念願の「ありがとう、オカン」ロケ地です！！！

みなさま、ごきげんよう！！

久しぶりのパソコンからの更新になります。

いやいや、3泊4日の濃ゆ～い、里帰りの仮面を被ったヲタヲタ旅行記・・・・記事を書くという感覚が少し鈍っているので、リハビリをかねてロケ地の事にします。


「ありがとう、オカン」ですばちゃんが地面に座って、弾き語りをしていた場所ですね。

大阪での初ロケ地ＤＩＶＥとしては、申し分の無い場所です。

物語の中でも重要な場面でしたからね。

実際の撮影の時はすばちゃんの歌声が響いていたのでしょうね・・・。






この辺りにすばちゃんが座っていたのね

じっとタイルを見つめる母・・・・。

ん？いつもより視線が・・・何だか射すような視線が・・・・

いやーﾟ｡(*^▽^*)ゞ


そうそう、この時はお友達の皆さん4人に見守られながらという、初の『衆人環視』ロケ地ＤＩＶＥでした。

おほ～っ、恥ずかしい

いつものロケ地ＤＩＶＥでも、ポーチを置いたり、手すりにパスケースを着けたりするので、チラッと見られる事はあるんです。

この人何してるのかしら？ってね。

でも、今回は違いましたね。現場には不思議な緊張感さえ漂っていました（笑）お友達の皆さんは『へえ～っ、いつも親子さんはこんな風にロケ地ＤＩＶＥしてるのね！』といった感覚でした？

おかしな趣味につき合わせてしまって申し訳無かったですね・・・本当に。


今回の旅では、ブログを通して交流のあるお友達にたくさんお会いする事ができました。

１０ヶ月振りの再会ができたお友達。去年お会いした時よりも美しさが増していました

松竹座に行くわけでもなく、梅田でプレゾンを見る訳でもなく、ただただ親子に愛に来てくれて、本当に嬉しかったです。

麗しの貴女からいただいた笑顔も、楽しい時間も、素敵な思いでも、も大切にしたいと思います。

初めてお会いできた、お友達。ご親戚の方もいらして気になっていたのですが、本当に大丈夫だったかしら？

おばちゃん、とっても心配でした。

でも、親子のスケジュールに合わせてくれてありがとう！！コメントでも素敵妄想をしてくれるので、いつも楽しみにしています。

そうそう、お会いしたら聞こうと思っていたのに、忘れてしまった事が一つ・・・


どうして嫌いなお野菜がＨＮになっているの？

これに、面白くコメントで答えて下さいね（笑）←嘘です。



そして、この場所に案内して下さった地元ＯＳＡＫＡの親子さま！

ありがとうございました。

連れて行って貰えなかったら確実に迷ってました・・・なんばって色んな駅はあるし、人は多いし、荷物を入れるコインロッカーはほとんど埋まっていたし。

東京の人ごみとはちょっと違うんですよ。

何ていえばいいのかな～、東京では人ごみでも一定の距離が保たれているのですが、ＯＳＡＫＡは地下の天井が低く感じたのと、人と人との距離が近かったように思えました。



親子はここでお友達二人とお別れして、ＯＳＡＫＡ親子さまと共にもう一つのロケ地を目指して、なんばを後にしたのです。




次に向かったのはこちらです。


この場所も、ドラマのなかで印象深いシーンでしたね。

村神教の信者である息子も感動のロケ地です！！

案内して下さった親子さまは、このご近所にお住まいだそうで・・・うらやましい。

毎日、ありがとう、オカンごっこができますね！って、そんな事をするのは私達親子だけでしたね


ここへ着いて、写真を撮っていると、すぐに引き返す電車が来ました。

でも、せっかくなので、この地の空気を沢山吸って、信ちゃんが見たであろう景色をしっかりと目に焼き付ける為に一本見送る事にしました。

ほんの少し電車に揺られてきただけなのに、なんばとは違って、「ありがとう、オカン」の物語の世界そのままの、生活感のある、あったかい街でした。

そのあったかい街の様に、ご案内して下さったＯＳＡＫＡ親子さま。

かわいらしお嬢さんと、ふんわりと優しいお母様共に、このブログをご覧いただいているようで、ありがとうございます。

もう一年以上も前から、ずーっと見続けてくれているだなんて、嬉しさと共に恥ずかしさでいっぱいになってました。

親子の日常を知っている人よりも、こうしてブログを読んで下さっている方々のほうが、より深く、どうでもいい事までも含めて、私たち親子の事をご存知なのかも・・・・と我に返ったら不思議な感覚に陥りました。

