3月3日(水)公共等総合管理特別委員会が開催され、新庁舎の工事請負契約の議案が
全員賛成で可決されました。
事業者の選定については公募型プロポーザル方式で綜合評価点78.20点(100点満点)
の竹中・石元・セット設計特定建設共同体が優先交渉権者に決定しました。市内
企業との連携での評価が10点中10点で他の事業者と差をつけていました。
提案金額は89億1677万7000円で市の上限金額99億800万から約10億円下回って
いますが、上限金額から10%下げると評価が10点中10点になるからだそうです。
10億円も減額できる理由を聞きましたが、技術提案とコロナの影響で資材等が
値下がりしているためだそうです。
延床面積は20.518㎡です。
匿名の手紙が議員全員に届けられ、事業者選定審査委員会の委員2名の氏名が所属
する大学のホームページで公開されていたことが問題になりました。
市としては発覚後、全委員の方に聞き取りをして情報が外部に漏れていることは
ないとの説明がありました。
最近は大学でも社会貢献などを広くアピールする必要があり、地方自治体の附属
機関の委員などは積極的にPRしているそうです。
国のPFI事業などでは委員名を公表するのが世界的な流れになっているそうです。
人事は密室で決めるのは好ましくないという風潮とも関係あるのでしょうか?
先日のオリンピック組織委員会の会長決めでも密室と批判されていましたね(-_-;)
私は人事は非公開というこれまでの慣行に特に異論はないですが、時代は変化して
いるんだなぁと思いました。
今回の件は人事とは違いますが、事業者選定の審査は非公開になっています。
委員の氏名も市は公表しません。
選定後、委員名とおおよその経過についての報告があります。
公平・公正に審査が行われているならば公開しても差支えないとも思いますが、
なかなか難しいところですね(-_-;)
委員名を公表すると事業者からの働きかけがあるとのことから非公表です(-_-;)
世界的にはどうなっているのか知りたいですね。