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ゼルダの伝説 スカイウォードソード 時間関係のミニ考察

2013-08-13 12:38:00 | ノンジャンル
軽くネタバレ含みますのでご注意を。


スカイウォードソード、我が家でプレーしていた友人も無事にラスボスを唐オ一段落です。

ここで、話題になった事をひとつ取り上げてみます。
今作、時の扉を通って過去に行くという時のオカリナ以来の時代ワープがあります。

時オカプレーヤーにとってはかなり熱い展開。BGM含め。
ただ、当然気になるのは、「時代が変わってしまう」という事ですよね。
時代ワープものには付き物の問題です。

時のオカリナの際には、実際にガノンドロフが時代を変えてしまい、そこから平和を取り返すお話でした。
しかし、今回はちょっと趣獅ェ違います。平和を守り切る、というものです。


現代において封印されしものを唐オ、復活を阻止したリンク。
激昂してゼルダをさらい、時の扉を通って過去に向かうギラヒム。目的は、封印されしものを過去において復活させる事。

はい、ここで問題が発生します。
ギラヒムが過去に戻った後、現代を散策すると、「何も変わっていない平和な大地」が広がっています。
もちろん、リンクがギラヒムを追いかけて過去に向かう前のお話です。

つまり、ギラヒムは封印されしものの復活に「失敗」したという事が前提になっているわけです。
でも、リンクが過去に向かってギラヒムを唐ウなければ、もちろん現代はもっと交配した、魔物の世界に成り果てているはずです。

これはどういう事でしょうか。

「お前は絶対に負けないから、安心して行っておいで」という神の思し召し、というのは確かに一説あります。

でも、今回るとすわは、シュレーディンガーの猫説を提示したいと思うんです。
今回のゲームの印象では、過去と現代は線条的、直線的な繋がりとして捉えるよりも、パラレルなものとして捉えるべきだ、と。その方が設定として熱い、と。
どういう事か。

つまり、時の扉を開通させる事で、過去と現代は一旦時代の前後関係を離れ、並行的な次元に置かれる、と仮定します。
そして、時の扉破壊と共に、再び直線上の繋がりに戻る、というわけです。

まだ分かりにくいですよね…
リンクが過去に行ってギラヒムを唐キまでは、未来は悪か善か分からない、シュレーディンガーの猫状態に置かれる、と考えます。
未来は一旦、過去が悪に変わる前の平和な現状のまま保留になっていて、もしリンクが過去の世界に行ってギラヒムを唐ケばそのままの平和な時代になり、もしリンクが負けたら、時の扉がなくなった瞬間に過去の出来事が現代に反映され、魔族が支配する世界が当たり前のようになっている。

こんな感じです。

ただ、これだと過去に植えた苗が現代育ち切ってるのが説明出来ないんですが…
そこは、時間を司るものにとって確定的なものは直線的な時代に沿って進むが、時間を司るものにとっても、リンクと封印されしものの勝敗は判断出来る範囲を超えていた、というゴリ押しでいいんじゃないでしょうか(
なんか神みたいな人格を仮定しているようですが、なにせ神の命をかけて戦っていますのでね。
時のオカリナの時は、もう少し小さな(?)人対人の争いだったため、直線的な時代推移になったのではないでしょうか。

何より問題なのは、こんな事に時間を割いている自分自身、なのかもしれませんがね!