何処の誰なのか特定されないことを前提に、もへもへしたり、はふはふしていたのに、会って素顔をさらしてしまっていいのか？ってね（恥笑）


この日の部活がお休みだった偶然に感謝しています。色々とお心遣いくださって本当にありがとうございました。

こうして、お友達と会って幸せを沢山いただいた親子は、パパの実家へと向かったのでした。

そして、記念すべき50万ヒットと関西デビュー5周年を大阪の地で向かえる事が出来で、とても幸せでした。

やはり、ご縁があるのだと勝手に思っています。

これは思ったモン勝ちですよね～。



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追記でコメントのお返事です。

遅くなってしまってごめんなさ～い。

お返事も長いですが探して見てくださいね。そして、お返事の中に『大阪・ロケ地クイズ』のヒントを書きました。
NONOさんへ。

そうですね。何が幸せか、なんて人それぞれですから、ね。

大阪は見所満載です。でも時間が限られているので、何処へ行こうかと吟味した結果がクイズのロケ地でした。

ああ、私達って・・・マニアック（笑）

ヒントは・・・・カレ

ウメコさんへ。

常に狙いを定めてハンティングする姿勢を保っています。

確かに命を頂いたっていうことは素晴らしく幸せなことなんですよね。わたしも様々なフィルターを通して世界を見ることの出来るそんな人になれるように頑張ろうと思います。

ウメコさんに出逢えた事も本当にすごい奇跡なのですもの。


50万ヒットを祝ってくれて有り難う御座いました。
素敵ハーデス様に関しては、また詳しく記事を書く予定です。

そうなんですよ、ＮａＮａちゃんレーダーで探し出したロケ地です！むふふふふ～。

ヒントは・・・ンダー


さやかさんへ。

巨木シリーズは、他に類を見ない最高のそよぎ系番組だと思います。

そうですね、実はわたしは祖父が私のために植えてくれた木というのがありまして…まあそのまんまＮａＮａの木と呼ばれ、その木はすくすくと成長しています。

トラちゃんの木、リュウちゃんの木も植える時が来る事を待ちます。


あやめさんへ。

是非、東京に来るときがあれば、ご案内いたしますので、お声掛け下さい。

自分なりのしあわせを、これからもいっぱい見つけていきたいですね。

そして50万ヒットを祝ってくれて有り難う御座います。
ダイエットですか！

黒ウーロンは美味しいですが、子どもが飲むと具合が悪くなるって聞いて…嘘かもしれないですけど、あまり飲んでません。

烏龍茶がとても好きなので…。

うらやましいですか？何処へ行っても関ジャニ∞を追いかけている、お馬鹿な親子でして・・・お恥ずかしい。

ヤプログも遊びに行きますね～。



さくらさんへ。

ビックイベントが月末に立て込んでいたので、ね。
ようやく夜も肌寒くなってきて…。
夏の終わりだなあ、という感じがしてきました。


母曰く2歳の頃からＮａＮａは変わっていないらしいです(笑)
しっかりした子だね、と言われ続けて早15年、精神年齢はいよいよ、しじゅうご歳へと到達いたしまして…。

そうですね、エネルギー源は関ジャニ∞です。


ゆかさんへ。

確かに、そこにその事実がある限りそれは必然だといえるでしょうね。
事実が作られるのには、時間が掛かりますからね。

こんなにも親子の距離を近づけたのは、まぎれもなく関ジャニ∞ですからね。

本当にすごいことです。


とまとさんへ。

そうですね。どんな事を幸せに感じるかは人それぞれですものね。


先日は有り難う御座いました。
生ＤＩＶＥだから、どうってわけでも無いんですが…ね。

まあ、普段からそんな感じで、親子はＤＩＶＥをしています。



meganeさんへ。

確かに、小窓の中で大照れなきみくんも素敵でしたよね。

ピンクの時計ね。今みんなきみくんファンが購入に踏み切ってますからねー。以前はきみくん、45万円の時計なんてつけてらしたので、到底手に入れる余地はあたくしにはない！と思っていたのですが…。

あの時計なら女性がつけても違和感ないですしね。


那智ちゃんへ。

もう、学校ですか！

それはそれは…。まだあと少しだけ夏休みなわたしは少し余裕を持って中学生最後の夏を過ごせて良かったな、と思ってます。


のべ子さんへ。

有り難う御座います。
そうです、ついに大阪に行ってきちゃいましたー。

5周年の日やらなにやらを大阪で過ごす事が出来て…幸せです。

オカンのロケ地は、この記事でいった二箇所です。オカンは外せないと思っていましたが、クイズの場所を見て直ぐにわかるのは『あの方』（←　これヒントです。）と、よほどのマニアの方でしょうか。

去年の沖縄のロケ地クイズにも参加してくださいましたよね～。あれから一年、同じ事してました（笑）


さやさんへ。

実は祖父母宅もギリギリ兵庫県なのですが…。
京都にも、大阪にも近くってなかなか非常に便利な所です。

精一杯楽しんで来ちゃいました！

50万ヒットを祝ってくださって嬉しいです。∞の5周年も大坂で迎える事が出来て嬉しかったです。

素敵な読者様に囲まれて嬉しい限りです。
ハーデス様については、また詳しく書きますね。

ロケ地クイズ・・・学校は当たってますね、みなさん、それはお分かりのようですね。

ヒントは・・・２０


くーさんへ。

ついに！です。
バリバリレポをする予定です。

なるほど、10月のＤＩＶＥも素敵なものになるといいですね！


みーちゃん∞さんへ。

先日は有り難う御座いました！

あっという間に、時間は過ぎてしまい…。
また次の機会も楽しみです。

お友達と一緒にＤＩＶＥをすることは、初めてだったので新鮮な経験だったようです。


5万ヒットを祝ってくださって有り難う御座います。
わたしたちも、みーちゃんにあえて嬉しいです。

弟も、みーさんは綺麗な方だったね！みーさんは素敵な方だね！といっていました。

わたしも、このグリコさんを一生忘れません！(笑)

素敵な思い出を有り難う御座いました。

ロケ地のクイズは、さすがみーちゃん∞！！素晴らしい所に着目されましたね。

ヒントは・・・０７

今回は京都は半日だったので、成果はハンミョウと丸ちゃんの足跡をちょっぴり辿っておしまいでした。

次回は源太さんを追いかけようと思っています。


幸音さんへ。

そうそう、違う色はあるのですよね。
違う色も可愛らしいのですがね。

やましたさんも、着用なさっていた…ら　し　い　ですね。
色は白色だったとか、なんとか。


時計も色違いで何色も持ってたらおしゃれですよね。


いしこさんへ。

そうです。ヤツのホームです。
ヤツは、マイホームでは良い子くんになるので、とても優しくなります。家では、そんなことしないくせに…とは思いますが。

貴重な一瞬のヤツの姿なので、有難くつかいますがね(笑)

お小遣いは来月と言わずに3ヶ月くらい減らしてはいかがですか？（はつみちゃん、ごめん！！）


のゆさんへ。

自分達でも、あまり信じられないような数字です。
最初は10人きてくださっただけでも、とても喜んでいたのに…。

積み重なって、こんなに大きな数字になるなんて、感慨深いです。


私たちものゆさんの素敵な文章を私たちのコメント欄だけにとどめておきのは、もったいない！と思っていたので…。

いつも有り難う御座います。


エルさんへ。

有り難う御座います。
いつもご覧になってくださって嬉しいです。

遠いところからはるばると…ね。

はい、これからも、がしがしパワーを届け続けますので、よろしくお願いします！


実果子さんへ。

有り難う御座います。

ですよね、マイナスになる意味がまったくわからないというか…。めっちゃくちゃプラスで嬉しいことなのにね。

色々な人がいて、それぞれの感じ方がありますからね。

そうそう、家宝は寝て待てっていいますから！


さゆきさんへ。

有り難う御座います。
先日もお世話になりまして…。感謝感謝の毎日です。

はい、そちらの親子様も是非東京にこられることがあれば、是非お声かけくださいませ！

またの機会を楽しみにしております。


しみめぐさんへ。

祝ってくださって嬉しいです。
習慣だなんて！それはそれは…。

なんだか、こんなブログに育っていったことが、今でもあまり信じられないでいます。


理湖さんへ。

祝ってくれて有り難う御座います。
生活の一部だなんて、凄い事ですね。

こんなブログを生活の一部にしちゃっていいんですか…。
素敵な読者様に囲まれて、親子は幸せです。

きんもくせいさんへ。

丸ちゃんの評判がすこぶる良かったパパの実家です！

おじいちゃまとおばあちゃまには丸ちゃんが京都出身であることや、とても優しいこと、八味を買ったこと等をＮａＮａがレクチャーしていました。

りかさんへ。

ハーデス様への愛を綴った気持ち悪い（笑）記事は娘が書いている途中です。しばらく、お待ちください。

京都は半日だけだったので、物足りなさでいっぱいですので次回リベンジしたいと思っています。

美咲さんへ。

丸山君はかわいらしい好青年！！という事だったので、とってもＭで、ちょっぴりヘンタイだって言う事はふせておきました。

個人的には、Ｍでヘンタイな所が大好きですけどもね（笑）老人には刺激が強いかと・・・。

枝里さんへ。

むふふふ～っ、あったんですね、学校でもロケが！

我ながら渋いチョイスだったと感心しています（笑）

ヒントは・・・１２

しおんさんへ。
蹴鞠師ね～、それも候補には上がったのですが、今回は行きませんでした。次回のお楽しみに取って置くことになりました。

アメ村も行けなかったんですよ・・・・。でもアメ村よりも、あのロケ地に行きたかった親子です。行って良かったです。

ヒントは・・・０１


さ～て、これでロケ地もおわかりですね！！

みなさま、コメント沢山沢山、本当にありがとうございました！！

Tough weeds ～光の射す方へ～＜本編編＞ ＮａＮａによる感想レポ

どもう、ごきげんやう。

いよいよ　『tough weeds 光の射す方へ』　も本日で千秋楽を迎えます。
横山裕原作、という肩書きに見せられてあたくしＮａＮａは大阪へと足を運びました。

松竹座で見た風景は、あたくしにとって、とても新鮮で素敵なものでした。


あの舞台をご覧になった方は、思い出してみてください。

ご覧になられていない方には、彼の、彼らの作品の素晴らしさが伝われば幸いです。

（以下ネタバレします）












まずはじめに
大体の話の内容から。



地球のどこか、ある国の、とある少年刑務所のお話。
ここにいる少年達（関ジュ）は、所長や看守からの理不尽な扱いに耐えながらパイを夢見ていた。


真っ直ぐに生きるあまりに、罪を犯してしまった少年達。

それらの少年の誰もがなにかを守るために、罪を犯してしまった。

そんな９人の少年らが収容されているのはＺ房である。

一方所内には、Ｚ房と対立するＲ房の少年たちもいる。

しかしそれらの少年たたちは親の権力で所内で特別待遇を受けている。


そんな彼らの苦しみの日々や、幸せの風景、仲間の大切さなどがこの作品内では描かれている。


舞台の構成としては

オープニングで軽いshowtimeがあり(NYCゆうまw/bishadowの曲など)本編へ。

本編前半は時間にして約1時間40分。
本編後半は約1時間の内容となっていた。

その後再び30分程度のshowtimeがあり、Tough weeds 光の射す方へ…は終演となった。




大まかな舞台の内容としては、以下のようになっていた。


1.横山裕によるナレーション


"どうも関ジャニ∞の横山裕です。この度、僕が原作をさせていただいた たふうぃーず。今回は関西jr.が出演で、僕たち関ジャニ∞が育った松竹座で行われます。是非最後までお楽しみください。"


