竹林の葉ずれのむこうから、人形たちのささやきが聞こえる。
20万点以上の人形を季節ごとに展示する博物館です。
江戸時代の御所人形、嵯峨人形、加茂人形、衣装人形、伏見人形などが中心で
国指定の有形文化財となり これらの人形を展示しています。
江戸期の座敷からくり人形を動かし 仕掛けを学ぶこともできます。 その土地 土地の
地域で生産される 郷土人形は その土地の香をかもしだしています。
凄い数の人形が展示されていて 驚きました。
からくり人形のしくみも 実際に動かしてくださり 改めて昔の人の緻密な計算のもとに
創られた人形に 感嘆 実に凄い~ の一語につきました。
からくり人形は外国人向けに創られたもので 殆ど日本になく、こちらに展示されている
からくり人形も海を渡って日本に帰ってきたものなのだそうです。
この「人形の家」 殆どの方たちは 素通りで ・・・ 残念に思いました。
「がんばれ 東北の人形たち展」が催されており 大震災で被害にあわれた地方の
人形たちが たくさん展示されていて感慨深く見させていただきました。
人形たち皆が 故郷にエールを送っているようでした。