こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
今月11日に、中1と中2のチャレンジテストがありました。このテストに関しては、ブログで何度も書いてきましたが、どう考えても早く廃止にした方がいいなと思います。
チャレンジテストというのは、簡単に言うと「子どもたちの学力を正当に評価するため」のテストです。大阪の公立高校の入試では、内申点と本番のテストの合計点数で合否が決まります。内申点は中学校の先生が生徒のテストの結果や提出物、授業態度など総合的に判断し1~5点の点数を各科目つけます。内申点と本番のテストの合計で合否が決まるわけですから、この内申点が合否を左右するものであることは確かです。
定期テストや実力テストは中学校によって、その問題は異なります。ですから、難しいテストもあれば簡単なテストもあります。各中学校でバラバラのテストを受け、そして各学校の先生が評価をつけます。そのような条件でつけられた点数が公平なものかどうかといわれれば、決して公平ではないと言わざるを得ません。先生によって評価の仕方も異なるでしょうし、学校全体のレベルによっても変わってきます。そういった学校間の格差をできるだけなくそうと導入したのが、このチャレンジテストなんです。
私は以前にも書いたように、こういった制度を導入することに関しては基本的には賛成なんです。やはり子どもたちの進路を左右する受験というものが、運不運などではなく、できるだけ公平な評価で決められるべきだと考えているからです。しかし、やはりこのチャレンジテストが良い方法だとは思えません。
1年間子どもたちが定期テストや提出物などで頑張ってきたことが、このチャレンジテストのたった1回の結果で変わるかもしれない、チャレンジテストには含まれない副教科の内申点もチャレンジテストの結果で変わる可能性があること、そしてチャレンジテストの内容が中学校の定期テストで出題されるような、また本番の入試ともまた方向性の異なるような問題が多いこと、チャレンジテストを受けていない子どもも多くいること、子どもたちや保護者の方々にチャレンジテストの影響をきちんと説明できていないことなど、数え上げればきりがないほどチャレンジテストには欠点が多くあります。
ただ、これは私が教育委員会などのホームページでチャレンジテストの仕組みを読んだ感想であり、また私と同じように、チャレンジテストに反対している人たちとの会議で思ったことですので、もしかしたら私が勘違いしていて、もっと深い狙いがあるのかもしれません。
私はこのブログで何回も書いてきているように、考えが偏ることなく、そして決めつけることなく頭を柔軟にしなければなりません。このチャレンジテストの件については、私はずいぶんと偏ってしまっていたかもしれません。なぜなら、このシステムを作った人たちの意見を聞いていないからです。批判をする前に、この人たちの意見を聞かないとフェアではありませんよね。一方の言い分しか聞いていないのですから。
そこで、できるだけ早い段階でチャレンジテストのことについて、聞いてみたいと思います。以前、電話で少し尋ねてみたのですが、あまり詳しくは教えていただけなかったので、また近いうちにお話をお伺いさせてもらおうと思っています。お忙しい中で、私のような個人塾にいちいち対応している時間はないかもしれませんが、子供たちや保護者の方々がこの受験制度を理解できていないというのは、大きな問題です。受験生はもちろん、中学生の多くは不安がっています。その不安を少しでも軽くできるよう、チャレンジテストのことを細かく教えてください、よろしくお願いします。
チャレンジテストの制度を採用した方々の意見を聞いた上で私が考えたことなどを、またここで書きたいと思っています。
ONE-SのHP
今月11日に、中1と中2のチャレンジテストがありました。このテストに関しては、ブログで何度も書いてきましたが、どう考えても早く廃止にした方がいいなと思います。
チャレンジテストというのは、簡単に言うと「子どもたちの学力を正当に評価するため」のテストです。大阪の公立高校の入試では、内申点と本番のテストの合計点数で合否が決まります。内申点は中学校の先生が生徒のテストの結果や提出物、授業態度など総合的に判断し1~5点の点数を各科目つけます。内申点と本番のテストの合計で合否が決まるわけですから、この内申点が合否を左右するものであることは確かです。
定期テストや実力テストは中学校によって、その問題は異なります。ですから、難しいテストもあれば簡単なテストもあります。各中学校でバラバラのテストを受け、そして各学校の先生が評価をつけます。そのような条件でつけられた点数が公平なものかどうかといわれれば、決して公平ではないと言わざるを得ません。先生によって評価の仕方も異なるでしょうし、学校全体のレベルによっても変わってきます。そういった学校間の格差をできるだけなくそうと導入したのが、このチャレンジテストなんです。
私は以前にも書いたように、こういった制度を導入することに関しては基本的には賛成なんです。やはり子どもたちの進路を左右する受験というものが、運不運などではなく、できるだけ公平な評価で決められるべきだと考えているからです。しかし、やはりこのチャレンジテストが良い方法だとは思えません。
1年間子どもたちが定期テストや提出物などで頑張ってきたことが、このチャレンジテストのたった1回の結果で変わるかもしれない、チャレンジテストには含まれない副教科の内申点もチャレンジテストの結果で変わる可能性があること、そしてチャレンジテストの内容が中学校の定期テストで出題されるような、また本番の入試ともまた方向性の異なるような問題が多いこと、チャレンジテストを受けていない子どもも多くいること、子どもたちや保護者の方々にチャレンジテストの影響をきちんと説明できていないことなど、数え上げればきりがないほどチャレンジテストには欠点が多くあります。
ただ、これは私が教育委員会などのホームページでチャレンジテストの仕組みを読んだ感想であり、また私と同じように、チャレンジテストに反対している人たちとの会議で思ったことですので、もしかしたら私が勘違いしていて、もっと深い狙いがあるのかもしれません。
私はこのブログで何回も書いてきているように、考えが偏ることなく、そして決めつけることなく頭を柔軟にしなければなりません。このチャレンジテストの件については、私はずいぶんと偏ってしまっていたかもしれません。なぜなら、このシステムを作った人たちの意見を聞いていないからです。批判をする前に、この人たちの意見を聞かないとフェアではありませんよね。一方の言い分しか聞いていないのですから。
そこで、できるだけ早い段階でチャレンジテストのことについて、聞いてみたいと思います。以前、電話で少し尋ねてみたのですが、あまり詳しくは教えていただけなかったので、また近いうちにお話をお伺いさせてもらおうと思っています。お忙しい中で、私のような個人塾にいちいち対応している時間はないかもしれませんが、子供たちや保護者の方々がこの受験制度を理解できていないというのは、大きな問題です。受験生はもちろん、中学生の多くは不安がっています。その不安を少しでも軽くできるよう、チャレンジテストのことを細かく教えてください、よろしくお願いします。
チャレンジテストの制度を採用した方々の意見を聞いた上で私が考えたことなどを、またここで書きたいと思っています。
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