このようなニュアンスのナレーションで舞台本編は幕を開けました。


2.役紹介

それぞれの役名と、刑務所への入所日、それから罪名が書かれたものがモニターに映り、みんなが登場する。


3.Ｚ房に新入りメンバー

７人だったＺ房に２人の新入りが入所する。(照史演じるリュウジ、菊演じるケッペキ)

登場と同時に…

リュウジが
『どうもイマイツバサでーす。中国語でいうとちんちんいーでーす。』などとといいながら牢屋に入ってくる。


対象的に、静かに、椅子を赤いハンカチでふいたり…ひたすらに引け腰なケッペキ。


その後、無事に仲良くなり…

『一番強いのはどんなときでも、笑える人間なんや！』

というリュウジの言葉を胸に…


暗転し、場面は転換される。



4.約束を交わす

仲良くなったメンバーたちは、ある約束を交わす。

その約束とは…

全員がシャバに出ることが出来たら…
刑務所の上にある丘からこの刑務所を見おろしてやろう、というもの。


5.アドリブコーナー

セットの壁につかまりながらトレーニングをするタイソン(文ちゃん)。
その姿勢がまさに木に止まるセミのようだ、とリュウジ。（てるし）

確かにセミみたいだったけれど…
あのセミならあたくし大丈夫！あれくらいだねノープログレムなセミって、うんうん。


その後くじ引きによって"アントニオさんのモノマネをするひと"がケッペキ(菊に決定)

59％くらいの完成度のアントニオさんを披露したあと…

オバマ大統領の真似をハーフのjr.の子が披露。(名前がわからなくてごめんなさいね)



6.トシロー(濱ちゃん)がＺ房のリーダーに

一番優しくて頼れるトシローをＺ房のリーダーにすることに。
和やかな空気が流れるが…。


一転、抜き打ち検査だ、といいＺ房内に看守長や所長が入ってくる。


すると間もなくパイが決まっていたシュン(淳太くん)のポケットからタバコの箱が…。
なんとこのような罠を所長らが仕掛けていたのだ。



しかし、ここでリーダーであるトシローが一言。


『それは僕のです、シュンのポケットに間違って入れてもうて…』


パイが近いシュンを庇うリーダー。事態は一転、リーダートシローが独房(収監中に違法行為を犯した者が容れられる、独立した牢屋)に入れられ所長らに虐待をされることに…。



7.トシローの想い

独房へと収監されたトシローは、酷い暴力を受け、息も絶え絶えに…。

そんな彼のもとに、こっそりＺ房のメンバーが食事を持って行く。

大丈夫か？
頑張れよ！

などのメンバーの言葉に対し、ぼろぼろのからだと心でリーダーはこう答える。



『大丈夫やって！俺リーダーやもん！リーダーはどんな時でも笑えるんや！心配すんなって…』



その後、見回りの足音を聞きメンバーたちはＺ房に戻る。

そしてトシローは女でひとつで自らを育てた母へ向けて手紙を書く。



すると入れ替わるように独房に入ってきた所長。

彼は意地悪な顔をしてこう言葉を放った。



『良いご身分だなあ。何が仲間だ？しょうもない。雑草の分際で友情などと言って…このっ！』



所長の暴力はエスカレートし、トシローはこんな言葉を残し息を絶してしまう。




『オカン、俺良いリーダーになれたかな、』








痛々しい暴力シーンや最期まで優しいトシローを、会場が涙で包んだシーンであった。



8.臨時朝礼とＺ房メンバーの結束

トシローが独房に入れられた翌朝。臨時朝礼が行われた。

所長からの発表は信じがたい内容であった。

"昨夜、トシローが脱獄を試みた為に射殺をした。"というのだ。



思わず所長に飛び掛るメンバー達…。
さすがにこの事態には、Ｚ房と対立していたＲ房のメンバーも許せないといった態度を見せた。


朝礼が終わり、Ｚ房に再び戻ってきたメンバー。

そんな中で、トシローがオカンに向けて書いた手紙を発見する。

その手紙の内容は自分が人生ではじめてひとに認められて、リーダーになったこと、外に出たらいっぱいオカンを楽させてやりたいということ、パイがもうじきであること…などであった。



憤りの気持ちでどうしようもない状態のＺ房メンバー。


今すぐにでも、自分はどうなってもいいから所長をぶん殴ってくる、と言い出すタイソン（文ちゃん）
悪いのは全部あいつらや、と繰り返し宥めるシュン（淳太）
それでもやはり腹の虫が治まらないタイソン（文ちゃん）



（シュン）「一人でかっこつけんなよ。」

（タイソン）「なあ？リュウジ！（てるし）こんな時でも笑うんか？なあ？なあ？」




（リュウジ）『…脱獄や。…皆でこっから出んねん！！！』



リュウジのいきなりの発言に驚くメンバーだが、もちろん皆の思うことは同じ。
固い結束の元、彼らの脱獄作戦は幕を開けた。


（シュン）『俺かばって、リーダーはあんなことになったんや。俺が全部作戦を立てる。俺らは雑草やろ？どんなに踏まれても大丈夫やねん。踏まれても踏まれても…リーダーの為に。』





前半終了。
ここで休憩を挟み後半へ。





9．脱獄大作戦

それぞれＺ房メンバーの特徴を生かした作戦が出来上がった。


リュウジとタイソン（てるしとぶんちゃん）は、一発喧嘩をして独房に入り、見回りの時間をチェックする。

カラス（まーしー）は、口の上手さを生かして、看守のひとりから警備の夏季休業の期間を聞き出す。

ケッペキ（菊）は、絵を書くのが得意なので、刑務所の地図を書く。

くず鉄（くんた）は、鉄を使って鍵を作る。

レンとノリのコンビニ兄弟（室兄弟）は、今回の作戦に後に必要になるらしいサッカーボールを隠す。


このサッカーボールとはＪリーガーになる事を夢見リュウジ（てるし）のものである。



それぞれが作戦に向けて動き、いよいよ決行の夜をむかえた。



無事に全員がとりあえず牢屋からは脱出。
あわただしい騒ぎに驚く看守、所長…。

そしてなんと…Ｚ房のメンバー全員が牢屋から逃げたのと同時にＲ房のメンバー全員も牢屋から抜け出したというのだ。


途中で何手かに分かれて逃げるシーンでは…。

看守ら十数人一気に殴り倒そうとするタイソン（ぶんちゃん）を、なんとＲ房のリーダーカイト（重岡くん）が助けに来たり…。

とにかくＺ、Ｒ房共に協力して、刑務所の人々を混乱させる…。

もの凄くスピーディーで、スリルのあるこのシーンでは、誰もが息をのんで刑務所内の様子を眺めていたことだろう。



10．ボールの使い道

ようやく目的の門の前に着いたメンバー数人。（中にはまだ戦っているメンバーも居るので）

そこで、あのサッカーボールの使い道が明かされる。


（シュン）『お前が、このボールであのブレーカーを潰すんや。あのブレーカーを落とせば全ての電気機能は停止し、当然門も開く…。リュウジ、お前に任せた。』



会場内に緊迫した空気が流れる。
リュウジが静かにボールを置き、狙いを定める。





リュウジのボールは、真っ直ぐにブレーカーをめがけて飛び、破壊した。




11．ドンデンガエシ

ブレーカー大破と共に、大きな門が開き始める。
完全に開いた瞬間。



けたたましい銃声と共に倒れるくず鉄。（くんた）姿を現した所長。



倒れこんだくず鉄の元へと駆け寄り、声をかけるメンバー。反応はない。
それと同時に罵詈雑言を吐く所長。



そんな、所長が一転、その場で逮捕されることになる。


実は看守である佐久間（中田くん）は、潜入捜査官だったのである。

法律ではいけない発砲をした所長はその場で逮捕。




そこで舞台は暗転。


12．一年後

明るくなった舞台には、一年後と書かれたモニターが写り、各々のメンバーが登場する。
リーダートシローのお墓を囲むようにして、彼らは雑談を始める。

