パエ-リャ

木製カトラリ-

ボホ-ル紀行 (34)

2016-07-10 06:30:47 | Weblog

Fly Davao  Cebu->Davao 5J 597 Cebu Pacific (already paid for by VISA in full)
   (15:55 -17:00) 


冒頭でも触れたように、釣竿を手荷物で持ち込めなかったことが残念だったが、空港の一角にある荷造りお任せ的な店でダンボ-ル箱を作ってもらって切り抜けた。画像がそれで、中はほとんど空気でしかない。成田では、70cm以下ということで、持ち込みが出来たが、マクタン空港では弾かれた訳だ。帰りのダバオ国際空港では無理やりにバックパックに押し込んだのでクレ-ムは出なかった。

マクタン国際空港では日本で印刷したセブパシフィックのA4サイズの支払い済み証明を印刷したものしか持っていなかったので、多少の不安はあった。ボルネオから以前にマニラ経由でダバオに飛んだ時にもパラペラの紙だけ渡されたが、その時のエアアジアは自分で選んだわけではなく、旅行代理店のお姉さんが勝手に決めた事ので、疑いもしなかった。

今回は、自分で意識的にネットでLCCを選んだので心配は心配だったが、基本的にはエアアジアの時と同じだったのでLCCのやり方だろうと思っていた。結局、何事もなくフライトのチェックインは出来た。事前にネットでフライトコンファ-メ-ションすら行わなかった(と言うか、そもそもネットにつなげなかった)ので、成田でセブパシフィックの日本人係員が言っていたことは正しい情報だった。

つまり、一番最初の成田でA4サイズの航空券もどき(航空券の支払い済予約書があれば、多分それすら必要ないかも)を印刷したものを提出した後は、同じA4サイズの航空券の予約分の支払いをしたと書いてある紙切れを見せればよいということだ。確か、マクタンでは搭乗口で本物の航空券を渡されたが、ダバオの空港ではそれすら渡されないままで成田まで戻ってしまった。

だから、逆に言うと、ただのA4の紙でなく、本物の航空券だと思って大切に保管しないといけない貴重な文書になる。


ダバオへのフライトは今回で2回目だったので、特に感想もなく、淡々と釣竿を受け取って、タクシ-でフェリ-ポ-トに移動して、ネットで見かけた記事に、空港から歩けると書いてあるし、その積りでもいたが実際には4km位はあるので暑い中を歩くのは無理だろう。

 歩けるといわれている抜け道を行くにはトライシクルがよいと思う。タクシ-も同じ道を走るが、渋滞がひどいので。

フェリ-にはぎりぎりで飛び乗った。そのため、前回乗ったときには急な階段を上って2階の部分の座席に行ったが、今回は目の前に車とかがある状態で、立ったまま渡ってしまった。

                たかが5分程度だし、依然として釣り竿の入った大きなダンボ-ル箱を持っていたので正解だった。

このフェリ-は搭乗場所に入る時に確か10ペソとかの少額を払うのでポ-トタックスか何かの支払いで、その先でちゃんとしたフェリ-代を払うものと思ってしまうが、他には何も払わないで向こう岸に着いてしまうので簡単だ。


この日のホテルの選択も同じように正解だった。前回来た時には、バイクの後部座席に乗って、30分ほど離れたリゾ-トに移動したが、今回はフェリ-を降りたら目の前にホテルがあるわけで、

既に6時近くだったし、 大正解だった。

 

但し、チェックインの時に問題が発覚した。こちらは予約成立票を印刷して持参していたが、ホテル側がバウチャ-を失くしてしまっていて、希望していた独立ロッジでなく、集合アパ-トみたい

な部屋にあてがわれてしまって、 そこはインタ-ネットがつながらない区画だったためだ。確か、テザリングも繋がらなかった記憶がある。

ネットの接続に関していえば、今回、まともにつながったのは初日のセブ市内のちゃちいホテルの有線LANだけだった。後は全滅で、特に、ロボックでつながらなかったのは大打撃で、必要のない換金までする羽目になったのだから。

で、このホテルの名前にキャンプの文字が入っているので、値段的にはそこそこ高いのに不思議に思っていたが、未だによく理解できていない。別にテントが張ってあったわけでもないし、独立バンガロ-の建物がキャンプ的だと言われれば、その通りかもしれないが、集合棟より値段的には高いわけだし、唯一思いつくのは、客が食料の持ち込みと自炊をやっていたことだ。

      これが自炊の様子

つまり、画像にあるような場所で大きな釜とかで煮炊きしていたので、それがキャンプ的な要素な

のかもしれない。

実は、前回、同じサマ-ル島の反対側の、港から遠いところにあるリゾ-トで出会ったフィリピン人の一家は、鹿児島で働いていて、福岡経由でダバオに休暇に戻り、サマ-ルへ親せきを連れて来ていた。彼らも実は、明らかに持ち込みの自炊を盛大にやっていたので、ダバオでは流行の遊びなのかもしれない。

もうひとつトラブルがあったのは、レストランでのオ-ダ-で、ビーフの何かを注文して、なかなか出てこなかった。ビールを飲みながらリラックスしている時だし、最初はあまり気にならなかったが、40分ほど経って、聞いてみると、その晩はビーフのストックがないので出来ないとの答えが返ってきた。

明らかに、組織として機能していないわけで、10人程の従業員に対して、客は実質上私一人しかいなかったのに、全員がスマホで遊んでいる状態で、文句言っても無駄だろうし、別のものを注文したが、それも10分以上かかって出てきたので、そういうことには慣れないといけないのだろうとの感想をもった。