黒パンダ団 港街支部

掌動などフィギュアのブログです。
旅や酒場放浪記も時々あります。
人生七転八倒。

『まほり』「丸ごと ! ! カニバーガー」「掌動改造キカイダー」

2019-10-12 | 日記


 外は台風です。どこにも被害が出ませんように……



 この数日は、頭使う仕事をしていたはずですが……完成しちゃった?



 ショウ・ザ・フラッグ!!



 ゲルショッカー戦闘員 決起集会



 「食べ物を撮影するときは目一杯接近せよ」って先祖代々言い伝えられておりまして~



 持たせようとしたのですが



 無理でしたね



 「俺たちは、何をさせられているんだ?」



 イズちゃんでも持てる軽量コンパクト

 以上、今回はこんな感じです。 ←何が??



 先日も行ってきました。禁煙立呑み ゼファー食堂

 口からお迎えするワイン ←マスターのネーミングセンス 



 なぜか店内の至るところにパンダがいます



 チーズを丁寧に炙ってくれます。うれしい心遣いです チーズの匂いが立ちこめてたまりません



 メジロとタチウオと……なんだっけ?珍しい魚 のお刺身盛り合わせ、ウマー



 手詰めのサイダーです。瓶がクラッシックで良いですな~



 プチトマトを凍らせて氷のかわりにたっぷりグラスに詰めた後、焼酎を注がれて……ウマー



 夫婦二人で行ったので、量的に丁度でした。牛肉の濃厚さが酒のつまみに良いですなー

 以上の酒食の撮影はウチの奥さんです「接近して撮影」してますなー

 で、ベロンベロンで帰ったあと、気がついたらキカイダーが完成していた。謎です



 ある日、ふと思い付く。「ミクロマンの財産を掌動に使えないのだろうか」と





















 うーん、使えるけれど作品の世界観と合わせるのに一工夫が必須だなぁ



 ↑男の子が好きな「武器を並べる」シチュエーションをしたかったのですが



 これは、どう見ても……



 フリーマーケットで値切られる様子 にしか見えないなー とほほ



 シェスタ「夏前から放置していた昭和のヒューマギアをそろそろ作るのです」 



 さて、「日帰り博多旅行」で、自分へのお土産は コレ でした~



 金印は前から持っていたんですけどね。ご先祖様から「大事なことに使うんやでー」と。

    ※いつも記していますが、このブログは、80%くらいウソで出来ています。



 福岡市博物館の常設展で「金印」見ることが出来ました。

 大学生か院生らしき人がジ~っと凝視していて「一般人がテキトーに見に来ててスンマヘン」



 うちにあるのは、全部金属製で重みもたっぷりのレプリカなんですが



 昔々、社会の先生が購入を迷っていて「どう思う?」と聞かれた際に「私は買います」と。

 先祖伝来のイッピンどすえ~  ←全方位に喧嘩売るスタイルはやめようなー



 家に先祖代々の金印があるのに、ミュージアムショップにて「買うたやめた」音頭を踊るパンダ

 福岡市博物館のミュージアムショップは「ゴム印の金印」←?も販売していました。~迷ったゼ



 ダウンサイジングはストラップのため~ 奥さん曰く「ストラップという文化は終わった」がーん



 ウチの奥さんの御友人が前回のブログを御覧になったらしく、矢文が飛んできたそうで

 「ひとつ、『押しチャリ』は『押す自転車(チャリ)』と九州弁のミックスです」

 「ふたつ、福岡とイチゴの関係は「あまおう」です」

 ※「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字で あまおう とは! 

 「みっつ、天神のシンボルが『牛の角』なのは 天神様はウシと縁が深いからです」天神様……

 「よっつ、新幹線800系はツバメです」 などなど 

  私の無知に「三國志の赤壁」のように大量の矢 じゃなくて矢文?が浴びせられ

  恥ずかしさのあまり、火だるまになるぱんだであっためでたしめでたし。 ありがとうございました



 「ガンダム好きな人は新幹線も詳しいと思ってた、だってさ~」 いや、その論理はワカランぞ



 ということで、私の「らくらくふぉん」に金印ストラップが装備された。権威が5上がった。



 金印に謝れ。そして北森鴻先生(涙)と浅野里沙子先生に謝れ。だから、また九州に行くのだ~



 ということで 『まほり』著者・高田大介

 一気に読んでしまいましたー。後半読むのを止められないんだもん。そして最後のページ……うわぁ。

 『図書館の魔女』でスゴイ作者だー、ってのは知ってましたよわかってましたよたまりませんよ。

 感想の続きは後半にて。



 シェスタ「ということで、昭和のヒューマギアが完成しましたわ」 シェスタの口調??



 シェスタ「掌動ボディと昭和特撮ヒーローのベぇストぉマッチぃ!!」 口調な。

 にせライダー大活躍。戦闘員を買い続けてたら、ナゼか「にせライダー」も増えて増えて……



 並べると「全然改造してないやないかー」と言われそうですが



 由緒正しい「頭部をすげ替えて簡単改造」です。



 東映特撮ヒーロー アクションフィギュアコレクション の頭部がピッタシぃ~



 イズ「ヒューマギアではなくて、人造人間では……」



 人造人間たちです



 おけつです



 イズ「ロボット刑事はヒューマギアですか?」



 うーむ、やっぱり、きちんとしたビジンダーほしいなー バンダイキャンディさん出してぇー



 ハカイダー「そうなると、わたしらの立場は?」







 まぁ、そのときはそのときで、どうにかなるでしょう。←何が??



 台風が行ったら、お外で撮影出来るかな??



