無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

どうする耐震基準

2016年05月10日 05時11分59秒 | 災害・事件・事故
おはようございます。昨日は、99人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

熊本地震において「耐震基準が厳しくなった2000年以降の木造の建物が50棟以上全壊の状態」になっていたという記事がありました。
新耐震基準では、震度6強から7であっても倒壊しない基準だと言われていたようですが、今回の地震によってまた基準の見直しに迫られるようです。
ただ、それだけ今回の地震のすごさを改めて感じます。

東日本大震災において、わが白河地方は震度6強でしたが、やはり全壊した建物があったように聞いています。
どれだけの耐震基準にすればよいか、大変難しいと思いますが、人命には変えられません。
対応を急いでいただきたいと思います。

しかし一方で、築50年近い我が家では、ほとんど損害はありませんでした。また、貸家であった現在NPO法人の事務所の建物も築90年近くであったにも関わらず、建物には殆ど損害はありませんでした。
知人の大工さんによれば「昔の大工が建てた建物は、材料もそれなりに良かったし、長年の経験や技術によって地震に耐えたのだと思う。地盤が良かったのもあるだろうが、やはり経験や技術が物語っていると思う。」との話でした。
なるほどと思います。
いくら耐震基準によって、補強金具などを装着しても、技術が伴っていなければ何もならないということが、東日本及び今回の熊本地震で示されたような気がします。

さて、本日は雨模様です。
今日は一日中、この状態のようですが、本日議会全員協議会が開催され、各種報告のほか「白河市文化交流館(コミネス)」の見学も予定されています。
雨の中ですが、文化交流館の現地調査に行ってきたいと思います。