親子eighterはじめました。~母はなにわ男子も嗜みはじめました。~

AmBitiousも応援中!真弓のタケ垣にタケ立て掛けたのはタケ立て掛けたかったからタケ立て掛けたのです。

11月18日レコメン実況レポ③

2010-11-18 23:51:54 | レコメンレポ
~プロアクティブのお悩み相談コーナー~

(本日は社長のマイケルさんのご登場ございます。)

へへへへへへ・・・

何してんねんな~、マイケル!


アレンです!

お話はここでさせて頂いてたんですけど。

何故村上をCMに起用してくださったんですか?

それは横山さんが教えて下さったからですよ。

偶然で聞いたんですよ。放送をね。

偶然ね!

いやね、こいつが電話番号をメモしてて、電話できひんって言ってたから。

最後の砦だと思ってたからさあ。

未だに、あのCMの世界観に村上がいるのが不思議でしょうがないんですよ。

いや、ぼくも自分で不思議ですよ。

だって、アブリルラビーンとファミリーですよ。

アブリルラビーンより、いいですよ。

アカン!アカン!

嬉しいよ、嬉しいけど、マイケル社長やから、言って良い事と悪い事があるよ~!

ぐはははは。

いやいや、一番人気ですよ。

あのCMもね、2テイク撮ったんですよ。標準語と関西弁と。

みんな、信用して欲しいんですよ。ウソの事をいってもダメなんで。だから、関西弁の方が良かったんですよ。

村上がCMをやる事によって、家の弟がね~・・・

それでね、その放送を聴いてたんですよ!それでね、今日はね弟さんにね、一年分ねプレゼント持って来ましたよ!!

ええええーーーーーっ!!ほんっまに!?俺、今一番テンションが上がったわ!いや~っ、言うてみるもんやな~。

横山さんがね言ったのは、10月1日でしょう?欲しがる物はラジオで言うんですよ。

いや実はね、僕ら全員やってまして・・・

あっ!それ見ました、見ました。

あっ、見ました?

いっちばんヘタクソが、村上信五だったんですよ。

あの時は自然だったから。

それをね、自分で言った言葉をスタッフさんが台本にして、自分で言ってできひんかったわ~。

この番組にマイケルさんが来てくれた時に、こいつがね、

うお~~いっ!!

ってね。

あれ、2年前でしょう?

でもね、プロアクティブはね、レコメンと村上さんに感謝してるんですよ!

それは、マイケル、逆やで、逆、逆。

何回、逆って言うんですか。

クリスマスメッセージくれたでしょう?

それはね、プレゼントして貰ったから。

横山さんが、いつも貰ってへん、貰ってへん、貰ってへん、って言ってたから、なんかプレゼントして嬉しい顔見たかったんですよ~。

でも、あれが2年前だから、あと一年分、またプレゼントしますよ。


ありがとうございます、早速電話しよーっ!!



(いや~本当にフランクで素敵なお人柄の方なんですね~マイケル社長。そして、関西弁で早口でお話がとても上手なので、抜けてる所がいっぱいあります・・・ごめんなさい。)


11月18日レコメン実況レポ②

2010-11-18 23:18:34 | レコメンレポ
~あるなし大辞典・抜粋~

福岡へ片道9時間で日帰りした、リスナーさんに対して・・・


大変やったな~、腰が砕けたやろ!?

砕けるかっ!!


久しぶりにカムカムレモンティーのお話しています。


マンゴーの王様っていうアメがめっちゃ美味しい!

どこで?

関西テレビで、いっつもある。

流行語、今年は60個・・・

こんにちワンツーは?

残念ながら、ダダ漏れです!

ダダ漏れって、あるやん!!

なう。もあるし~。

あっ、俺大嫌い!!

すばるも使ってるな。


ナウって言って良いのはデビットカッパーフィールドくらいやろ?


NOW!!ってね。(瞬時に判って突っ込んだひなちゃん)



リア、みつる?


ってなに?


俺の弟?



アニキ越えてもうたで。


リア充!?(りあじゅう)いや、りあみつるやで。出来るヤツやと思っていたけど、流石やな~俺の弟。


バカ、兄弟!ふはははははは


横山家で流行ってるのは、バツ!

