こんにちは。堺市にしくの上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
1.2年生の学年末テストが始まっています。まだまだ受験というものが具体的に見えていないため、目標をどこに置くのかで大きく勉強に対する姿勢が左右されます。
大阪の以前の公立高校の受験制度では、内申点は3年生時のみの評価でした。極端にいうと、1.2年のテストの結果がどれほど悪くても、3年生の成績がよければ、最高の内申点をもらえることが可能でした。ですから、1.2年生時はクラブや遊びが中心で、勉強はテスト前だけサラッとし、3年生になってから本気で頑張るという子が多かったです。
私も3年生になるまでは、それなりの勉強はしていましたが、副教科なんて勉強したこともありませんでしたし、定期テストは1週間前になってから、慌てて対策を始め、テスト前日は毎回徹夜でした。ですから、社会などの暗記科目はテストが終われば、サクッと忘れてしまいますので、範囲の広い実力テストでは、さっぱりの点数になってました。
そんな状態でしたが、2年生の終わりにクラブをやめ、進学したいと思える高校が見つかったので、そこからはほぼ毎日勉強するようになりました。多いときは10時間ほど勉強したこともありましたが、これほど集中して勉強できたのは、「この高校に絶対に合格したい!」という明確な目標ができたこと、そしてもう1つは、本気で勉強した期間が1年間、正確にはハードに勉強した期間は夏休み以降の約半年間だけだったことが大きいです。
同じモチベーションで、同じ勉強量を3年間続けろと言われても、まず無理だったでしょう。続けることができる人はいるでしょうが、大部分の人は途中で息切れしてしまうと思います。
今の中学生は、高校受験の制度が変わり、1年生からの内申点が受験に反映されます。ですから、トップ校に合格するための内申点をとるためには、3年生からではなく、1年生からある程度ガッツリとした勉強をしなければなりません。5教科だけでなく、副教科も当然勉強しなければなりませんし、課題も手を抜くことなくしなければなりませんし、その上クラブ活動も評価の1つとなりますので、一生懸命しなければなりません。そういった意味では、今の中学生はとてつもなく忙しく、とてつもなく大きなプレッシャーの中で学校生活を送っているのです。
人間3年間も頑張り続けるのは難しいですし、まだ12〜15歳の子どもですので、なおさらです。
1年生の時から、限界ギリギリのことを続けてしまって、最も大切な3年生になって息切れしてしまっては、あまりにも残念です。
この制度を導入したことにより、学力が上がったわけでもありませんし、学級崩壊などが減ったわけでもありませんから、早く元に戻すべきだと考えていますが、今の制度の中で頑張っているこどまたちを、なんとかサポートしたいと思っています。
高校という大きな目標ではなく、何か小さな目標を生徒1人1人と一緒に考え、それを目指して勉強していくこと、勉強は楽しいものではないけれど、決してそこまで面白くないものではないこと、うまく時間を使えば遊ぶ時間もたくさんできること。こういったことを子どもたちに伝えていき、少しでもストレスを感じないで勉強できる環境を作ってあげたいですね。楽しいと思えたり、前向きな気持ちになるだけで、勉強の効果はずいぶんと異なってきますので、楽しさを与えることを忘れずに指導していきたいと思います。もちろん学力を上げるために勉強をしていくのですが、どこかホッと落ち着くような、ここに来るのが楽しいと思ってもらえるような、そんな場所にしていくのが理想です。
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1.2年生の学年末テストが始まっています。まだまだ受験というものが具体的に見えていないため、目標をどこに置くのかで大きく勉強に対する姿勢が左右されます。
大阪の以前の公立高校の受験制度では、内申点は3年生時のみの評価でした。極端にいうと、1.2年のテストの結果がどれほど悪くても、3年生の成績がよければ、最高の内申点をもらえることが可能でした。ですから、1.2年生時はクラブや遊びが中心で、勉強はテスト前だけサラッとし、3年生になってから本気で頑張るという子が多かったです。
私も3年生になるまでは、それなりの勉強はしていましたが、副教科なんて勉強したこともありませんでしたし、定期テストは1週間前になってから、慌てて対策を始め、テスト前日は毎回徹夜でした。ですから、社会などの暗記科目はテストが終われば、サクッと忘れてしまいますので、範囲の広い実力テストでは、さっぱりの点数になってました。
そんな状態でしたが、2年生の終わりにクラブをやめ、進学したいと思える高校が見つかったので、そこからはほぼ毎日勉強するようになりました。多いときは10時間ほど勉強したこともありましたが、これほど集中して勉強できたのは、「この高校に絶対に合格したい!」という明確な目標ができたこと、そしてもう1つは、本気で勉強した期間が1年間、正確にはハードに勉強した期間は夏休み以降の約半年間だけだったことが大きいです。
同じモチベーションで、同じ勉強量を3年間続けろと言われても、まず無理だったでしょう。続けることができる人はいるでしょうが、大部分の人は途中で息切れしてしまうと思います。
今の中学生は、高校受験の制度が変わり、1年生からの内申点が受験に反映されます。ですから、トップ校に合格するための内申点をとるためには、3年生からではなく、1年生からある程度ガッツリとした勉強をしなければなりません。5教科だけでなく、副教科も当然勉強しなければなりませんし、課題も手を抜くことなくしなければなりませんし、その上クラブ活動も評価の1つとなりますので、一生懸命しなければなりません。そういった意味では、今の中学生はとてつもなく忙しく、とてつもなく大きなプレッシャーの中で学校生活を送っているのです。
人間3年間も頑張り続けるのは難しいですし、まだ12〜15歳の子どもですので、なおさらです。
1年生の時から、限界ギリギリのことを続けてしまって、最も大切な3年生になって息切れしてしまっては、あまりにも残念です。
この制度を導入したことにより、学力が上がったわけでもありませんし、学級崩壊などが減ったわけでもありませんから、早く元に戻すべきだと考えていますが、今の制度の中で頑張っているこどまたちを、なんとかサポートしたいと思っています。
高校という大きな目標ではなく、何か小さな目標を生徒1人1人と一緒に考え、それを目指して勉強していくこと、勉強は楽しいものではないけれど、決してそこまで面白くないものではないこと、うまく時間を使えば遊ぶ時間もたくさんできること。こういったことを子どもたちに伝えていき、少しでもストレスを感じないで勉強できる環境を作ってあげたいですね。楽しいと思えたり、前向きな気持ちになるだけで、勉強の効果はずいぶんと異なってきますので、楽しさを与えることを忘れずに指導していきたいと思います。もちろん学力を上げるために勉強をしていくのですが、どこかホッと落ち着くような、ここに来るのが楽しいと思ってもらえるような、そんな場所にしていくのが理想です。
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