功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

安倍総理とも電話でお話し(2020-09-13 15:51:44)

2020-09-13 16:39:52 | On the Road


 これは、総裁選とはまったく関係のない話です。
 ある提案をいたしました。
 総理におかれては、お考えになる、検討はされると思います。
 結論はまだ分かりません。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸田さんからの電話(2020-09-13 15:08:05)

2020-09-13 16:22:43 | On the Road

▼ふつう、電話は公開できません。
 しかしオープンにやるべきものこそ、自由民主党の総裁選だと考えます。
 また電話で総裁選以外のことは一切ありませんでした。
 そこで公開を考え、岸田さんに折り返し、お忙しいのは承知であえて電話し、ブログで公開しても良いかどうかをお尋ねしました。

 すると岸田さんから即、「まさしく総裁選の運動はオープンにやるべきだと、私も思います。青山さんにお願いの電話をしたことはどうぞ、公開してください」という答えを頂きました。



▼電話で岸田さんは、投票の依頼をごく簡潔に仰って、ぼくの答えは何も求められませんでした。
 そして「いずれにせよ、青山先生とのご縁は、これからも大切にします」と仰いました。
 これは、海外同胞への支援や、外交部会の決議に習近平国家主席の国賓来日の「中止」を求めることを明記した件などなどでの、さまざまな議論と折衝を指しておられるのだと思います。

 選挙戦術と言ってしまえば、それまでです。
 しかし、ぼくの答えを求められないこと、いずれにせよご縁を大切にと仰ったこと、このふたつは岸田文雄衆議院議員のお人柄を物語っていると思います。


▼で、ぼくはどうするか。
(1)石破茂候補は、女系・母系天皇の容認や、北朝鮮に連絡事務所を置くという考えを明言されている。ぼくはいずれも強く反対する(2)菅義偉候補は、将来は消費増税もあり得ると仰って、その翌日に「安倍総理は10年間は消費税を上げないと言われた。私も同じだ」と修正された(3)消費税について、岸田文雄候補も、石破茂候補もほとんど何も明言されない。管さんはいったんはむしろ、火中の栗をあえて拾われたとも言える。しかし翌日に修正されているし、10年先なら消費税を増税しても良いというわけではない
 ーという諸点を総合し(イ)石破候補には投票できない(ロ)菅、岸田両候補のどちらに投票するかは、総裁選の当日、両院議員総会の場で両候補がどんな話をされるか、どのように臨まれるかを最後まで見て、まず衆議院議員が投票しているあいだに決断するーというこれまでの方針を変えていません。

 明日9月14日月曜の午後が、本番です。
 投票が終われば、みなさんにぼくの最終選択とその理由は、公開します。
 完全な無派閥ですから、派閥単位の依頼はありません。
 あるいは党の首脳陣や、さらには安倍総理からの依頼も一切ありません。
 個別の議員から、それぞれの信念に基づく依頼はありました。

 ぼくは、主権者の利益、いわば国民益、そして国益だけを考えて、決断します。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

申し込み〆切がもう明後日の9月15日の午後一時(2020-09-13 12:48:03)

2020-09-13 13:54:01 | On the Road
これは、いずれも武漢熱の始まる1年前です。
さぁ、中国発の武漢熱のパンデミック ( 世界的な流行爆発 ) が始まる、そのわずか1年前のこの独立講演会の光景が甦る日が果たしてくるでしょうか。


▼新しい動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、収録で一緒に語るひと ( 三浦麻未公設第一秘書、そしてゲスト ) との感染症対策をしっかり施せば、お聴きになる方々に心配はありません。

 しかし同時に、どこへでも流れる動画、誰でも無条件に視られる動画、中韓に北朝鮮の工作員、おカネをもらってそれに協力する日本人も、まったく好き勝手に視ることのできる動画です。
 だから情報を選んで話しています。
 そのための事前の打ち合わせはしません。主として情報の提供はぼくの役割ですから、長年のことで、もう訓練はできています。瞬時に、その場で、情報の選択はできます。
 つまりは、事前に三浦秘書からの質問を制限したりしないので、時折、ストレートな質問にコケることがあります。
 わはは。これも放送の醍醐味です。
 そういう突然の質問にも慣れてはいます。

 そして、ぎりぎりのギリギリを模索して、主権者に、できるだけ最善の情報を提供するように、ほんとうに必死でみんな、努力しています。
 よろしければ、ここをどうぞ。いつまでも無償ですべてをご覧になれます。

