高校を出て新聞配達をしていた頃、
とってもお世話になった1年上の先輩。
後輩の面倒見がよく、いつもニコニコ
していて優しく気前も良い。
そんな先輩との会話、
「お前さくらんぼ食ったことある?」
「ありますよ〜。缶詰とか」
「あんなのさくらんぼじゃね〜よ」
「アメリカンチェリーとかも食べた
ことありますよ」
「それもどうかな?」
「他にもさくらんぼあるんですか?」
「ある!」
「へぇ〜」
「今度食わしてやるよ」
そして数日後先輩に呼ばれ部屋に行くと
「これが本物のさくらんぼだ」
箱にきれいに並べられたそれは、
まるで宝石のようにキラキラ輝いて
いました。
「とにかく食え」
ひとつ口に放り込むと、優しい甘さが
口の中いっぱいに広がりました。
「ビックリするぐらい美味しいですね」
「当然だな、どんどん食え」
「いただきます♪」
「これがさくらんぼだ!!」
この先輩が山形県出身だったのは言う
までもありません(さくらんぼの出荷量
は山形がダントツの1位です)。

我が家の緋寒桜の実を見ながら、そんな
先輩のことを思い出しました。
この実を”さくらんぼ”なんて言おうもの
なら怒鳴られるはずなので、これからは
「桜の実」。

大豊作なのでお酒に漬けることにしま
した。

用意したお酒はウィスキー、ジン、
そしてウォッカ。

とりあえず半分漬けて

残りはジャムにしました。
甘みも少なく渋みが強い桜の実ですが、
逆にそれが野性味を感じられて・・・、
嫌いじゃないです(っていうか好き)。
さてどんなお酒に変わるか2ヶ月後が
楽しみ♪
とってもお世話になった1年上の先輩。
後輩の面倒見がよく、いつもニコニコ
していて優しく気前も良い。
そんな先輩との会話、
「お前さくらんぼ食ったことある?」
「ありますよ〜。缶詰とか」
「あんなのさくらんぼじゃね〜よ」
「アメリカンチェリーとかも食べた
ことありますよ」
「それもどうかな?」
「他にもさくらんぼあるんですか?」
「ある!」
「へぇ〜」
「今度食わしてやるよ」
そして数日後先輩に呼ばれ部屋に行くと
「これが本物のさくらんぼだ」
箱にきれいに並べられたそれは、
まるで宝石のようにキラキラ輝いて
いました。
「とにかく食え」
ひとつ口に放り込むと、優しい甘さが
口の中いっぱいに広がりました。
「ビックリするぐらい美味しいですね」
「当然だな、どんどん食え」
「いただきます♪」
「これがさくらんぼだ!!」
この先輩が山形県出身だったのは言う
までもありません(さくらんぼの出荷量
は山形がダントツの1位です)。

我が家の緋寒桜の実を見ながら、そんな
先輩のことを思い出しました。
この実を”さくらんぼ”なんて言おうもの
なら怒鳴られるはずなので、これからは
「桜の実」。

大豊作なのでお酒に漬けることにしま
した。

用意したお酒はウィスキー、ジン、
そしてウォッカ。

とりあえず半分漬けて

残りはジャムにしました。
甘みも少なく渋みが強い桜の実ですが、
逆にそれが野性味を感じられて・・・、
嫌いじゃないです(っていうか好き)。
さてどんなお酒に変わるか2ヶ月後が
楽しみ♪