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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

修学旅行の振り返りをしてみた その4

2012-05-28 14:29:07 | 日記
話がうろちょろしてしまっているような気がするけど、振り返りその4。

~③について~

うちのクラスでは行きの新幹線から調子が悪くなる子がいた。
酔い止めを飲んでも全く効かない。
しかも、乗り物酔いの症状ではない、過呼吸症状も同時に出る。
車掌さんにお願いして、養護の先生と新幹線内の救護室へ。
この子は結局、乗り物は全部ダメで、3日間ずっと乗り物内ではずっと横になっていた。
昨年はこの子、こんなことなかったのに。しかも同時に出る過呼吸症状は一体なんなんだ。
帰りの新幹線内から保護者に連絡するも、この子の親だけは、新横浜まで迎えにいきます
と言わなかった。冷たく「じゃ、お願いします。」とだけ言われた。
他の体調不良者の保護者は両親揃って新横浜まで迎えにきたりしていたのに・・。
人の親でもある校長先生は
「信じられないわ。何があっても子どもが調子悪いなら迎えにはくるでしょ。」とぼやいていた。
この子の過剰演技のような過呼吸症状について、
「おそらく無意識でこの子は、人の注目を引きたいのよ。人の愛情を感じたいのよ。」と校長先生は言う。
私も同じ意見だった。この子は愛情に飢えてるなあと常に思っていた。
その証拠に、宿舎ではこの子は人一倍元気で、
周囲に迷惑なほどテンションをあげて騒いでいた。身体の病気じゃないのだ。

また、カラーコンタクトで目が腫れた子も、愛情が不足してる感じが常に漂っていた。
他クラスにいる彼氏とうまくいかなくなってからは、体調も言動もおかしくなっていた。
彼氏とのことばかりに夢中だったから、クラスでも浮いていた。

京都で眼科を受診し、間髪入れず今度はお腹が痛いと言い出した。生理痛だと。
養護の先生が、飲んでいる薬を聞き出して買って来てくれた。
生理痛でお腹がいたくて何も食べれないというけど、食べないで薬を飲むのも胃に悪いから、
夕飯を別室に持って来てもらい、仕方ないから私が箸を持って食べさせた。
えー豆腐がまずーい、そうめんがぬるいよ~とか言いながらも少しだけは食べた。
まるで赤ちゃんのようだった。
その後、薬を飲んで自分の部屋に帰ったのは良かったけど、痛いよー!と騒ぎまくって
部屋中を文字通り転がりまくって、壁に頭を打ち付けたりする謎の行動で部屋の子を辟易させていた。
これじゃあ他の子が寝られないので、私ともう一人、職員がいた部屋で預かった。

最初は痛い痛いと騒いでうずくまっていたけど、温かいお茶を一緒に飲んだり、
私やもう一人の先生と話したりしてるとだんだんと落ち着いて来た。
結局、私の部屋でその子は12:00頃に寝た。
どっちみち、私は夜中に職員の打ち合わせもあるし巡回もあるし、しおりのチェックもあるしで
ろくに寝られないから、誰が居ても良かった。穏やかな顔で寝ていた。

次の日からその子は調子が良くなって、班別の際では恋愛相談を男女関わらずしたようで、
部屋でも恋の話で盛り上がって、帰りにはたくさん友達ができていたのは、前にも書いたか。


【続】




























































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