▼それでもなお、厳しい条件付きでしか、語れない情報があります。
 またぼくと主権者のみなさんが互いの眼を見て、話すというのも、どれほど大切なことか。

 独立総合研究所 ( 独研 ) が創立以来の主義として、寄付金を受け取らないこと、ぼくが議員としての信念に基づき政治献金を1円も受け取らず政治資金集めパーティも決して開かないこと、それらと共通して、独立講演会は、スポンサーを一切、持ちません。だからこそ「独立」の二文字を冠しています。
 ですから、会場を確保し、講演を設営し運営するための資金の一部を、参加者のみなさんから集めます。

 武漢熱のために、その運営が極めて難しくなっていることをほんのすこしブログに書きましたら、「会場を狭くすればいいのになぜ、やらない」という声を複数、ただし少数ですが、頂きました。
 ぼくは、何度も数限りなく申しあげてきたように、4年2か月前の参院選の途中に、独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員を退任しました。
 また創業者株も、議員の任期が始まる前、というより参議院選挙の投票前に、寄付行為にならない時機を選んだうえで、無償で返上しました。
 したがって、独立総合研究所が主宰する独立講演会も、その運営については一切権限がありませんし、何の口出しもしません。
 どうしてこういう問いを、独立総合研究所になさらないで、ぼくになさるのかなと、ちらりとは思いますが、何度何度申しあげても、ご自分の取りたい部分しかお読みにならない、聞かない、見ない、受け取らないのは、もうネット社会の常だと達観しました。
 達観しましたから、いつかは、すべて退 ( ひ ) かせていただきます。
 しかし今は、公務と同様の義務として、続けざるを得ません。

 ですから、運営に介入するのでは決して無くて、「ブログにこういう問い合わせが来ていますよ」と独立総合研究所の関係者にお伝えしました。
 関係者は、口がポカンと開く感じで、「武漢熱の対策のために、とうぜん参加者の距離を取って席を作っています。狭い会場でも、それは同じにせねばなりません。すると、参加者の数がさらに減って、人件費を含む基礎的な収支も成り立たなくなり、赤字を前提に開催している現状も、もう終わりにせねばなりません。そうならないように、会場を変えずに参加者だけ減らして、必死に支えています」と話していました。

▼全体として、果たして維持、継続できるのかとは思います。
 しかし前述のように、そうした見通しについても干渉しません。ぼくとしては、発信できる場があれば、淡々とそれに臨み、こゝろと志のある主権者の期待に応える試みと、独研のみなさんの努力に応える試みを続けるだけです。

 維持、継続ができるのかという課題は、同じく厳しい条件下で、水面下情報を精確な文字情報でお伝えする東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) にもあります。
 武漢熱による経済悪化で、法人会員がどんどん、こぼれているようです。
 しかしこれも、独立総合研究所の主宰ですから、ぼくとしては、書ける場があれば、淡々と書くだけです。最善の情報を最善の文章で届けることを続けます。 ( 関心のある方は、ここを見てください )

▼久しぶりに関西で開催できる独立講演会@神戸は、申し込み〆切がもう明後日の9月15日の午後一時に迫ってしまいました。
 武漢熱で延期になっていた第102回を、感染症対策を施したうえで、実施します。
 よろしければ、下掲をどうぞ。

第102回 独立講演会@神戸 (2020年 10月 3 日 : 9月15日(火)13時までお申込み受付中!)

講演日】2020年10月3日(土)

【スケジュール】
第1部
受付:13時00分~13時45分
開演:13時45分~15時45分
 会場内消毒
第2部
受付:16時15分~17時00分
開演:17時00分~19時00分
※1部・2部入替制。コロナウイルス対策の為、講演時間は正味2時間で行います。
【会場】
神戸芸術センター 芸術劇場(指定席)
神戸市中央区熊内橋通7-1-13
神戸市営地下鉄・JR山陽新幹線『新神戸駅』より徒歩5分
詳しくは、こちらをご覧ください。
【受講料】
一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円(税込)
【申込期間】
2020年8月31日(月)正午~ 2020年9月15日(火)13時
※申込期間内のみ、お申込みを受付致します。
【申込方法】
「申込フォーム」ボタンをクリックし、リンク先のページよりお申込みください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月11日の金曜の午後、国防議連(2020-09-13 12:14:44)

2020-09-13 13:16:22 | On the Road

▼総裁選が間近に近づくなかで、自由民主党の本部では、この日も国防議連が開かれました。
 9月11日の金曜の午後です。週明けの月曜14日が、総裁選です。
 今回も「出る人は出る」、つまり総裁選があろうが安全保障や外交をめぐる会合には、限られた議員だけが参加しています。
 たとえばアメリカの政界で安全保障と外交は、票に直結しますが、日本では真逆です。


▼この日の会合は、ぼくの信頼する伊藤俊幸・元海将 ( 写真の真ん中 ) がお見えになり、まず講演されました。
 ぼくは、この伊藤さんと防衛官僚の双方に、突っ込んだ質問をしました。国防議連に来る議員は、専門知識のあるひとも多いですから、遠慮しないことにしています。
 伊藤さんと防衛省からそれぞれ提供された資料を仔細に点検しつつ、お聞きしました。

