小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

As sideman : TED CURSON QUARTET / URGE(日本フォノグラム)

2023-10-26 07:42:18 | BOOKER ERVIN
所有している盤は1984年に日本フォノグラムが "Fontana New Jazz Series" で発売したもの。ジャケットのイラストに惹かれて購入したレコード、他にも Paul Bley や Carla Bley など数枚を購入しました。まだ B.Ervin に嵌る前だったので購入時に一回聴いただけ、理由は一緒に購入した P.Bley Trio の二枚のが魅力が有り興味はそちらへ行ったので T.Curson 盤は長いお蔵入りとなります。先日 ashita45th さんの「あしたのブログ!趣味や日々の報告」を読んでいる時にイラストのジャケットから同シリーズの本盤と B.Ervin が参加していた事も思い出し本当に久しぶりに針を落としました。驚いたのは "You Don't Know What Love Is" 出だし部分の B.Ervin の tenor sax の音を聴いた時「 "HEAVY!!!" 収録の同曲が何故ここに?」それぐらいソックリです。もちろん続く T.Curson の trumpet の音で違いに気付きます。録音が4か月違うだけなので似ていても当たり前かも。同曲は "COOKIN' (Savoy) でも演奏しているので、ファンなら違いを確認するのも楽しいと思います。



Ted Curson, trumpet; Booker Ervin, tenor sax; Jimmy Woode, bass; Edgar Bateman, drums.
Baarn, Netherlands, May 13, 1966

A1. Roy's Boys
A2. You Don't Know What Love Is
A3. Cinq Quartre

B1. Musis Sacrum
B2. The Leopard
B3. Latino

所有の本盤は国内盤なので将来オリジナル盤を手に入れたいと思うけど 欧州盤は敷居が高いので無理でしょう。
最近ネットオークションを見ていると、以前は安価に入手できた盤が高額になっていてビックリ。Prestige の青レーベルなんか入手しておけば良かったと思う盤が何枚も有ります。

As sideman : MAL WALDRON / THE QUEST (NEW JAZZ)

2022-12-23 08:15:20 | BOOKER ERVIN
今まで B.Ervin のお薦め As sideman レコードを3枚上げましたが、実は一番よく聴いている一枚は "THE QUEST" です。
ただ何時も聴くのはB面のみ、今回はAB両面通して聴きました。A面は冒頭の "Status Seeking" から E .Dolphy 色に染まった演奏で M.Waldron と B.Ervin を従えた E .Dolphy のリーダー作と勘違いしそうです。久しぶりに聴いたけど聴き応え有ります。よく聴くB面は1曲目 Warm Canto での E.Dolphy の clarinet は本当に独特な魅力を持つ演奏で個人的にはジャズで聴くことが出来る clarinet 演奏のベストワン曲。Fire Waltz は M.Waldron の piano と R.Carter の cello がこれまた魅力的なソロを演奏しています。両面通して B.Ervin も文句無しの演奏だけど M.Waldron と E.Dolphy がそれ以上の演奏をしているので霞んで聴こえます。40年近く聴き続けていますが未だに飽きる事が無い愛聴盤です。このレコードは最初に再発輸入盤を買い次に国内盤、OJC盤そしてオリジナル盤と買い最後にジャケットはボロボロだけど盤は新品同様の青レーベルを手に入れ普段聴きしています。



Eric Dolphy, alto sax, clarinet; Booker Ervin, tenor sax; Mal Waldron, piano; Ron Carter, cello; Joe Benjamin, bass; Charles Persip, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 27, 1961

A1. Status Seeking
A2. Duquility
A3. Thirteen
A4. We Diddit

B1. Warm Canto
B2. Warp And Woof
B3. Fire Waltz

As sideman : Mingus at Antibes (Atlantic)

2022-11-18 08:03:10 | BOOKER ERVIN
B.Ervin がサイドメンとして参加しているレコードは C.Mingus の作品が有名で個人的にも愛聴盤が多く有ります。

Ted Curson, trumpet; Eric Dolphy, alto sax, bass clarinet; Booker Ervin, tenor sax A1-2,C1,D1-2; Bud Powell, piano C1; Charles Mingus, bass, piano A1-2,B1,D1-2, bass C1; Dannie Richmond, drums.
"Juan-les-Pins Jazz Festival", Antibes, France, July 13, 1960

