米軍普天間飛行場を抱える沖縄県の宜野湾市長選は24日投開票され、安倍政権が支援する現職の佐喜真淳(さきまあつし)氏(51)が再選を果たした。普天間の「辺野古移設阻止」をめざす翁長雄志(おながたけし)知事が推した新顔の志村恵一郎氏(63)は敗れ、政権が翁長氏との「代理対決」を制した。移設を進める政権は現職の勝利を追い風と受け止め、安堵(あんど)する一方、沖縄では新顔を支援した翁長氏の求心力低下が懸念されている。
日本列島は24日も上空に非常に強い寒気が流れ込み、西日本や北陸を中心に記録的な寒さとなった。鹿児島県・奄美大島は、同日午後1時過ぎにみぞれとなり、1901年2月以来、115年ぶりの降雪を観測した。 気象庁によると、同日夕までの24時間降雪量は、島根県邑南町70センチ、広島県北広島町66センチ、山口市11センチ、鹿児島市10センチ、福岡市2センチを観測。長崎市では同日午後5時、観測史上最高の17センチの積雪となった。
大相撲初場所は24日、東京・両国国技館で千秋楽を迎え、大関琴奨菊(31)が14勝1敗で初優勝を飾った。モンゴル出身で日本に帰化した旭天鵬(現大島親方)が2012年夏場所を制した例を除き、日本人力士が優勝するのは、06年初場所の栃東(現玉ノ井親方)以来、10年ぶり。1敗で単独首位の琴奨菊は豪栄道との大関対決を突き落としで制し、初優勝を決めた。