 その中身は、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で紹介しますが、重大なポイントのひとつは、すくなくとも中国とロシアの両国はすでに、極超音速 ( ごくちょうおんそく ) で大気圏外から滑空してくるミサイルを実戦化しつつあり、それに核弾頭を積むという新しい脅威が生まれていることです。
 アメリカも、こうしたミサイルを開発していますが、核は積まない予定です。
 日本も、極超音速の防衛装備を開発します。 ( 蛇足ながら、現在では、積む積まないではなく核は持っていませんから通常弾頭です )
 さぁ、日本の持つこの防衛装備の実効性、日米同盟の新しいあり方、重大事そのものです。


▼日本の政 ( まつりごと ) を変える最善の早道は、主権者の変化です。
 主権者のみなさんが祖国の安全保障と外交をまず、あらゆる国会議員に聞いてくる、それがどんな国政選挙でも票に直結する社会になれば、この国防議連も、これまでの互いに顔なじみの顔ばかりではなく、人の山、議員の山になるでしょう。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電話作戦、再開(2020-09-13 09:58:22)

2020-09-13 11:08:19 | On the Road
▼総裁選を明日に控えた日曜の朝に、思うこと。

 にんげん、努力すればするほど、努力によっていわば次元が高くなればなるほど、最後は意外なほど、精神のあり方(スポーツの言い方だと、カタカナで申し訳ないけど、メンタル)に左右されるということを、学生時代から社会人の今に至るまで痛感してきました。

 国会に出てからの4年2か月、ほんとうは安倍晋三内閣総理大臣との直交渉をひとつの軸として、行動してきました。
 そこから、いわば派生して官房長官とも直交渉があり、また政治記者時代からの人脈を活用しての現職閣僚らとの直交渉があり、さらに経済記者時代の人脈も含めて官僚群との日々の交渉があります。
 そのとき、歴史に名を残すような人でも、最後はメンタルだなぁと実感することが多かったのです。



▼そう言うぼくは、どうか。
 実務者ではなく論評する立場だった記者時代の18年9か月ですら、歴史に残る特ダネを獲得するかどうかの瀬戸際では、メンタルが鍵でした。
 そのメンタルの壁をみずから作って失敗した、それまでの努力を一瞬で無にした事実も、小説化して描いたのが、「平成紀」(幻冬舎文庫)だったわけです。
 この小説のメインテーマではありませんが、大事な要素のひとつでした。
 その失敗場面とは、昭和天皇が崩御された直後、総理官邸の廊下の場面ですね。




▼さて、安倍総理の辞任表明があり、そして総裁選が近づくにつれ、ぼくの魂深くの鬱屈は深まりました。
 祖国を甦らせるための、ぼくなりの考え、具体策、信念と食い違うことばかりが起きるからです。
 普段からこうした奥深い鬱屈は実はたくさん抱え込んでいるわけですが、普段はそれに左右されることがありません。
 しかし、ここ数日は、この鬱屈が動きを鈍くしていました。
 今朝、「最後はメンタル」という、おのれの言葉をみずからもう一度、胸に刻んで、まずは電話作戦を復活しました。
 電話を難しい相手に掛ける、あるいは話しやすい相手でも難しい問題について掛ける、それは即座に動くことができるという利点がある半面、相手の方々の事情、情況が分からないので、非常に掛けづらいということがあります。
 だから留守電になったら、いくらか安心します。
 相手の方が、ご自分の都合に合わせて掛け直すことができるかも知れない、できる、ではなくて「できるかも知れない」どまりだけど、相手の日常に勝手にいきなり割り込むよりはマシです。

 しかし、ほんとうは掛ける前に、胸が潰れます。
 もう一度言うと、相手の情況が分からないからです。こういう電話の相手方というのは、日曜だろうが何だろうが暇なはずは無いし、もしも暇なら、それは唯一の貴重なリラックスタイム、休息の時ですから、余計に具合が悪い。

 それを承知で、今朝から電話作戦を再開しています。
 まずは電話で、すこしでもじりじりと事態の改善に努めるほかありませぬ。
 同時に、おのれの無力に、内心で頭を抱える思いです。
 ぼくらが少数派であるという事実は重いです。護る会(日本の尊厳と国益を護る会)は衆参の国会議員60人を集めています。それでもなお、少数派なのです。

 おしまいに、本音中の本音を申しあげます。

 敗戦から75年の日本の多数派って、ほんとうに、おかしいよ。

 考えてることも、やってることも、おかしいぞ。
 世界を自分の足で歩いて現実を見てください。その現実から立ち現れるにんげんの真実を、まっすぐに見てください。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする