功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

9月19日、山田宏幹事長と会談(2020-09-19 22:10:56)

2020-09-19 22:57:02 | On the Road
 きょう9月19日は土曜日ですが、護る会(日本の尊厳と国益を護る会)の山田宏幹事長(参議院議員)と、ふたりで会談しました。
 みなさん、ごめんね、まだ中身を言えない。
 しかし半年ぐらいで、きっと言えるときが来る。


 そして、歴史はここから始まったというのは、誇張じゃない。
 敗戦から75年のあいだ、繰り返してきた歴史を、まさしく大逆転するための決断をいたしました。




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安倍前総理は提案に耳を傾けてくれる人(2020-09-19 18:18:06)

2020-09-19 19:26:00 | On the Road
▼安倍総理に先日、電話をして「任期中に靖国神社への参拝をお願いします」と提案したとき、「任期中には一度、参拝しているからね」と強調されました。
 みなさん、ご存じの通り、西暦2013年12月に、確かに総理として参拝されていますね。



▼したがって今回、任期を終えられてから参拝したからといって、現役の総理は参拝できないことを確認したということには、まったく、なりません。
 安倍前総理は、それを踏まえた上で、今回の総合判断をなさったわけです。

 ぼくとしては、任期中にもう一度、とお願いしたわけです。
 それは実りませんでしたが、安倍総理は最後の最後まで、いや、これからも、提案に耳を傾けてくれるひとです。




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安倍前総理、今朝、靖国神社に正式参拝(2020-09-19 10:07:47)

2020-09-19 11:17:43 | On the Road
 安倍晋三・前内閣総理大臣におかれては、今朝、靖国神社に正式参拝なさいました。
 先日、まだ総理でいらっしゃった安倍さんにお電話したとき、「総理在任中に正式参拝をお願いします」と申しあげました。
 在任中は実現しませんでしたが、ぼくへの受け答えから、なんらかのことは模索されるだろうと考えていました。
 今朝、「総理退任のご報告を(英霊に)申しあげる」という事由を立てられての参拝をされたことは、在任中で無かったのはまことに残念ですが、事由としては正しいと思いますと、今日の電話で申しあげました。

 取り急ぎ、主権者のみなさんへ報告します。

 わたしたちの大切なオリジナル・カレンダーの皇紀において紀元2680年、安倍政権の遺した初めての国書による元号では令和の2年、キリスト生誕を起点とする西暦では2020年、その9月19日土曜日にて。青山繁晴 拝







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10月8日に「きみの大逆転」(2020-09-19 03:09:27)

2020-09-19 06:00:16 | On the Road

▼ぼくの少年時代は、本を濫読し、文章を「中学生文学」という中学生向けの文芸誌に寄稿し、弱小の陸上部にいました。
 その時代、もっとも関心を持っていた作家たちは、なぜか海外のひとたちです。

 人間の暗黒に踏み込むしかなかったドストエフスキー、その奇矯なリアリズムがなぜか少年のこころを摑んでいたゴーゴリ、物語のなかの女性たちが実在しているかのようだったジイド、自然な共感が湧くカフカ、いずれも文庫本が擦り切れるまで読みました。
 通っていた中高 ( 淳心学院 ) の友だちは、「なんで青山はいつも外国のんを読むんや」と聞きました。

 ぼく自身も不思議でした。
 ロシア語もフランス語もドイツ語も分からなかった、と言うより勉強する気もまるでなかったので、すべて翻訳で読み、その翻訳の悪文にかなり悩まされていました。
 それなのになぜ、わざわざ翻訳文学を読むのか。
 そう言えば、外国語で唯一、学校で習っていた英語による文学は、読まないことはなかったけれども、どういうわけか、それほど熱心には読まなかったですね。
 英語の作家のヘミングウェイやオー・ヘンリーはかなり読み込みましたが、英語圏以外の作品に馴染むことの方が多かったです。
 一方で国文学も、大量に読んでいましたが、身近すぎて、外国文学ほどの引っかかりがない感じでした。



