功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

いずれも、外れたら、みなみなさまに深く頭を下げて、ごめんなさいを申しあげるしかありません。(2020-11-01 17:40:56)

2020-11-01 20:20:50 | On the Road
▼日本の主権者が、ぼくと一緒に現場に行く、一緒に現場で考える。
 それを掲げて、いまから9年と4か月ほど前の西暦2011年7月にインディペンデント・クラブ ( IDC ) を発足させました。
 当時のぼくは、独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員です。
 選挙に出るときが来るとは夢にも、思っていない、と言うより記者時代からあった出馬の要請をことごとくお断りしていた時代ですね。

▼その独立総合研究所(独研)を退社し、創業者株も無償で返上したあと、参議院議員となり、4年と3か月半が過ぎました。
 しかしIDCの「主権者と一緒に現場に臨むこと」については、独研から委託され、続行しています。



▼飛び石連休のいわば中日 ( なかび ) 、きょう11月1日の日曜に、そのIDCの集会を京都で行いました。
 実に、IDC集会はこれで第46回を重ねてきました。
 第1回集会は、国会議事堂のゲンバで民主党政権の動きを見ることでした。野田内閣の時代です。ぼくはもちろん議員ではありません。
 そこから始まり、安倍政権下の総理官邸を訪ねて、官房副長官室にて世耕弘成官房副長官 ( 当時 ) とIDC会員がぶっつけ本番で生討論をしたり、自衛隊の基地を訪ねて10式戦車、潜水艦、ヘリ空母をふくむ護衛艦に乗ったり、靖国神社の正式参拝をしたり、集会を重ねてきました。
 そのなかで、京都で伝統芸能を真剣に愉しむ集会もあるのです。

▼記者時代に、伝統芸能を絶えさせないようにと願って、「舞妓さんを全国から公募へ」という記事を書きました。全国の地方紙に一斉掲載され、社会面トップともなりました。
 関係者のみなさんによると、これが現在も、舞妓さんのなり手が絶えないでいる元になっているそうです。
 関係者のかたがたも、たとえば舞台美術家として国際社会で活躍していた女性が、伝統芸能を担っていたお母さんが病気になったのを機に京都に戻り、苦労して苦闘して、支え手になったりしておられます。

▼そこから培った、たいせつなご縁をもとに、京都で日本の伝統芸能に直に、触れあう機会をつくりました。
 このみんなの真剣なまなざし、よき緊張感の溢れるまなざしを見れば、どんな苦労をしてでも、このIDC ( ここです ) も続けよう、独立講演会東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) と共に、独研の生みだした灯火(ともしび)のひとつして続けようと、新しい決意と覚悟も湧きあがってきます。

 今回は京都も武漢熱で悩み抜くなかでの開催でした。
 会場の良心的な料理屋さんのおかみが、終了後に、IDC会員とぼくの前で涙をぼろぼろ零(こぼ)されました。
 ぼくも生涯、忘れることはないでしょう。



▼こうしたIDC集会の時は、必ず、ぼくの講演をも行います。
 今日はその講演を二度に分けて行いましたが、そのなかで、あえての予測をも語りました。
 きょう11月1日は、大阪都構想の投票日と偶然、当たり、また2日後にはアメリカ大統領選挙の投票日と当たりました。
 後者のアメリカ大統領選挙については、すでに「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」第51回放送 ( おととい10月30日金曜にアップ ) にて、トランプ大統領の当選という予測を語りました。
 そして大阪都構想の投票については、否決という予測を、きょうのIDC集会@京都にて、語りました。
 このIDC集会は、11月1日の午前11時45分から開会しましたから、この時点での予測です。正確に言うと、その5分ほど前までに集めた情報に基づく予測ですね。

 いずれも、外れたら、みなみなさまに深く頭を下げて、ごめんなさいを申しあげるしかありません。




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国防議連、岸防衛相に提言(2020/10/30)

2020-11-01 12:38:02 | 産経新聞
 自民党国防議員連盟(会長・衛藤征士郎元衆院副議長)は30日、国会内で岸信夫防衛相と面会し、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の代替策を含む「新たなミサイル防衛に関する提言」を手渡した。



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「韓国の原発が出している放射線量の方が、日本の100倍ですよ」(2020/10/21/ニッポン放送)

2020-11-01 11:21:00 | ニッポン放送
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月21日放送)に自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。福島第一原発の処理水について解説した。