 紙袋のマークに注目せよ!



 鉄血のドムドム



 かに! マークがかわいい



 いやぁ、買ってしまいましたね。以前住んでいた雪国支部の近所の居酒屋に「ガニラ」ってメニューがありまして、それが大好きでした。夫婦で行ける飲み屋でお気に入りは、そのお店くらいしか思い出せないのですが、当時は車必須の田舎に住んでましたから、飲みに行っても夫婦どちらかは呑めないという今では考えられない状況を長年続けてたのだなぁと感慨深かったので、けっこうなお値段とは思いましたが「がにら、オマエこんなとこに居たのか!」って近所にあるドムドムまでテクテク歩いて行きまして無事に購入&おいしゅうございました。ソフトシェルクラブっていうんですか?カニ味よりも食感が楽しい一品でございます。ハンバーガーに合うかどうかと言われたら微妙なのですがドムドムの心意気と思いでに「えーい、買っちゃえ」と。そしたらドムドムの旗がついていてなんかラッキーな気分ですどむどむ。



 食べ物を美味しそうに撮影するには「寄れ、寄るんじゃあ」と御先祖様が申していたそうなんです~



 キカイダーゼロワン もとい キカイダー01 のバイクって青色??



 バンダイキャンデイ様。昭和ライダーが一巡したら、昭和特撮ヒーローお願いします



 でも、タックルとかビジンダーとかダルニヤとかもお願いです。ハカイダー3兄弟は……いらない。



 
 おわり













「民俗学とは想像力の学問です。(略)まず自分の仮説を証明することを考えること。そして証明に必要なのは、一にも二にもフィールドワーク以外にはない」北森鴻著『凶笑面』より 蓮丈那智のセリフ

「実証的な史料解釈は史学の必須手続きではあります。(略)でもどこかでそうした実証主義自体を批判しなきゃいけないって部分はあるんですよ。実証主義が、実証の故に取り逃すような歴史の真実っていうものがあるかもしれない、あるはずだ(略)」『まほり』より 学芸員、朝倉のセリフ

「私はね、朝倉さんとは違って、そういう判断はしないんだな。こうした史料がありますっていうことをね、淡々と記録していく。(略)なまじな判断で史料そのものや本文の記述に非を打っていったら、史料とすべきものの目録が、もう恣意的なものになっちゃうでしょ?」『まほり』より 郷土資料館員の古賀のセリフ

 民俗学ミステリということで、真っ先に比較しちゃったのが北森鴻「蓮丈那智シリーズ」です。超人的な蓮丈助教授に比べると『まほり』の主人公2人(3人?)は現実的で、ミステリー世界で生きていけるのか心配しながら読んでました。(ミステリーだけど、連続殺人が発生しなかったのも私好みです……いや、起きちゃった、のかも?)
「蓮丈那智シリーズ」の主人公の一人?内藤三國助手も結構な頻度で閃きを発揮するし、後にレギュラーになる人も、他のシリーズから出張してくる人たちなんかも、誰もが超人オリンピックみたいなトンデモ人間ばかりで「蓮丈那智シリーズ」はそれが魅力的なのですが『まほり』は登場人物が地味~な気がする。←ウチの奥さんの読後の一言に引きずられたかもしれん。リアルでいいじゃん。ミクモオサムも主人公です。
 
 でも、『図書館の魔女』で怪力乱神を語らずに魔法的な解決策を見せてくれた作者。地味~な主人公の周囲に濃厚な「言霊使い」いや「言葉に仕える」人物を配置してくれます。膨大な史料と格闘する主人公に「他人に助けてもらったらいいじゃない」と(茉莉花様のように)放り投げる人。そして召喚された面々が主人公に「王道の方法論」だか「無手勝流」だか、を仕込んでいきます。最後に出てきた人も人物造詣がとっても濃密で、「モデルがいるのかなぁ」とか思いますが、「小説に出てくるキャラは、その全てが作者の分身である」という話も聞くので……この作者のペルソナは濃いなぁと納得したり。

 主人公は等身大であっても、彼が進む学問世界(大学院?図書館や歴史史料?)は圧倒的な情報を持つ。というか情報そのもの。膨大な言葉の「海」あるいは「山」をいかに読み解いていくのか、それとも読まずに放置するのか。このストーリーに於いては主人公はフィールドワークをし続けることと、知り合った友人や先達の助力もしくは使いこなして、真相にたどり着く。(今回は真相があって良かったね、現実はいつまでも真相どころか方向性も見えないってのが多いんだよ~と読んだあとイヤなことを言いたくなるのはジジイの証拠)主人公は主人公である理由をきちんと証明出来て、その過程をきちんと見届けてもらえたボーイミーツガール。よかったよかった。読後感が良い作品はなんども読み返したくなります。(だからグレンラガンはもう一回見られない~ダメなんだ~)
 
 あと、ヒロインがカワイイ。それを背後であやつる祖母もカワイイ。
 
 この作者の本を読むと毎回「ああ、図書館は大事だなあ。そりゃ『図書館戦争』の図書隊員に命がけで守ってもらわないとあかんよなぁ」としみじみ思わされます。図書館に行かない派の私でも図書館スゲーって思わされます。

 ウチの奥さんはどうかわからないけど、私は『まほり』何度も読み返す一冊だなぁ、と。文庫本派なんで、文庫本が出たら買い直すかもしれんが……この装丁は捨てがたいな。

 それと、『図書館の魔女』まだかなまだかなー



 『まほり』帯に書かれている驚天動地 とは ↓ 



 ※ビジンダーの目玉がビヨヨーンって、誰も知らないか……

  







 













  

  








 







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