一寸の虫にも五分の妄想

先日の日記のおまけコーナーで、近所でへびを見たと書きました。

その晩のことですよ、皆さん。

母子三人でくつろいでいたところ「今日。へびを見た。」と母が話すと、子供達は何処で？　どれ位の？　どんなへびを見たのか？　とひとしきりへびの話で盛り上がった後、息子がこう言いました。

「で、へびを見て何を思ったの？」

「何って、何年か前に奄美大島に行った時以来だな・・・ってそんだけ。」　と母。

「えっ　へびと言えば思い出すことあったんじゃないの？」と娘を見て微笑む息子。

「う～～ん・・・ああ、あるよ。」とニヤリとする娘。

どうやらこの時点で姉弟には共通の何かが思い浮かんでいるようなのだが、母にはそれが何なのかさっぱり判らない

「えーっ、なに、何、教えてよぉ」と母が言うと娘がこう返してきました。

「ママの妄想力はまだまだなんだね　ＲＹＯ（息子）だって気付いたのに・・・残念だわ。」
「ＲＹＯもママならそこに気付いて絶対に妄想してるとおもったよ。」

何をどう期待されて、妄想すべきだったのかの答えは次の事でした。

へび　

ＤＶＤ　４７　のレッドの寝起きどっきりより・・・夏場のジジイが手にしていたのは、沖縄のお土産の定番のへびのおもちゃ

ビシビシと足を叩いて、キモチイイを連発する夏場のジジイ

へび＝夏場のジジイ＝すばちゃんのドＭな行動

これで、ひと妄想出来ただろうと言うのが子供達の主張でした。

いくらなんでも、道端で見たへびから、すばちゃんのドＭまでの妄想は母には無理だって・・・。
でも、母なら出来ただろうと思われているって、どういう事よ、子供にそんな風に思われていたなんて、ショックだわ。　

いやいや、むしろ子供達の期待に応えられなかった事の方が重大ですよ　現に子供達はへびという単語ですばちゃんのドＭまで辿りついたんですもの。

しかも、普段から鍛錬を積んでいる娘だけでなく、息子まで・・・「門前の小僧習わぬ妄想をする」

大丈夫か我が家・・・

一寸の虫にも五分の妄想（一寸の虫にも五分の魂の転じたもの）　たとえ、小さな虫でも五分間位は妄想出来るネタにも成ると言う事。　　

子供達から教わりました。ハイ、ありがとう子供達。

おまけコーナー

　

習ってもいないのに立派に妄想できた母の息子。

今から12年前の姿