その場面に、くず鉄はいない…。




と、思いきや遅れて登場。

『鉄の世界は厳しいねん！』　と一言。


あの日、くず鉄はリーダーにもらった鉄のお陰で、銃弾から身を守れたのだという。


そしてそこから、みんなで歌い始めて…。




13．横山裕によるナレーション

"雑草のように強く…。踏まれても踏まれても…。辛い時、苦しい時こそ、笑顔で…。"


そんな彼のナレーションで舞台本編は幕を閉じた。






＊＊＊

以下感想。（あくまでＮａＮａが思ったことなので、苦情は受け付けません…）


今回この舞台が横山裕原作で行われると聞いて、自分の中で大阪行きは確実なものとなった。

少しすつ情報が、流れ出すにつれて、あらすじなど読むにつれて…。
ストーリーがある漫画にとても似ているように思えてならなかった。

まだ実物を見にいかぬ段階であったためだ。

公演が始まり、待ちきれず情報を沢山得た。
わくわくした気持ちが日に日に増していった。

当日、素敵なお友達に沢山出逢えたことにより、若干の緊張は解れていたが、やはり鼓動は高まるばかり。


開演のブザーが鳴るまで、口の中がすっぱいような乾いたような感覚であった。


いざ舞台が始まると、断片的に知っていた情報が繋がる。
知らない情報がどんどん出てくる。ペンを走らせる腕が早まる。

手元なんて見ない。
ただただ手を静かに激しく走らせて、生きた彼らの芝居を見る。

少し、ほんの少しだけ、5，6年前のこの舞台の様子と重ねてみる。
一気に感動がこみ上げてきた。

舞台でも佳境だ。

会場は切ない涙に包まれている。
すすり泣く声も聞こえる。すごく静かにメモをめくる。

一本の照明が、これまた切なくて。
ストーリーを盛り上げる。


少し、彼の影を感じてみる。
キーポイントとなるセリフでは、彼が考えたところもあるのだろうか？

雑草のように強く、踏まれても、進み続けるというエネルギッシュな言葉は彼から生まれたものなのだろうか？

あまり涙を見せない彼、弱みをあまり見せない彼…。

辛くても、悲しくても、苦しくても、泣きたくても彼は笑うのだろうか。


自分は、母親にだって弱いところは見せたくないと思って生きていた。いつも強い自分でありたいと、いつの日からか、というかあの日からそう思って生きてきた。

自分の中で一本の糸がぷつんと静かに音を立てて切れた。


自分は間違っていなかったのだ、と。

そして彼は間違っていないのだ、と。


他人から馬鹿にされても構わない。

自分は自分を持ち続ける。踏まれても踏まれてもタフに、光の射す方を目指し続ける。



製作に関わったすべてのひとに、有り難う御座います。


最後に…。

横山裕有り難う。ごめん、一生着いてくわ。





ｼﾞｬﾆｰｽﾞﾌﾞﾛｸﾞﾗﾝｷﾝｸﾞ参加中！よろしくお願いいたします。ぽちっ





追記でコメントのお返事…じゃなくってごめんなさい。

深夜1時29分頃に、記事が何故か大半部分が消えてしまいまして、家族が寝静まった家の中で泣きかけましたが一命をとりとめ、ようやく完成！

途中からとめる事の出来ない、深夜のテンションが入り混じってしまい…。
もう、もっちゃ脳内confUsionで、困っちゃう。

いつもと違うトーンでレポやら、感想を書いてみようと思い立ち、違うテイストで書いて見ました。
改めてみると、気持ち悪恥ずかし面白いです。、自分でも（笑）



絶対にコメントへのお返事はいたしますので、もう少々お待ちくださいませ。

それではおやすみなさい。皆々様がよい夢が見られますように。