【ゴージャスおしゃれライフ】in オーストラリア

ゴールドコーストの海や町並み、料理、ボーダーコリーとの日々,
「美しい生活臭のない癒され写真」を掲載しています。

刺青ばなし (その一) そうと知っていれば…By Rose

2006年09月14日 06時46分54秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ


今日も
オパールカズのGMのローズさんに寄稿してもらいました

↓以下
「ご存知の方もいらっしゃると思うが、
当店が面しているオーキッドアベニューというのは
サーファーズパラダイスのメインストリートである
よって観光客に限らずローカルの人々の通行も多い。
道もよくたずねられる。

どうせ聞くなら
オージースタッフの多い隣のルイ・ヴィトンさんや
ケン・ドーンさんに行けばいいのに…とも思うが、
それだけ入りやすい店なのだ、と考えれば喜ばしいことである。

私達が日本人、とわかってあえて入って来る事もある。
その一例…。

ある日の夕方、一組のカップルが入って来た
女性は乳母車を押している。
中には1歳位の女の子が寝ていた。

しかし、その連れは…
全身にタトゥー(刺青)を入れた強面の大男だった。

一瞬ひるんだが気をとり直して声をかけようとしたら
先に彼の方から声をかけてきた。

「ハロー、悪いんだけど、これを日本語に訳してもらえないかな?」

彼が差し出した紙には<Crystine>と書かれている。
何度かこういう場面に出くわした私はすぐにピンときた。

「OK、まかせて!これをタトゥーで彫るつもりなのね?」
「ああ、娘の名前をここに入れようと思ってね。」

彼はわずかに白い肌が残った上腕を指さした。

私はメモ用紙にササっと<クリスティーン>と書き彼に渡した。

「Thank you so much!」

と彼らは満面の笑顔で帰って行った。

『なーんかいいことしちゃった!』
私は閉店までの時間をとても良い気分で過ごせたのだった…。

さてその夜。
店を閉めてカギをかけようとしていたら、
そのカップルがちょうど通りかかった。

彼の腕には大きな絆創膏が貼ってある。

「やぁ、さっきはありがとう。見てくれ、今終わったんだ。」

彼はわざわざ絆創膏をはがし
彫り終わったばかりのタトゥーを見せてくれた。

タトゥー師の腕は確かだった…。

・・・・・・・


<クリスティー

そこにはなぐり書きした私の筆跡が忠実に再現されていた。


そこで初めて私はその当たり前のことに気づいたのだ。

タトゥー師とて日本語を理解して彫っているわけではないのだ。
店に置いてあるサンプル以外のものは
そのお客が持ってきたものをそのまま彫るのは当然であろう。

「Good Night!」

嬉しそうに去って行く彼に私は心の中で詫びた。
「ごめんなさい。次は必ずきれいに書くからね!」

しかし彼の身体にはもう白い部分は見えなかった…。

by ローズ 


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