南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

初夏の加計呂麻を行く 九

2006年05月25日 01時13分31秒 | 南方単車旅案内
初夏の加計呂麻を行く 八よりつづく。

木々に囲まれた瀬武(せたけ)林道の急な下り坂を降りてきて、どうやら視界が開けたな、と思うとそこが阿多地(あだち)である。



奄美大島と加計呂麻(かけろま)島は、フィリピン海プレートとユーラシアプレートによる造山運動で海底が隆起して出来た島である。
遥かな昔、琉球列島のいくつかの島と同様、大陸の一部であったと考えられている。
加計呂麻島のところどころに、それをものがたる地殻変動の跡がある。



阿多地へは、瀬相(せそう)港から加計呂麻バスが運行されている。



海難事故と戦没者に奉げられた慰霊碑の前を通って浜に出る。
東シナ海からゆっくりと波が打ち寄せる。



今年のデイゴは花を咲かせるのだろうか?
しばし、この阿多地集落を散策してみることにする。

つづく

コメント
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