ユリの花は、6枚の花弁と思われがちだが、これは、3枚の花弁と3枚のガク片で形成されている。
ランの花が、一番高等な花といわれており、かなりこれに近い形である。
ランの場合は、3枚のガク片と3枚の花弁で形成されているが、3枚の花弁のひとつがリップ
と呼ばれる独特の形をしている。あと子房の位置もユリは、子房上位、子房は花の中にあり
ランは、子房下位で花の下にある。ヒガンバナ科は、子房下位で、ユリよりランに近い形態であるが
ランの場合ずい柱と言って雄しべと雌しべがくっ付いたような器官が存在する。
リンネの植物分類では、花の形で分類されるのでこういった形態的特長は重要なのである。
ランの花は独特だし、千差万別でこれはないだろという花まであって、好事家を喜ばせたりする。
パプアニューギニアの高地には、これでもかと言わんばかりの美花、珍花が沢山ある。
ランマニアの私には、天国のような場所だった。
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