こんにちは。堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
小学生や中学生のとき、友達と一緒にいて「あれ?」って思ったことはありませんか?
たとえば、私の場合は「先生にだけでなく、友達にもきちんと挨拶するなあ」「人の悪口言わへんなあ」と感心することもあれば、「信号無視めっちゃするやん」「ゴミ箱探さずに、めっちゃポイ捨てするやん」「道路につば吐きすぎやで。何歳やねん!」と腹立つこともありました。
その頃は深く考えていませんでしたが、年齢を重ね、いろいろな人と出会い、そしてまた、こうして塾という仕事をすることで、多くの子どもたちと関わるようになって改めて感じることは、子どもは親や家庭の影響を受けるもんなんやなあということです。
言葉遣いや口癖、食べ物などの好み、考え方や価値観なども似ていることがありますね。ある年頃までは家族との時間が圧倒的に多いのですから、当たり前かもしれませんね。私の場合も、母親がとても教育熱心で「勉強できる子=いい子、素晴らしい子」といった価値観を持ってましたので(もちろん今では変わりましたが)、当然勉強はたくさんさせられましたし、私も母と同じく「勉強がすべて」というような考え方を持っていて、正直勉強できない同級生たちを見下していたところはありました。今考えるとめちゃめちゃ嫌な奴ですね。そりゃ友だちができなかったのは当たり前です。
「最近の子どもは・・・」とよく言われますが、子どもは周りにいる人、特に大人を見て成長していきます。最近の子どもがどこかおかしくなっているだとしたら、その一番大きな原因は大人にあるのでしょう。
街を歩けば、お菓子の袋や空き缶、タバコの吸い殻などゴミだらけ。これって子どもだけではないですよね。道路にゴミやタバコをポイポイ捨ててる大人、唾を吐きまくってる大人、店員さんに大声で怒鳴っている大人・・・たくさんいます。一番信じられないのは、自分の子どもと一緒にいるときに、そういう行為をしている親です。それを見た子どもは、一番身近な先生である親がしていることなんで、この行為は別に間違ったものではないんだと思ってしまいます。いけない行為だとわかったとしても、親もしていることなのでそれほど悪いことだとは考えず軽い気持ちでしてしまっています。子どもの最初の善悪の判断は親の影響が最も大きいのです。
だからといって、すべてのことを言葉で子どもに伝えていくことは難しいです。だから、行動で大人は子どもに示さなければなりません。
子どもがスマホばかりで全然勉強もしない・・・お母さんやお父さんがスマホに夢中になっていませんか? 子どもとの会話よりもスマホの時間が多いということはありませんか? 食事中や移動中にスマホを見ていませんか?
子どもが学校の先生の言うことをきかないし、暴言をはく・・・ご家庭で先生の悪口を言っていませんか?ご両親が先生に敬意を示さないと、子どもは先生のことをなめてしまいます。親子喧嘩や夫婦喧嘩のときに、つい使ってはいけない言葉を使っていませんか?
子どもが何に対してもやる気がない・・・やる気がでるような話をされていますか? 誰かと比較したり、子どもの気持ちを聞いてあげずに押し付けてばかりいませんか?
生徒が言うことをきいてくれない・・・生徒に信頼されるような言動をしていますか? 子どもたちはわかっていますよ。目の前にいる大人が信頼できる人かそうでない人かを。
ご家族だけでなく、もちろん学校の先生や私たち塾の講師もそうです。子どもが自分たちの真似をするものだという自覚を持って接するべきです。といっても、そんな堅苦しいことではありません。私だって、子どもたちのお手本になるような人間ではありませんし(反面教師にはなりますが(笑))、出来の良い人間でもありません。いつもいつも正しいことを言ったり、行動しているわけでもありません。ただ1つ心がけているのは、子どもたちは私と接することで少なからず私の影響を受けるはずです。だから、こういうことをする大人、こういう言葉を使う大人にはなってほしくないなと思うことは、絶対にしませんし言葉にもしません。ときには、調子に乗っていろいろとおバカな話もして、生徒から「先生。それはむちゃくちゃや」と注意されることもありますが(笑)、私なりに線引きして自信を持って子どもたちと向き合っているつもりです。
子どもの変化を社会の変化のせいだけにするのではなく、私たち大人が気づき、正していくことも必要かと思います。
ONE-SのHP
小学生や中学生のとき、友達と一緒にいて「あれ?」って思ったことはありませんか?
