の李克強首相の訪韓を10月31日に控えており、韓国政府は中国を刺激しないよう配慮したとみられる。同報道官は、「南シナ海は主要海上交通として韓国の利害関係に大きな(影響がある)地域」としながら、「航行と上空飛行の自由を保障することが、この地域の平和と安定にとって重要」だとする原則論に終始した。
英ギネス・ワールド・レコーズ社は26日、「揚州チャーハン(炒飯)」で名高い中国・江蘇省揚州市で、「世界最大のチャーハン」の記録認定をめざした約4トンのチャーハンについて、記録を認定しないと発表した。チャーハンの世界記録はこれまでトルコが保持。揚州市の料理人たちはこの記録塗り替えに挑んだが、チャーハンの一部がゴミ収集車に積まれる写真が報道され、約150キロ分が「残飯」として養豚場に送られたことが判明した。ギネスは、記録認定には作られた料理を参加者らがすべて食べなくてはならず、食べ物を無駄にしてはいけないとの規定にも違反していると説明した。