バタンって倒れるから派生して、バツ!!もう、3人しかわからんけど、俺ら爆笑やで!

最近、あったら流行ってるのは、ニクイね~。

ふはははは、めっちゃ仲ええねんね~。

ニクイかね~!って流行らないかな。


11月18日レコメン実況レポ①

2010-11-18 23:04:48 | レコメンレポ
~ジャニーズズテーション~


If or・・・Ⅲ、やりますけど、ありがとうございます。

見所はなんですか?

まだね、打ちあわせばっかりでね。9月くらいから打ち合わせ始まって・・・

そんなに早くから?

年末年始はさむとね~、セットとか頼むから工場がストップするから、早め早めにせなあかんねん。

舞台やる時って、何て言うん?2が終わってすぐ言うん?

いや、スタッフは終わってすぐに言うてくれるけど、返事は夏まで待ってください~って言うたから。

大御所ですよ!

へえ?

お前、もうそれは大御所の返事やね!

いやいや、ジャニ∞の仕事でひっかかったら、そっちを優先したいからですよ。それこそ、ツアーの日程も判ってなかったしやね。

俺も舞台をやってへんからな~。。。

最後は何?

松竹座です、僕。

青木さん、ちゃう?

いや、松竹座です。誰が舞台やってない?大倉?錦戸?

大倉はショックがあったし、ヤスもカゴツルベがあったし・・・。

すばるもドリボあったし。

演舞城ちゃうん?

いや、その前やもん!あれ、春やろ?

帝劇があって・・・演舞城やって松竹座やもん。

ああ・・・そうか。


そう考えたら早いな~(少し力んで!)早いな。

早いよね~っ。そう考えたら、僕4年連続ですもん!すばるとやって、その後。


入り口、出口、田口ですがCDに入りましたから、印税が入りますね、臨時収入ですね・・・というメール。

はい!ありがとうございます、良い情報入りました~。

知ってました?

ありがとうございます~、これは本人に言います~。んふふふふっ。

これはね、もう搾り取らないと!(絞り取るって・・・(笑))

これはね無断ですからね、罰金も含めてチャリンチャリンと入りますね。

ははははあ。

レコード会社はどこですか?テイチクとの一騎打ちですね。

何かお役に立てる事があれば行きますよ!

今ねゲームしていて、いただきストリート!なんですけども。

ほうほう。

たまたま、ゲームの中で臨時収入です!って出た所でゲームを切ったから、何でバレたんやろ?って思ったわ。

偶然にな~!








11月18日レコメンOP実況レポ

2010-11-18 22:37:54 | レコメンレポ
こんばんワンツー


11月も半ばを過ぎましたね~。(横山さん、めっちゃ鼻声です。)

街もねクリスマスですよね。

色んな特番にも出させてもらいますけどね。(お鼻をすする音がしています・・・ズーッ、ズーッって音がしてます(笑))


最近は何してましたか?

DEROの収録とか、昨日もあったし・・。色々忙しく撮ってますね。

DERO?ふ~ん。

最近さ~、俺、人の話全然聞いてないねんっ!!

いや~知ってましたけども(笑)

イヤ、拍車が掛かって来て~。

そうやな。

ひどいねん。

昨日も収録でゲストの方に3回同じ話させましたからねっ!

ひどい!俺、このままじゃアカンと思うねん。

大人としてアカンよ。

何でやろな~、途中まで聞いてんねんけど、途中から今日は何てべようとか他の事を考えてしまうねんね~。

顔に気持ち入ってないのが、わかるもん。

ちゃんと聞かないと。女性の話も聞かないと・・・ねダメですよね。聞き上手がいいんでしょう?

収録やから、まらいいけどもね、ギリやで!!

他の人に興味がないねんな~。

自分が好きなんでしょう?

いや、自分もそんなに好きではないけど。

食わず嫌いが多いんですよ。

直してかないとね。



~今日はプロアクティブの社長さんがゲストでいらっしゃいます~

マイケルさんでしょう?まで、いらしてないでしょう?日本語話せる?

うん、ペラペラ。日本語も、もちろん英語もね。

どんな方なん?

いや~フランクですよ。

何て呼ぶん?

マイケル!

