派閥全廃を掲げる自民党有志の議員連盟「政治変革会議」は16日、党本部で渡海紀三朗政調会長に要請文を提出した。政策活動費の原資や使途を明らかにし、党に強力な監査機関を新設するよう求めた。
要請文は「派閥全廃は党変革の前提だ」と訴えた。政治資金規正法の改正や政党に関する基本ルールである「政党法」の制定を唱えた。そのうえで自民党として「新政治改革大綱」を策定するよう主張した。
青山繁晴代表は会談後、記者団に「渡海氏の考える党改革と要請文の方向性は同じことが確認できた」と話した。和田政宗氏ら15人が参加する。