▼なぜ急に、新政権の組閣が終わろうとするなかで、こんなことを書いたか。
 それは、にんげんの生き方としては、フランスの作家、アンドレ・マルローにいちばん関心があったことを思い起こしたからです。
 マルローは「人間の条件」でゴンクール賞をとった本格的な作家でありつつ、ド・ゴール政権で大臣に就任して政治に携わりました。
 すると、「堕落した」といった根拠なき批判、中傷を同じ作家仲間から浴びたりします。
 しかし意に介さず、あくまでも文学と政治、書くことと行動すること、それらを両立して生きて、死したひとです。

 4年と3か月前に思いがけず選挙に臨むとき、誰にも言いませんでしたが、このマルローの生き方が頭に浮かんだのです。
 偉大なマルローと比肩できるわけじゃない。
 しかし、政治と文学を両立する覚悟を、定めたいな、きっとあれこれ言われるだろう、しかし定めたいな。
 そう思いました。

 参議院議員選挙に出るとき、ぼくは作家ではありましたが、すでにシンクタンクの社長との兼業でした。
 マルローは戦うパイロットとしてスペイン人民戦争に参戦したり、ナチに抵抗するレジスタンスの一員として地下活動で銃をとったりの行動派でした。
 ぼくもイラク戦争に行ったりしているけど、それは戦うためではありません。戦うのは、危機管理や安全保障、また資源エネルギーの実務者として銃なき戦いでありました。
 実務家であることが、ぼくにとっては、行動だったのです。

 そこに思いがけず、国会議員の任務が入ってきました。
 ぼくにとっての行動は、国会と政党で日本の政 ( まつりごと ) に取り組むことに一変したのでした。

▼同時に、書くことにそのまま取り組み続けることこそ、ぼくがぼくであるための生き方です。
 したがって、現在の不肖ぼくにとって、祖国とみんなに貢献するための生き方は、政治と文学の両立しかありません。

 そして、ぼくにとって文学に携わることとは、ノンフィクションとフィクション ( 小説 ) の両分野に取り組むことです。
 自然に、そうなっていました。

「タイムマシーンに乗って、降りて」
 これは、ぼくの新刊の「きみの大逆転 ハワイ真珠湾に奇蹟が待つ」 ( ワニブックスPLUS新書 ) の新章のタイトルです。
 新しく書き下ろしました。
 この新書は、予約が始まっています。
 一例は、ここです。
 まつりごとの直中 ( ただなか ) にあって、命を削って文字を刻みました。
 予約は低調です。他の本との比較ではなく、ぼくの本としては低調だと思います。
 水面下での動きが多い、まつりごとに力を費やし、たとえばテレビにはまったく顔を出さなくなりました。ぼくは、確実に、忘れられつつあるのでしょう。
 ネットの世界では違うというひとも居るかも知れません。ぼく自身は客観的にみて、そう思いません。新しい動画「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです ) のチャンネル登録もまた、さして増えないからです。

 本は、読むひとがいなければ、本にはなりません。紙の塊です。

▼10月6日に大型書店に並び始め、10月8日には全国発売です。
 さて、この本の運命はどうなるでしょうか。
 紙の塊にはしたくありませんが、すべて、ぼくの責任です。  

▼その翌月には、完成に18年4か月を費やした小説が発刊されます。
「わたしは灰猫」 ( 扶桑社 ) です。

 大型書店では、11月9日に並び始め、全国津々浦々の発売は11月11日です。
 これも、その前に予約が始まるでしょう。
 さて、どうなるか。

 おのれのこれからについて、いい予感は皆無です。
 議員になってこれまでの4年2か月も、「人生が粉々に壊れる」と思った予感の通りでした。
 それでもやることは変わりません。
 結果は求めずに、じりじりと進みます。





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