功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

野田元総理の追悼演説(2022/10/26)

2022-10-26 22:04:47 | On the Road
(自由民主党本部のホールで開かれたイベントにて。
 左に、当時の安倍総理がいらっしゃるのが分かるでしょうか。
 右端に居るぼくはもう、議員ですから、そんなに昔の写真ではありません。しかし安倍さんはとても若々しく、晴れやかに見えます)

総理大臣も人の子  人には心の綾がある  野田元総理の追悼演説をめぐって

総理大臣も人の子  人には心の綾がある  野田元総理の追悼演説をめぐって

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼先に、「安倍元総理を追悼する国会演説には、野田元総理がふさわしい」と提案したことを、覚えておられるひとが何人もこのブログにコメントをくださって、感心しました。
 なんと、よく覚えておられますね。

▼野田さんしかいないと思った理由のひとつが、あの運命の党首討論です。
 ご存じの通り、当時は現職の野田総理と、野党時代の安倍元総理が国会で間近に向かい合って直接対決に臨みました。
 英国の議会では、よくある光景です。しかし日本では一時期だけ、実行されていました。今は全くやらないですね。

 このとき、安倍さんが露骨に挑発したのに対して、野田さんがあえて受けて立ち「 ( 衆院を ) 解散します。やりましょう」と言い切り、安倍さんがむしろちょっと驚いて虚を突かれたのでした。
 これが結果的には、政権交代に直結し、安倍さんの総理再登板と、その後の長期政権にもダイレクトに繋がったのです。

 旧民主党関係者にとっては、恨み節の漏れるような経緯ですが、安倍さんはほんとうは、野田さんに感謝する気持ちがあったと思います。



▼追悼演説は、同じ党の人間がおこなうのではなく、政敵だった他党の人が行うべき。
 これが、議論の府である国会の健全な常識だと考えます。
 そして安倍さんと議論をしたすべての政治家の中で、上記のとおり、野田さんほど運命的な時間を安倍さんと共有した人は居ません。

▼それと、野田さんの人柄です。
 お世辞を言うつもりはないので、もっと正確に言うと、野田さんという人の「性格の型」です。
『自分が受けて立ってしまったから、政権を喪ったんだ』と思ってはいても、それを表には出さず、表には出さないけど、わずかにはきっと滲ませる。
 そういう性格の人だろうから、語り草になるような深い味わいの追悼演説をなさるだろうと思ったのです。

▼やがて、時間とともに自然な流れとして野田さんが追悼演説をやることになり、そして野田元総理は、その演説の中で、やはり、あの運命の党首討論を再現なさいました。

 昭恵さんが仰ったとおり、安倍さんは、喜んでおられると思います。




▼不肖わたしが提案していたことなど、世のほとんどのひとは知りません。
 それでいいのです。
 議員となって7年目、仕事の多くはこのように、ひとに知られることがありません。
 当然です。
 交渉とは、人知れず行ってこそ、実るものだからです。

 この地味なブログを読んだひとのなかで、覚えていた人がいてくださる。
 光栄至極です。
安倍元総理への追悼演説についての意見、あるいは個人的感慨

安倍元総理への追悼演説についての意見、あるいは個人的感慨

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は今夜も、新しい放送をアップしています。
 あろうことか、同盟軍のアメリカ軍が日本海を名無しの海にしてしまっているという、わたしたちが向かい合わねばならない現実を、ここで話しています。



 それから、18歳の日本男子が「中国がミサイルの照準を日本に合わせているって、ほんとうですか」と問うのに対して、この数十秒で答えています。





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青山千春博士のクルーズ講演(2022/10/26)

2022-10-26 16:40:28 | On the Road
▼ずっと前に一度、お知らせしたと思いますが・・・
 青山千春博士は、ことし12月半ばから来年1月末まで、50日近いロングクルーズとして「にっぽん丸」に乗船します。
 ただし、ふだんの海洋資源調査の航海とまったく違って、船内で、一般の乗客のかたがたに講演をするための乗船です。

▼本人によると、講演の中身は、以下のようです。

青山千春博士 ( 東京海洋大学特任准教授 ) のクルーズ講演が迫ってきました

青山千春博士 ( 東京海洋大学特任准教授 ) のクルーズ講演が迫ってきました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▽日本がメタンハイドレートだけではなくレアアース、コバルト・リッチ・クラスト、マンガン団塊、金銀銅を含有する熱水鉱床などの重要資源を、その海に抱擁していること。