ほんま?まあ、アメリカの方やし、社長っていうものね~。


さあ、この番組は・・・・ふははははは、あはははは・・・・・

(途中で企画の説明に詰まるほど、爆笑しているヒナちゃん。理由はなんでしょう?)

お悩み相談のコーナーはお休みして、マイケル社長がいらっしゃいまーす。

~草食系男子を教えて~

よこがドラマで草食系を演じるという事で・・・

肉、食う人って、荒々しい人が多いよね。

犬をね、昔、ラックにね、鳥の骨をあげたらイカンって言われて・・・ガリガリ~って食べると荒々しくなるからって言われた記憶がある。

ああ、そうなん!?動物やから?

女性よりゲームが好きな弟が草食系です・・・というメール。

女性はバリバリ好きですからね。


そうでしょう?

ゲームも好きですけどね。


そう考えたら、あなた!雑食系ですよね?


え?普通ですよ。


言われたら、これがガサツなんかな~って思うけど、普段は丁寧にしてるで。
よう言うわ~。

え、何?どういう事?

もう・・今言うのが面倒臭い。


(ドラマも)台本ももらってないし、自分がどうなんかわからんな。

がっついてはいないし・・・

女性に関しては、控えめなんちゃうの。(優しい言い方です。)

女性に関しては、控えめなんかな~。

女性と遊ぶより、男友達と遊ぶのが草食系・・・というメール。


俺、男友達と遊ぶっていうよりかは、弟とあぞぶのがいっちばん楽しい!!

もう少し、広げなさいよ~~~っ!!

だって、弟と遊ぶのがいっちばん楽しい!

楽やからやろ~。

弟もめっちゃ楽しそうな顔してるもん。

そこに友達入れたらええやん。

大阪では、おるけど・・・

月亭はちみつやろ?

まあ、他にもいるけどさ~・・・。

じゃ、弟がおらんかったらどうするん?弟もおらんかって、バスケも無かったらどうするん?

一人で行くよ。一人で行くほ方が肉食系じゃない?

そんなん、仕方なく一人なだけやん(笑)

お前は一人で行くイメージ無いわ。必ず誰か誘うよね?

うん!

ほんっまに、よう誘ってるな~。ほんで8割断られてるやん。よう、めげへんな!

や、それは友達と折るからって言われれば、そうか~じゃあ、また今度!ってなるやんか

お前は・・・それはね大人やからまた今度!って言うでしょう?そこはわからんと。

そうなん?(可愛い言い方です、きゃっ!)

スタッフさんも、村上とばっかりおるから、家に帰るなり「死ね!」って言われたって・・・。

ははははははあ。

もう、楽しいからって村上君とばっかり遊んでるから、スタッフさんにはね家庭もあるし嫁もおるしね~。

むははははは。

昨日もね、最終的に村上が帰るって言う時に、マルがちょっとスタッフさんを誘ってるのを、村上がちょっと聞いて、残るわ~っ!!

って、怪獣が大阪に残るって、スタッフさんが「うわ~」って顔しててん。

そお?

そおやで!

昨日はまさかの強制送還やで!!

