物価の上昇している最近はため息ばかりであるが、テレビで節約の話をしているのを見て思い出したことがある。
あれは、担任の先生からして思い起こせば小学校4年生のことだと思う。
一ヵ月の予算を作るという授業があった。4年生でやるかなと思うが、簡単なものだったのだろう。
金額を提示されて、その中で各費目に割り振っていくというものだった。
私は、今でいうなら予備費なのだが、その時どういう名目にしたかはわからないが、とにかくそういう予備をとった。予備費と言う言葉を知っていたかな?
知っていたら使っているだろう。
其処はどうでもいいのだが、先生は「これは駄目、何かに当てはめなさい」というばかり。私は、それでも足りなくなった時の予備とか、予期しない出費があったときのためと説明するが、それは駄目の一点張りだった。
あれは未だに私としては不服だ。予期せぬことが起るかもしれないのが<この世の当たり前>ではないか。
現在の家計でも少しばかりの余裕を残し予備費にして、残があれば「良かったー」と次月へ繰り越すなり預金にしてもいいと思う。
この考えは駄目なのかな~
70年近く経った昔の思い出だが、いまだに釈然としない。
あの先生はどうなさってるかな、母と同年代だったから、どうかな~と思いつつ、あぁやはり釈然としない。
因みに現在の私の家計簿は予算を立てるなんて、おこがましい。出たとこ勝負の今日の支出を書くだけで残額がお財布と合ってるか確かめるだけだ。収入なんて年金のみ。至極簡単でありまする。
そんな昔を思い出した昨日の一日だった。肩が凝ったので花見て一服しましょう。友人が育ててる胡蝶蘭です。
ではまた、お会いしましょう