ポストをのぞいたら、大きな「ゆうメール」が入っていました。
中身には心当たりがありましたが、ダンボール箱梱包で来ると思っていたので、
昔ながらの小包梱包にちょっとビックリ。
楽しみにしていた中身はコレ!
知る人ぞ知る、北海道いわた書店さんの「一万円選書」です。
書店から送られてくる自己カルテに、今までに読んだ本、家族構成や思い出、夢ややりたいこと、
心に残った事ナドナドを書き込んで返送すると、
店主の岩田さんがカルテを見ながら、その人の為に1万円分の本を選んで送ってくれるというサービスです。
そして私の為に選んで下さった本がコチラ。
この中の『昨夜のカレー、明日のパン』は、私の読みたい本リストの中に入っていましたが、
他の本は見事に知らないタイトル、自分では選びそうにない本ばかりでした。
でも、どれもとっても面白そう!
以前の日記、「図書館は悪いのか」の中で、
今までと同じ方法で本を売ろうとしても売れないだろうと書きました。
北海道の砂川市の本屋さん、「いわた書店」さんも、数年前までは閉店の危機におびやかされていたようです。
けれど、1人の為に本を選んで送るという「一万円選書」サービス。
これがメディアで取り上げられ、今は全国から注文が殺到し、
ついには全てを受けきれず抽選となったという盛況ぶり。
地方の個人経営の書店にとって、1回1万円の注文がコンスタントに入ってくるというのは悪くないと思うのですが、これはまさにアイデアの勝利と言えるでしょう。
送られてきた荷物の中には、店主のメッセージが入っていました。
A4サイズに打ち出された1枚の飾り気のない礼状。
半分は書店のホームページに掲載されている文章と同じですが、
後段には書店経営の苦しさと喜びに溢れた思いがつづられ、送られてきた本を今一度、愛しい気持ちで見つめました。
岩田さん、ありがとうございました。
そして今年も半分が終わってしまいましたね。
早いです。
今日の日記は読書関係一色で。
1月から6月までに読んだ本は36冊でした。
上半期勝手にベスト5。
1位: 『羊と鋼の森』 宮下奈都
2位: 『また、同じ夢を見ていた』 住野よる
3位: 『ハードボイルド・エッグ』 荻原浩
4位: 『残り全部バケーション』 伊坂幸太郎
5位: 『おしまいのデート』 瀬尾まいこ
今日も暑くなりそうですね。
皆様もどうぞご自愛下さい。
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