ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

いよいよセンメリング峠!

2006年10月20日 16時46分03秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
荷物を無事預けられて、ここからいよいよセンメリング峠へ向かいました!

午後3時、普通列車に乗ってMurzzuschlag駅を出発。


ここを走るローカル電車は従来のものなので、窓が開く!
もちろん全開にしましたよ!!!

あ~~~~、何度も言うけど、やっぱりこれがしたかった!


山や丘のまぶしい緑がより身近に感じられるのはやっぱり気持ちいい!!


カタンコトン響く列車の音も「旅してるな~」って雰囲気盛り上がるし。。。

そして駅に停まってる時のあたりの静けさ・・・

窓の開かない列車ではぜったい味わえない醍醐味ですよねっ!



さらに、このあたり、標高こそそんな高くないけど、アルプスのど真ん中だからカーブも多い!

そして窓から見て分かったけど、かなり登ってる!!
センメリング駅のトンネルまではほとんど登りっぱなしだったかな?!



そんな沿線の風景をとってわかるような写真、載せて見ますね。
自分でもこの画像を編集してた時、思わず手を止めてその風景に吸い込まれてしまったんです。。。

その時も、きっとそう思ってシャッター押したんでしょうね。
思うがままに撮っておいてよかったです!

アルプスの麓の駅で「ガチンコドイツ語バトル」した!?

2006年10月20日 03時40分12秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
前日ちょろっと紹介した「降りなければならない駅」にはグラーツから1時間で到着しました。

そこは「アルプスのど真ん中」。
「Murzzuschlag」という駅でした。


なんでここで降りたか、というと・・・

この先にある「センメリンク峠」の風景をぜひこの目で見てみたかったからなんです。


というわけで、身軽になるために荷物置き場を探したんですが・・・

ない!


確かにホームにはそれらしき「マーク」はあったんですが。。。
その方向にはそれらしきものが無い!!

そしてホームや駅舎を行ったり来たり探したけど・・・
やっぱり無い・・・


峠に向かうための普通列車の接続が30分以上あったとはいえ、さすがに焦りました。。。
まさか、山ん中をスーツケース引きずるわけにはいかないだろうし・・・


で、しょうがないから改札の駅員に聞いて見ました。

試しに。。。
「英語しゃべれますか?」とドイツ語で聞いてみたら・・・

「Nein!」

あわわぁ~

ますます窮地に・・・

でもそんなことでせっかく楽しみにしてた峠のハイキングをあきらめるわけにはいかない!

で、こうなったら最後の手段。

覚えてる限りのドイツ語で。。。

「このスーツケース、ここに、お願い!」

「預ける」とか「キープする」とかいった単語が思いだせなくて、ただ単語並べただけだったけど。。。

でも、とにかくここはもう「感情」まるだしでお願いしちゃいました。


すると、その駅員。

「こっち来てくれないか?」

もしかして。。。と思ってホームの方に回ったら、その人が駅員室のドアを開けてて。。。

「ここに預かるから!それならOKだよ。」


やったぁ~~~~~~~~~っ!!!!!!

言ってみるもんだ!


で、その駅員、ご丁寧にちゃんとそばにあった時刻表を見せてくれて・・・

「どの列車に乗るんだね?」

「この列車で行って、この列車で夕方6時頃もどるから、その時はちゃんと戻してくれるようにお願いしますね!」

たどたどしいドイツ語だったけど、分かってくれたようで、や~っとひと安心。
ノープロブレム、いや「カイン プロブレム」でした。


確かに、この時はほんと心臓バクバクでした。
でも、今となればレベルはどうであれ、これは自分的には「ガチンコドイツ語バトル(?!)」してたんですね。
多少だけど勉強しといてよかったよかった・・・
「(^^;)