無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

15歳未満の人口、1605万人。35年連続減少

2016年05月05日 06時04分09秒 | 時事問題
おはようございます。昨日は、111人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

今朝の新聞記事に「罹災証明発行 国が支援」との見出しがありました。
熊本地震から3週間、東日本大地震での経験からすれば、支援要請は当然であり、対応が遅いのではと感じます。
被災自治体の混乱は、多くの震災で経験済みのはずです。
今回、全国の自治体から1000人を超える支援員が行き、多くの民間ボランティアも参加しています。
国の人的支援の声がこれまで聞こえなかったのが不思議なくらいです。
被災者のためにも早急なる国の支援を求めたいものです。

さて本日は「子どもの日」。15歳未満の子供の人口は1605万人で35年連続で減少していると報じられています。
子どもを産み育てる世代の人口が減り、出生率が低下している現状では当然のことだと思います。
ではなぜ出生率が低下するのか?

個人的な見解ですが
「戦前まで多くの人々は貧しく、余暇を楽しむ余裕もなく、日々狭い家屋の中で、家族団欒の生活し、平凡な日々を暮らしていた。現在はと言えば、金銭欲を満たすために仕事に追われ、貧しいと言いながら、テレビやゲームで時間を費やし、車社会の中で、浪費を繰り返し、家族団欒の時間さえ希薄になっている、そして家族団欒を確保するため、旅行や観光に行き、また浪費を繰り返す。」
このような中で、家族を増やそうという気になるのだろうか。また、家族を愛おしいと心から思える時間が多くあると言えるのだろうか。
貧しさの中にこそ、本当の家族愛や人をいたわる心が育まれるような気がします。
これは災害時、他人をいたわりながら過ごした経験を持つ者なら理解できるのではないでしょうか。

子どもに恵まれなかった私が言うのもおかしいが「子どもは社会の宝」である。すべての子どもたちが「心豊かな生活」ができるような社会を我々は作らなければと思います。

子どもの日、もう一度今日の日の意味を考えて、過ごしたいと思います。