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俳優・安田章大に疾走して欲しい

2016-02-13 21:41:55 | 母の日記

みなさま、ごきげんよう。


フラジャイル!見ました見ました!


演技でも章ちゃんが泣いたり悲しかったりするのが辛いので、リアルタイムで見る事が出来るかどうか、どうしようかと直前まで悩んでいました。


しかも、物語の中の小早川くんの病気はガン。

同じがん患者としては到底心穏やかに見る事が出来ないと思っていました。

サラッとカミングアウトしましたけども、そういう事でございます。

ここに関しては後で書きます。





ほいで~ドラマの感想ね!


小早川くん、ピアノは当て振りだよね~!?

いつだったか、ピアノも少し触っていますとの発言があった事を記憶しています。

う~んと、乗馬とか興味を持ち始めて、ギターを持った女の子が好きと言っていた頃のことですね(ああ・・・懐かしい)

忙しいからかな、流石に弾きこなすことまでは出来なかったんですね。


さよ、オナラ♪

可愛いお歌でしたね、章ちゃんが作曲したとしても不思議は無いですけども。


自転車の後ろに乗った時の驚きの声が非常に可愛いかったです(はあと)




笑顔から真顔への表情の移り変わり

心の内の細かい感情の起伏を表すかのようでした。



菩薩の様に微笑む小早川くん

悟りを開いたのではなく、諦めたという点で、その微笑みは寂しさと切なさが漂っていました。


ほんの数秒の間に千変万化する章ちゃんの演技に引き込まれました。




電子カルテを見たら最初の手術して、肝転移で二回の手術していて、既に化学療法と放射線治療もしているのね。

がん治療のフルコースをしているから、岸先生の病院に来る前にも既に辛い治療をして来ている。

これから先は諦めたように話していたけれど、これまでは懸命に治療していたんだよね、そうだよね。

ここへ来るまで一生懸命に生きて来たんだよね、小早川君は。


余命一年で緩和へ入院という事は、痛みのコントロールの為?

この先ずっと病院で過ごす訳じゃないよね?


死ぬ覚悟がとっくに出来ているなら、一年は膨大な時間だと私は思うよ




川面を見ながら自分を語る後姿が悲しい、とても悲しい。

どんな顔で話しているのかと想像しただけで涙が出てくる。



保険が効かないなら高額医療費制度も利用できないね。

高額医療費制度が利用出来たらお金の心配をすることなく治療に専念できるのに。

ひと月の抗がん剤の値段が20万円、これが命の値段だなんて思いたくはないけれど。


抗がん剤って高額ですよね!

多剤併用もするのでひと月60万円とか年間1000万円近くかかる場合もありますよ。

そんな時の高額医療費制度ですけど・・

小早川くんにはこれが利用できないのか。



話終わって遠くを見つめる表情には力強ささえ感じてしまったんだけれど、あの時の小早川君は何を思っていたんだろう

自転車に揺られ、通り過ぎてゆく冬の風を君は冷たいと感じたのだろうか。

冷たいと感じられる幸せに気づいていたのだろうか。



五線紙に向かう瞳が輝いているのを見て嬉しかったよ。良かったね。

森井くんが病室に乗りこんで来た時の、不安でいっぱいの怯えた表情とは違って生気が宿っていたよね。


レセプターが無いということは大切な選択肢が無くなってしまうということ。


「ガンになんかなりたくなかったけど、いくつかいいことありました」


キャンサーギフトの事かな。(私個人はこの言葉はあまり好きではないの。)




少しだけでも前を向いて生きていこうとした矢先に不慮の事故だなんて、辛すぎるではないか。

そこが一番辛いではないか。

その結末が辛すぎてなかなか記事で感想を書けなかったよ。

闘病の辛さは、どんなに頑張ってもそれが治癒につながらないこともあるという点。

それでも、病と向き合い残りの人生を闘おうとしていたのに、とても残念でなりませんでした。

悲しかったな。


一人の命を救うことは出来たけれど。

小早川君は救われたのだろうかと、考えてしまいます。



章ちゃんの渾身の演技をしっかり見ることが出来ました。

最初は見ることが出来るか不安だったけれど、無事に見ることができました。

これは私にとって喜ばしいことなのです。

まだ治療中ではあるけれど、心も身体も回復している結果なのです。

大倉君には申し訳なかったけれど、「100回泣くこと」と「はなちゃんのみそ汁」は直ぐに見る事が出来なかったから。



章ちゃんの演技のお仕事のお蔭で自分自身の回復に気付く事が出来ました。

章ちゃん、ありがとう。

願わくばこれからも俳優・安田章大のお仕事が定期的に続きますように