▽それらを、「日本は資源の無い国だ」という思い込み、いや、刷り込みと格闘しながら、実用化し、日本を資源を持つ国にし、それによって発言力を格段に増して、たとえば拉致被害者の救出から全国民の安全まで確保できる強靱な国にする努力が続いていること。

▽その努力を可能にする、新しい日本女子の生き方を、家族と共に貫いていること。

・・・といっても堅い話ではなく、柔らかく、面白く、なまなましく話していくようです。

▼クルーズは、2022.12.15(木) ~ 2023.01.31(火)の48日間です。
 横浜の港から出発して、マダガスカルまで行って反転、横浜の港へ帰ります。
 すべての船旅への参加だけではなく、途中から乗船して途中で下船するといった部分参加も可能、それぞれを募集しているとのことです。

 青山千春博士の話では、以下のサイトが解禁になったそうですから、行けるかも知れない方も、行けそうにない方も、楽しんでご覧くださればと思います。

▽全体のデジタルパンフレットは、これです。

▽モーリシャスクルーズ ~インド洋を巡る楽園の船旅~の情報はこれです。

▼青山千春博士は、このロングクルーズ講演を元にして、新しい本を出す予定です。
 題して、「女よ、大志を抱け」・・・良いタイトル !


青山千春博士の講演付きクルーズ  大航海です

青山千春博士の講演付きクルーズ  大航海です

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

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外務省に問いました。(2022/10/26)

2022-10-26 12:42:29 | On the Road
( 杉田水脈代議士が、気づかないうちに撮ってくださいました )

ひとつ前のエントリーにある今日10月26日朝の外交部会で、外務省に問いました。

▽中国共産党大会の直後に開かれた軍事委員会の人事について、外務省は「習近平国家主席の幼なじみの軍人が、年齢制限を超えて、副主席に留任したことが注目点だ」と説明した。
 それは、違うと考える。
 台湾を含む「東部戦区」の何衛東司令官が副主席に昇格したことこそ、真の注目点だ。

▽共産党大会での胡錦濤・前国家主席の退席は、どう見ても、強制退去であり、習近平国家主席への抵抗を封じられたと見える。
 外務省の見方は ?

▽スナク英国新首相についてー

・親中派なのか、違うのか。
・「労働者階級に友だちは居ない」という発言の真意を外務省はどう見る。
・緊縮財政をやる懸念がある。どう見ているか。

中国共産党大会のあとの軍事委員会の人事は、台湾侵攻が近いことを物語るのか

中国共産党大会のあとの軍事委員会の人事は、台湾侵攻が近いことを物語るのか

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼これらの問いに対する外務省の答弁ぶりを含めて、次回の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録でやります。
 その次回収録、11月1日火曜は、産休中だった三浦麻未公設第一秘書がキャスターとして復帰します !
( 学生インターンのおふたりも、みなさんに好かれているので、引き続き、登板します )

▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」はゆうべ、「日米同盟に、韓国の工作などが影響して未知の危機が生まれている」というショッキングな事実を指摘する第417回放送 ( これです ) をアップしています。



 また、数十秒で本質を突くショート動画は、「中国製のスマホは危険か」という問いに答えています。 ( これです )





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8時からの「外交部会・外交調査会合同会議」(2022/10/26)【速報版】

2022-10-26 08:52:02 | On the Road
▼きょう10月26日水曜も、朝7時台に自由民主党本部に入り、8時からの「外交部会・外交調査会合同会議」に参加しています。
 臨時国会が始まってから、ほぼ毎日、朝7時台に国会周辺に来ています。毎日、夜が遅いと言うか、夜 → 未明 → 夜明け → 朝と繋がったままなので、ま、何時に自宅を出ようがキツイことは同じなのですが、こうやって早朝の出発が続くと、心理的にややタイヘンです。

▼写真は、外交部会の開会直前ですが、堀井巌外交部会長 ( 護る会メンバー ) と、平場にはぼくしか居ませんでした。

外交部会の存在意義をさらに高めねばなりませぬ

外交部会の存在意義をさらに高めねばなりませぬ

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

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