コミュニケーション取るもの大事な事ですけどね。




好きになった人がタイプ~懲りないワタシ、×が付きました!~

2010-11-18 19:25:39 | 妄話
このお話は妄想から生まれた物語です。実在する人物や団体とは無関係です






つづきから



と付き合い始めて、二年が経った大学3年の夏。

お互いに就職活動に忙しくしていた。

それでも、時間が合えば一緒にいたし、それが当たり前のように毎日が過ぎていた。



内定を貰って二人でお祝いのパーティーをした時の事・・・

お前とは、こうやって・・・これから先も一緒におるんかな~。

が優しく微笑んでいた。

私もその言葉を信じて疑う事は無かった。


サークル活動も引退して、就活も終わって、は新しいアルバイトをはじめた。

どこで、どんな仕事をしているのかは知っていたけれど、

そのバイトを理由に会えなくなる事が増えていった。

これまでは、どんなに忙しい時でも二人で過ごして来たのに。

そんな気持ちをに投げかけた時の事だった。


ねえ~、バイト忙しいね。

うん、疲れるわ~。

今度、どんな顔して働いているのか見にいっちゃおうかな~。

来るなよ。

えー、そう言われると行きたくなる。

来たら、別れる。

『別れる』

の口から初めて聞いた言葉だった。

急にの表情が冷たく感じて、その表情が怖くて、これから先が見えなくなった気がした。


一週間もに会わないなんて、初めての事だった。

この明らかな異変に私は動揺していた。

学校での授業はゼミだけになっていたし、キャンパス内でもに会えない事で、なおさら不安になっていた。


からの電話で呼び出された、がバイトをしている街。

外で会うなんて久しぶりだね。

うん。

・・・・


気まずい雰囲気が漂っていた。


あのさ・・・俺、お前の他にも好きな子がおんねん。バイト先の子。始めはその子には、彼女がいるって話していたし、友達やってんけど・・・。


二番目でもいいから、付き合って下さい。


って、言われた。

俺さ~、一年ん時の夏の事思い出したわ。お前もこんな気持ちやったん?

俺もズルイからさ、お前とその子と二股かけて付き合う事もできんねん。その子の事も好きやけど、お前の事も好きやから。



私は判っていた。

の「好き」の針は、私ではなくて、もう、その子に振り切れている事も、が二股を掛ける事ができない事も。


その日の会話は、初めて会う人との他愛もない世間話のような、どうでもいい会話しか出来なかった。

「来たら別れる」と言われた、その街で私と会う事がの気持ちなんだと察していた。

帰り道・・・私もあの夏の事を思い出していた。

そして、今の彼の気持ちも、あの夏の彼の気持ちも良くわかってしまう自分が嫌いだった。



と連絡を取らないまま、坦々とした日々を送っていた。

久しぶりに学食へ行くと、イラストだらけのPCに向うの姿があった。


相変わらず、これ使ってるんだ。

おお!久しぶり。お前も来てたん。

うん。サークルに顔出したら、学食にいるって後輩が教えてくれたから。

ああ、そうか。うまいこといってる?

何が?

アイツと?

あっ、知らなかった?別れたよ、もう。

えっ・・知らんかった。いつ?

夏かな・・・。

何で?

そんなに聞かないでよ。

ごめん、ごめん。いや、まだ付き合うてるって思ってたから。

振られた・・・。


私はに、全部話した。

理由も、状況も、そして、気持ちも。

何故だか、なんの衒いも無く、全てを話せた。

全てを話す事が、あの時のに対しての贖罪になるような気がしたからだった。


は時折、視線をPCに落としながら、話を聞いてくれた。

こうやって、二人で話しをすんのって、一年の夏以来ちゃう?なあ!?

この時、私はどうしてと付き合わなかったのかと、この期に及んで後悔していた。

なんていう女なんだ、私。


もう立ちなおったん?

どうかな・・・たぶん大丈夫。

俺も、こないだ決まったよ、就職。

ええ!おめでとう。どこに?

前から、どうしてもやりたかった仕事。ようやくご縁があったわ~。

はどうしてもやりたい仕事があって、そこには強い希望とこだわりがあったから、回りが妥協しながらも内定を手にする中で頑張っていた。

頑張って、待ってて、ご縁があってよかったね。

そうやねん。待った甲斐があったな~って、これだけは譲れなかったもんな~。

ああ、もうこんな時間?


夕暮れ時を知らせるチャイムが鳴っていた。


じゃあ、またね。

ばいばーい。

は可愛く手を振った。



外は肌寒くて、ジャケットの襟を閉じた。

私は思い出していた。

待った甲斐があったな~って、これだけは譲れなかったもんな~。

そう言いながら、が私を見つめていた時の視線を。

もしかして・・・んな事ないか、いや、でも。

私は学食へ戻って、の姿を探した。


そうだよね・・・待ってるはず、ないよね。

の言葉の中に、ほんの少しの望みを見たような気がしたけど、それは思い上がりだったと、すぐに気付かされた。



でも、その時の私が気付けなかった事が一つあった。

が学食を見渡せる、渡り廊下へ移動して、私の姿を見守っていてくれた事を。





*運命の人・社会人*


よろしくお願いいたします!

じゃ、早速、これをお願いします。

はい。

ああー、何で一番神経質そうな人に当たっちゃったんだろう。ハズレだな~、もう・・・。

希望通りの会社に入社したものの、配属までは希望通りには行かず、おまけに私の教育係りは一番神経質そうな彼。唯一の救いは、その彼が色白のイケメンだったという事だけだった。


ちょっと、いいですか?

