皆さん、「JICA」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
JICAという言葉は耳にしたことはあっても、具体的にどのような活動をしているのかまで詳しく説明できる方はそれほど多くないかもしれません。
そこで今日は、大玉14区の「14(いーよ)サロン」の皆さんと、JICA二本松さんに見学に行ってきました
JICA二本松青年海外協力隊訓練所に到着して、まずは所長さんから活動内容についての説明をしていただきました。
JICA二本松青年海外協力隊訓練所では、その名前の通り海外で活躍するための訓練を70日間して、その後アジアやアフリカなどの国々に派遣されるそうです。具体的な訓練としては、語学がメインですが、コミュニケーション技法や健康管理技法など様々な事を学ぶとのことです。70日という短期間で基礎的な語学を習得して任国へ派遣されるわけですから、月曜日から土曜日まで、朝早くから夜遅くまで、語学訓練をされているそうです。
所長さんの話の後に、JICA職員の永井さんと八巻さんの案内で、施設内の見学をさせていただいたのですが、語学訓練の教室は1人の先生に対して、生徒が5人以下(それより多くいたクラスは今日見学させていただいた所ではなかったはずです。違っていたらすいません)で、短期間でより多くの成果が挙げられるような仕組みになっていました
後ろに見える建物で、皆さんがお勉強をしています。
現在は171名の皆さんが、6月末には28ヶ国に出発するための訓練を日々しています。
JICAの皆さんがアフリカやアジアなどをメインとした世界中で活躍しているからこそ、東日本大震災などの有事の際には、世界各国からの協力があったのだろうな、と思うと胸が熱くならずにはいられませんでした。
震災後、ブータンの国王夫妻が日本に来てくださいましたが、ブータンにももちろんJICAから派遣されている方もいるそうです。これは余談ですが、ブータンの国旗を御存じですか?なんだかドラゴンボール好きな人が国旗を作りました、みたいな国旗ですので興味のある方は是非調べてみてください
最後に、JICAさんから見える空です。これが安達太良山の近くの「ほんとうの空」です
ちなみに、JICA二本松青年海外協力隊訓練所は来年で20年を迎えるそうです。
大玉村社会福祉協議会も法人化して来年で20年を迎えます。
同じ年齢同士、今後ともよろしくお願い致します。
今日は大変お世話になりまして、ありがとうございました。