韓国の月城原子力発電所の処理水の放射線量は福島の100倍

青山)韓国は、日本が水を海に出すのはけしからんと言っています。安倍総理は文在寅大統領に、「韓国の原発が出している放射線量の方が、日本の100倍ですよ」と言っているのです。日本は韓国の100分の1です。本当は130分の1なのです。これは韓国の月城原子力発電所のことです。トリチウムは世界中の原発から出されています。日本も再稼働した原子力発電所は、トリチウムが入っている水を普通に出しています。福島だけいけないということは、私は「逆風評被害」だと言っています。漁家の方々がやっと静まったのに、また新たにメディアから「汚染水が海に出た」と言われたら、風評被害が酷くなると漁業者の方が言っているのは正しいです。だからそれを完全に防ぐ努力をしなければいけませんが、大学の先生方の声も国民に届きません。違う声だけ届くのは奇妙な話です。梶山経産大臣が「先送りできない」と言われたのは象徴的な言葉です。安倍政権が先送りしていたことをやっているのです。






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何をおっしゃっているのでしょうか。(2020/10/21/ニッポン放送)

2020-11-01 10:23:00 | ニッポン放送
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月21日放送)に自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。イギリス政府が東京オリンピック・パラリンピックの関係団体などに、ロシアの情報機関がサイバー攻撃を行っていたことを発表したニュースについて解説した。

ロシアの情報機関が東京オリンピック・パラリンピックの関係団体にサイバー攻撃

イギリス政府は10月19日、2021年に延期された東京オリンピック・パラリンピックの関係団体などに対し、ロシアの情報機関がサイバー攻撃を行っていたと発表した。攻撃の具体的な内容、被害については公表されていない。

飯田)ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)がやっていたのではないかということですが、日本政府は反応していません。

青山)あえて反応しないということですね。ロシアの大統領補佐官は「ロシアやロシアの情報機関がサイバー攻撃をしたことはない」と発言しています。何をおっしゃっているのでしょうか。第三次世界大戦は起きていないと思われていますが、サイバー空間では、第三次世界大戦が始まってから何年も経ちます。そのなかで日本はこのままだと、また敗戦国になります。強国なのはロシア、アメリカ、中国、北朝鮮です。



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このよきスタートに舌を巻いています。(2020/10/21/ニッポン放送)

2020-11-01 10:07:00 | ニッポン放送
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月21日放送)に自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。菅総理がインドネシアのジョコ大統領と首脳会談を行ったニュースを受け、菅総理の初外遊となるベトナム、インドネシア訪問について解説した。

あえてアメリカには行かず、ベトナム、インドネシアを訪問先に選んだ菅総理

青山)本音を言うと、このよきスタートに舌を巻いています。菅総理はアメリカに行きませんでした。最近、日本の総理は、就任なさると必ずアメリカ詣でをしていました。安倍総理におかれては、トランプ大統領が就任する前にトランプ詣でをしました。アメリカが大統領選挙の最中ということもありますが、菅総理はあえてアメリカには行かずにアジアを選びました。それも深謀遠慮がこなされています。ベトナムは中国に対して、一見揺れているように見えますが、根っこは反中国家です。まず、そこを選び、はっきりと「南シナ海の秩序を勝手に変えることは許されない」と「中国」の名指しは避けながら言いました。中国は公式に大激怒しています。


人口2億7000万のインドネシアを訪問する意味

青山)その後に行ったインドネシアというのは、これこそ舌を巻く話です。もともとジョコ大統領はどちらかというと中国寄りでしたが、最近変わって来たのです。中国の習近平国家主席は南シナ海で、どんどん南に触手を伸ばして、インドネシアの排他的経済水域には中国の漁船が入っています。尖閣諸島でやっているのと同じように、武装した公船を一緒に付き添わせています。そのジョコ大統領に変化が見られるところに、「スポッ」と行ったわけです。それで円借款です。安全保障分野で海洋進出についても話しました。


ベトナムで防衛装備品の輸出に関する協定に合意

青山)河野大臣がイージス・アショアを中止にして、国防議連の部分が大揉めなのですが、「イージス・アショアの後も日本独自の新しいイージス艦をつくりましょう」と言ったら、防衛官僚で深く頷いている人がいました。菅総理がアメリカに行かずにアジアに行かれたということは、そういう日本の自立への道と関係がある海外出張だと思います。そこを私は僭越ながら評価したいです。

飯田)確かにベトナムでも防衛装備品の輸出についての協定を結ぶという方向で合意をしました。

青山)いいところを見ていますね。

飯田)インドネシアでも外務・防衛閣僚会議を開くことで合意しました。この辺りは……。

青山)実は安倍政権にはよく見えていない遺産があるのです。それは武器も輸出できるようにしたということです。かつては武器輸出三原則があり、禁輸原則でした。でも国内で装備品をつくっているのですから、海外に出すのだけはいけないということは話がおかしいのです。海外の国はみんな侵略国かということになりますから。それを変えて武器を輸出できるようにした。日本がいままでそうしなかったために、ベトナム以外のアジアでは中国が各国の武器体系を握っているという現状がありました。ベトナムだけはかろうじてそうではなかった。だからベトナムに行って武器輸出の話をしたのです。これはディープな話であるとともに、安全保障の根幹の話です。武器なき安全保障は残念ながらあり得ません。



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