はい。

これ、入力ミスが目立ちます。確認してから、もう一度提出して下さい。

申し訳ありません、すぐにやり直します。

細かいんだよね~、本当に。自分で直してくれたっていいじゃない。観賞用には適しているけど、一緒に仕事をするのは・・・どうなんだろうな~。

と、心の中でボヤいていると・・・

何ですか?

いえ、何でもありません。

これだもの、全てを見透かされているようイヤだった。

入社して研修中は、神経質でイケメンの彼が仕事のパートナーだった。それでも、研修期間が終われば状況が変わると思っていたのに、だ。

今日から、改めてよろしくお願いいたします。

と、彼に挨拶している私がいた。


部署が開いてくれた歓迎会の席。

どうして、ここでも隣なの・・・息抜きも出来ないよ。

僕が隣では不服ですか?

いえいえ、そんな事は無いですよ~。

と、これまでの人生で学んで来た、同性に嫌われない程度のぶりっ子を出してみた。

ダメだ、通用しない・・・。

さり気ないぶりっ子が通用しないタイプの彼だった。

仕方が無いので飲むしか無かった。酔った勢いで言ってしまった。

あの~先輩は私の事、嫌いですよね?

周りの騒がしさにかき消されそうな私の声に対して、意外な答えが返ってきた。

いや、好きですよ。

・・・・・

仕事もきちんとこなしていますしね、問題も無いですし。素直でいいと思いますよ。自分の下で一緒に働きたいと思ったので、それは人事に伝えておきました。僕は希望が叶って、君と仕事が出来て嬉しいですけども。

君は僕の事、嫌いでしょ?

驚いていた。へ~、私の仕事振りを買ってくれてたんだ。お陰で、私は彼と一緒に働くのね~・・・・。

き、嫌いじゃないですよ。仕事も出来るので尊敬してます。

単純な私は、評価されていた事が嬉しくて、お酒の力も借りて、彼に心を開き始めていた。


初めて仕事以外の話をしてくれた彼。

彼は異業種ではあるけれど、とある会社の御曹司で、将来は父親の後を継ぐという事。そして今は修行の為にこの会社にお世話になっているという事。

私も大学時代の話をしてみた。

ふ~ん、じゃあ、その大きなサークルでのマネジメントが少しは役に立っているんだね。

そうなんですかね~。


評価されたら、期待に応えようという気持ちも高まって、私は彼と一緒に懸命に仕事に打ち込んだ。彼について行くと仕事も上手く行った。

最初はあんなにイヤだったのに、仕事上のパートナーとして、欠かせない存在になっていた。そして、偶然とはいえ研修で彼と組んだ事が運命だったとさえ思っていた。

仕事が順調進んでいると、彼と過ごす時間が増えていた。

仕事のパートナーだった彼が、プライベートでのパートナーにもなるのは、自然な事だった。


じゃあ、先に行くからカギ閉めておいで。

えー、一緒に行きたい。

それは、ちょっと・・・・。

会社では何食わぬ顔してるのに・・・。

遅刻しないように。

こういう所は、お堅いのよね~・・・・。


その日の昼休み。

二人が付き合っている事なんて、だれも気付かない社内。この人と私、付き合ってますよーと言いたくなるような時も多かった。

彼の仕事ぶりと容姿、そして何より御曹司というバックグラウンドがあるから、他の女子社員が放っておく事は無かった。

彼は、わざと私のテーブルの近くに座ってきた。数名の女性陣を引き連れて。

彼女いるんですか~とか何とか、色々と詮索している様子の女性陣。

その人には、ぶりっ子は通じませんよ~。彼女は私ですよ~。

と、B定食を食べながら心穏やかでは無かった。

彼は女性陣をうまくあしらいながら、私の様子も見ていた。

ネクタイを緩めて、シャツのボタンを開け・・・私を見て微笑んだ。


・・・・・

ひゃーっ、ここで出す?



昨晩の事・・・・。

社内恋愛は、やっぱり内緒?

そうだね。できれば黙っていた方が、今はいいと思うけど。

彼女いる?って他の人に聞かれたら何て答えるの?