A1. Wednesday Night Prayer Meeting
A2. Cry For Freedom (as Prayer For Passive Resistance)

B1. What Love

C1. I'll Remember April

D1. Ummh! (as Folk Forms I)
D2. Better Git Hit In Your Soul

二枚目は "CHARLES MINGUS PRESENTS CHARLES MINGUS 'CANDID" の演奏メンバーに B.Ervin が加わってのライブ盤( "I'll Remember April" のみ B.Powell がゲスト参加)、本作は「私の CHARLES MINGUS 10選」の次点に入る愛聴盤なのでレコードの紹介はカテゴリー "CHARLES MINGUS" で何時かする予定です。
私が今まで聴いた中で、B.Ervin がサイドメンとして聴き応えの有る最長のソロを吹いているのが本作の A2. Cry For Freedom (as Prayer For Passive Resistance) 、初演は "Pre-Bird (Mercury)" で B.Ervin も参加していますがソロは U.Lateef が演奏しており悔しい思いをしたとおもいます。今回は鬱憤を晴らすかのように渾身のソロ演奏、聴き応えがあります。二枚組の国内盤は内ジャケットが英語の解説のみでしたが、輸入盤は文字のサイズを小さくしてメンバーの写真を配置して有り欲しくなり入手したことを思い出しました。

As sideman : MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS (Impulse)

2022-11-11 07:26:10 | BOOKER ERVIN
B.Ervin がサイドメンとして参加しているレコードは C.Mingus の作品が有名で個人的にも愛聴盤が多く有ります。
Jazz Portraits: Mingus in Wonderland (United Artists, 1959)
Mingus Ah Um (Columbia, 1959)
Mingus Dynasty (Columbia, 1959)
Blues & Roots (Atlantic, 1959)

Mingus (Candid, 1960)
Pre-Bird (Mercury,1960)(11/17 追記)
Mingus at Antibes (Atlantic, 1960 [1976])
Reincarnation of a Lovebird (Candid, 1960)
Oh Yeah (Atlantic, 1961)
Tonight at Noon (Atlantic, 1957-61 [1965])
Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus (Impulse!, 1963)
全部で1011枚有り、青字タイトルは Mingus ファンで無くても文句なしの傑作、赤字タイトルは B.Ervin ファンにお薦め極めつけの一曲収録レコードです。


一枚目は以前に紹介済みの "MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS (Impulse)" 。本作収録A面1曲目の " II B.S." は "The Clown" 収録の "Haitian Fight Song" とタイトル違いで同じ曲、今回の総勢11人の豪華メンバーによる演奏は迫力満点で聴き応え十分、ホーン陣唯一の B.Ervin のソロも絶品です。そして J.Byard のピアノソロがこれまた絶品と文句無しですが "The Clown" 収録曲と比べて演奏時間が短いのが唯一残念なところです。






As sideman : RANDY WESTON / AFRICAN COOKBOOKS (ATLANTIC)

2022-11-04 07:28:44 | BOOKER ERVIN


Randy Weston - piano, celeste
Ray Copeland - trumpet, flugelhorn, arranger (A1-4,B1-2)
Booker Ervin - tenor saxophone (A1-4,B1-2)
Vishnu Bill Wood - bass
Lennie McBrowne - drums
Big Black - percussion, vocals (A4,B1-2)
Harold Murray - percussion (A4,B1-2)
Recorded at Nola Penthouse Sound Studios in October 1964.

A1 Berkshire Blues
A2 Portrait Of Vivian
A3 Willie's Tune
A4 Niger Mambo

B1 African Cookbook
B2 Congolese Children
B3 Blues For Five Reasons

B.Ervin がサイドメンとして参加しているレコードは C.Mingus の作品が有名で個人的にも愛聴盤が多く有ります。それ以外となると第一にお薦めしたいのが R.Weston の本作、アルバム一枚全てお薦めとは行きませんがB面1曲目 African Cookbook は R.Weston のオリジナル曲に B.Ervin のオリエンタルムードが見事に相乗効果を上げ聴き応え十分の演奏です。本作は Atlantic が "RANDY WESTON / Randy" (Bakton) を再発したものです。