はい、今日も「掌動」の『シン・仮面ライダー』で楽しませて頂きます
私は『シン・仮面ライダー』全肯定派です。
様々なSNSで色々なご意見を読みましたが、否定派の考えにちっとも頷けませんでした。
50年前、幼稚園児だった私にタイムマシンで会いに行って
「50年がんばって生きるんやで、すごい映画を見れるからね」
という気持ちに今も変わりアリマセン。
それなのに・・・
あの映画の最後のシーンに涙を流して感動した
「あれでいい。いや、あれがいい。原作を守りつつ、孤独なヒーローの戦いを思わせる・・・」
と、感動しつつも物語を破綻させないことに冷静に納得する自分と
『ガンダム0080ポケットの中野戦争』の小説版が「蛇足の生えてる小説版もその足が好きになるぐらい名作」
と今も評価される理由はただ一つ・・・主人公には死んでほしくないんじゃああああああ
という二つの気持ちが、せめぎ合うのです。
※コイツは本当にヒマなジジイなのだなーとお察し下さい
二人が一緒に戦いに赴き、たまにはゆっくりする場面とかもみたいな・・・
それくらいの息抜きがヒーローに与えられてもいいよね、いや、与えてあげて
旅館の一室、謎のスペース大好きです。ここに座るために旅に行くのです
ということで
思い付いた妄想を垂れ流してみようと思います
「先日、本郷猛のクローン体が完成しました。ルリ子様のクローン体も大切に保存されています」
第2世代外世界観測用自立型人工知能 ケイと名乗ったロボットは二人の黒服の前に静かに現れるや
携帯端末の画面を見せながら、そう語った。
端末の画面に流れる動画。最初は静かに眠っている本郷猛だった。寝息を立てている。
場面転換して、別室で眠っている緑川ルリ子。どちらも起きる気配は全くない。
「ショッカーの科学力か。こんなことが可能と世界が知ったら」
「Not to worry 意識のない有機体を複製出来ても誰も喜びません」
ロボットらしく無感情なのだな、と滝は冷ややかにKを見つめていた。
「病気による臓器不全や事故などによる部位欠損・・・そのために自分をもう一人用意しておければ」
「uneconomical ショッカーの科学力でもまだまだ不経済です」
「ならば、なぜ二人のコピー体を作り上げた」
「そのうえ、我々に提供するとはどういう意図だ?」
「アンチSHOCKER同盟が保管しているルリ子様のプラーナと
本郷猛のプラーナをクローン体に移せば、限りなくオリジナルに近づきます」
「・・・それすらショッカーの実験ではないのか?」
「我々がショッカーに従うと思ったのか?」
Kというロボットは首を傾げた。
「二人の復活はアンチショッカー同盟にはプラスのはず。私の受けた命令は
『本郷とルリ子の動向を監視する』なので、この件に関してはあなた方と
協調が可能です。Undeniably true 私は全力を捧げましょう・・・ただ」
政府と情報機関から派遣されている黒服二人は顔を見合わせた。
「可能ならば、ルリ子様が持ち去られたハチオーグの打ち掛けを所望する」
「まさか、ハチオーグも復活出来るのか」
サソリオーグの毒性弾丸を発射した人物が目を見開いた。
「可能性です。ヒロミはルリ子様を支えられる一人です」
「・・・わからん。K、お前はショッカーの一員なんだろう」
「なぜ、我々を利する行動をもちかけるのだ?」
「Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling
(計算機知識を組み込んだ再造形による持続可能な幸福組織)・・・持続可能であること、
そして幸福組織の設立と維持が私に与えられたcommandであり、そのためには
イチロー様とルリ子様のorderが欠かせません。End of explanation」
「とてつもなく我が儘なこと言っている気がしますが」
「私もそう感じたが、ウソは言ってない気もする。検討する時間はもらえるのかな」
「of course」
「・・・チョウオーグのプラーナも救い出したのか・・・」
「最後に玉座に着かれたとき、最終記憶が保管されました」
「一文字の説明だと彼も『本当はいい人だった』とのことでしたね」
※「マフラーは赤なんでしょ」と妹に言われたらしい
そして、アンチショッカー同盟は決断する。
「専用トランスポーターとは。破格の待遇だな」
「お前たちが甦ってくれたことに比べたら、こんなモンたいしたことないよ」
「・・・一文字ありがとう」
「へっ、お礼を言うのはこっちだよ」
「狭いけど、バイクのメンテに必要なモノはあるな」
「バイク3台、または小型バギーカー1台が収納可能だって」
「全地形対応車?誰が使うんだ」
「ああ……」
「なるほど……」
「部屋の広さよりコンピュータの性能を重視したいのに」
「生体電算機とも言えるキミに匹敵するパソコンはないんだよ」
「着替えなど最低限の物資も自分で保管しろ!」
「・・・自分で買いに行くわよ
ルリ子が使う作戦分析室。別名「ルリ子さんの部屋」
映画では「ヒゲ」どちらかの部下たちが解析していましたが
能力的にはルリ子1人の方に軍配があがるのでしょう
「ルリ子さん、作戦終了しました」
「ほんと、お嬢さんって冴えてるねぇ」
「帰り、コンビニ寄ってきて」
「「えっつ」」
「出来ればファミマ」
あの映画の世界観は、コンビニが出来る以前の社会なのでしょうか
それとも、今の、この社会なのでしょうか
どちらにしても「仮面ライダー」がいてほしいものです
「ルリ子様ですか、実はヒロミ様が・・・」
「わかった。すぐに対応する」
「行くぞ一文字」
「ああ。大切な人なんだろ」
ヒロミ、いやハチオーグ救出作戦の成功の是非は?
つづく
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「ルリルリ、たまにはウチに遊びに来てよ」
「ごめんもう寝かせて・・・」
「またまた、そんなこと言って~。もうルリルリに叱られるようなコトしてないから~」
「あのバッタちゃんも連れてきてイイから・・・え、増えた?」
さて、ルリ子の仮眠用ベッドは作りましたが、男ドモがそこで寝れるわけもなく
うーむ。このテントの中も作り込んであげたいよなぁ
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食事はまだ必要なのだったら、WCとシャワー室も必須だよな・・・と
作りましたが、それを使用している写真を見せるブログではござらぬ
設置に関しての場所決めなどはパンダ戦闘員が、がんばりました!
「俺たちは、メシ食わないもんなぁ」
「いや、お前のいれるコーヒーはうまいよ」
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