たとえば、私の場合は「先生にだけでなく、友達にもきちんと挨拶するなあ」「人の悪口言わへんなあ」と感心することもあれば、「信号無視めっちゃするやん」「ゴミ箱探さずに、めっちゃポイ捨てするやん」「道路につば吐きすぎやで。何歳やねん!」と腹立つこともありました。
その頃は深く考えていませんでしたが、年齢を重ね、いろいろな人と出会い、そしてまた、こうして塾という仕事をすることで、多くの子どもたちと関わるようになって改めて感じることは、子どもは親や家庭の影響を受けるもんなんやなあということです。
言葉遣いや口癖、食べ物などの好み、考え方や価値観なども似ていることがありますね。ある年頃までは家族との時間が圧倒的に多いのですから、当たり前かもしれませんね。私の場合も、母親がとても教育熱心で「勉強できる子=いい子、素晴らしい子」といった価値観を持ってましたので(もちろん今では変わりましたが)、当然勉強はたくさんさせられましたし、私も母と同じく「勉強がすべて」というような考え方を持っていて、正直勉強できない同級生たちを見下していたところはありました。今考えるとめちゃめちゃ嫌な奴ですね。そりゃ友だちができなかったのは当たり前です。
「最近の子どもは・・・」とよく言われますが、子どもは周りにいる人、特に大人を見て成長していきます。最近の子どもがどこかおかしくなっているだとしたら、その一番大きな原因は大人にあるのでしょう。
街を歩けば、お菓子の袋や空き缶、タバコの吸い殻などゴミだらけ。これって子どもだけではないですよね。道路にゴミやタバコをポイポイ捨ててる大人、唾を吐きまくってる大人、店員さんに大声で怒鳴っている大人・・・たくさんいます。一番信じられないのは、自分の子どもと一緒にいるときに、そういう行為をしている親です。それを見た子どもは、一番身近な先生である親がしていることなんで、この行為は別に間違ったものではないんだと思ってしまいます。いけない行為だとわかったとしても、親もしていることなのでそれほど悪いことだとは考えず軽い気持ちでしてしまっています。子どもの最初の善悪の判断は親の影響が最も大きいのです。
だからといって、すべてのことを言葉で子どもに伝えていくことは難しいです。だから、行動で大人は子どもに示さなければなりません。
子どもがスマホばかりで全然勉強もしない・・・お母さんやお父さんがスマホに夢中になっていませんか? 子どもとの会話よりもスマホの時間が多いということはありませんか? 食事中や移動中にスマホを見ていませんか?
子どもが学校の先生の言うことをきかないし、暴言をはく・・・ご家庭で先生の悪口を言っていませんか?ご両親が先生に敬意を示さないと、子どもは先生のことをなめてしまいます。親子喧嘩や夫婦喧嘩のときに、つい使ってはいけない言葉を使っていませんか?
子どもが何に対してもやる気がない・・・やる気がでるような話をされていますか? 誰かと比較したり、子どもの気持ちを聞いてあげずに押し付けてばかりいませんか?
生徒が言うことをきいてくれない・・・生徒に信頼されるような言動をしていますか? 子どもたちはわかっていますよ。目の前にいる大人が信頼できる人かそうでない人かを。
ご家族だけでなく、もちろん学校の先生や私たち塾の講師もそうです。子どもが自分たちの真似をするものだという自覚を持って接するべきです。といっても、そんな堅苦しいことではありません。私だって、子どもたちのお手本になるような人間ではありませんし(反面教師にはなりますが(笑))、出来の良い人間でもありません。いつもいつも正しいことを言ったり、行動しているわけでもありません。ただ1つ心がけているのは、子どもたちは私と接することで少なからず私の影響を受けるはずです。だから、こういうことをする大人、こういう言葉を使う大人にはなってほしくないなと思うことは、絶対にしませんし言葉にもしません。ときには、調子に乗っていろいろとおバカな話もして、生徒から「先生。それはむちゃくちゃや」と注意されることもありますが(笑)、私なりに線引きして自信を持って子どもたちと向き合っているつもりです。
子どもの変化を社会の変化のせいだけにするのではなく、私たち大人が気づき、正していくことも必要かと思います。
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