何て答えようかな~・・・。


私は彼の首筋の際どい場所にキスマークをつけてあげた。

私の彼ですっていう目印。

ふふふふふ・・・全く、子供なんだから。



そのキスマークを、さりげなくチラっと私にだけ見せるように襟元を開けた彼。

私はB定食どころでは無くなって、一人恥ずかしくなって、その場を立ち去った。



社食で、あんな事しないでよ~。

だって、目印だって付けたのは君だよ、君。

そうでした・・・・。

こんな風に目印つけなくても判るようにしましょうか?

え?

これは君が僕の物だという目印です。

そういって、彼は私の薬指に指輪をはめてくれた。

驚いていた!プロポーズの言葉と指輪のブランドに。

ハリーウインストン?

そう。

これは・・・そしたらお返しは、フランクミュラーの時計とかじゃないとダメ?

そんな事気にしなくて大丈夫。もう持ってるし・・・。


こうして、私は自分自身で考えてもいなかった玉の輿に乗ったのだった。


結婚を機に私は部署の移動があった。

入社当初から希望していた部署だったし、何より彼と同じ部署で働くのは何だか抵抗があった。

彼も実家の事業を継ぐまでは、私が働く事を快諾してくれた。

新しい部署での仕事は、毎日が新鮮で楽しくてやりがいもあった。

彼の下で働いて学んだ事が、そこでの私のスキルアップを手助けしてくれた。


ただ・・・

すれ違っていった。

時間が無くてすれ違うなんて、よく聞く話だし、私達は大丈夫だと過信していた。

でも、ほんの数ヶ月で、私は気を使いながら彼と過ごすよりは、仕事に打ち込む方が楽だと感じてしまった。



仕事だけのパートナーでいた方が良かったのかな?

そうだね。


短い会話が、彼と交わした最後の言葉だった。

こうして、私の人生に×がついたのだった。



再会・そして・・・*



離婚したん。

×が付いちゃった。

で、今は幸せなん?

そうね~これが私の幸せだって思うようにしてる。

そうか・・・なあ、もう一個聞いていい?あの時、何で学食に戻って来たん?

あの時って・・・どうして知ってるの?私が戻った時は、もういなかったよね?

ああ、おらんかったけど、廊下の方から見ててん。

声、掛けて欲しかったな~。

あん時、声かけてたら、俺ら付き合ってた?お前とはタイミングが合わへんな~。

残念なタイミングだね。

今日は、子供はどうしてるん?

ダンナが面倒見てる。

ふ~ん。そうか。どんな人なん?

えー、聞く?

聞くよ、今日は聞くよ~。

年下のいい奴だよ。


そう言って笑いながら楽しんだ同窓会。

は来なかった。




もしもし・・・エイトどう?

どうも、こうもないで!早う帰って来て。

ああ、もうエイト泣いてるの?すぐ帰るから、ちゃんと見ててね。

わかってるがな、早う、頼む。

私はと子供の待つ家へ帰る電車に乗り込んだ。

と離婚してから、会社を辞め、中途採用で入った会社で出会ったのがだ。

年下と付き合うのは初めてだったし、バツイチの私がと再婚するまでには時間が掛かった。


今度は俺がいるから。俺がそばにいるから。

のプロポーズの言葉。


帰ったらまた、疲れた~って言うんだろうな。

しょうがない、たまには私が頭をなでなでしてあげようっと。



ただいま~!!

遅い~、ほんまに、もう。大変やってんぞ~。


振り出しにもどったな~(笑)


*おしまい*



続きでこの長い妄想にお付き合いくださった方々へ、秘密を暴露します(笑)





今回は、それぞれの『彼』のバックグラウンドやその後も考えてみました。

それは、また別のお話が出来そうな雰囲気でもあって、ニヤニヤしています。

実は。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、

今回の妄話は母が書いています。

過去にもいくつかのお話は母が書いています。

全部読んでいただくと、母と娘のテイストの違いがあって、

言葉のチョイスに個性が現れていると感じています。


それから、もう一つ。

ここに書かれたお話は、冒頭に書いた様に妄想からうまれているのですが、

母の実体験もちょこっと混ぜちゃいました(笑)

どこまでが妄想で、どこが本当の事なのか、わかるかな~!?

いひひ、あはは