カメレオンモドキと暮らそう
カメレオンモドキってどんなん?
カメレオンモドキって カメレオン ってついてるけど それとは別種で アノールトカゲの仲間です。
顔とか目の感じがカメレオンみたいですが 体の形だったり尻尾の形状がちょっと違います。
手指の形状が カメレオンというよりクレスやジャイゲコなんかの樹上性ヤモリに近くて
壁に張りついたり 流木やコルクに止まったりと立体的な行動をします。
基本的にあまり動きません。(ベビーはちょろちょろしますが)
ハンドリングもできます。個体によりますが、ベビーから慣らしておけば人間に触られる事へのストレスはあまり感じないみたいです。ウチのカメモドさんも 肩にのせたまま 他の個体へのメンテナンスの間中じっとしています。
(もちろん目は離しませんけど)
見た目のゴツさとは違い、しっとりもちもちの感触、一度触ったらやみつきになりますよ!
脱皮のしかたがおもしろいです。薄い膜みたいなのがだんだん浮いてきて 背中からパックリ割れて取れます。
流通するのはほとんど2種
(「オオカメレオンモドキ」なんて でかくてかっこいいのが、ほんとにたまに入荷します。)
・ポルカスカメレオンモドキ(ホソヒゲカメレオンモドキ)
・バルバータスカメレオンモドキ(フトヒゲカメレオンモドキ)
見た目はあまり変わりませんが(たまに間違ってるショップもあるよう)
違いとしては ポルカスの方が 成体になると大きく(というより長く)なるみたいです。
バルバータスの方が 顔の比率が大きい(顔デカ!) アゴのひげがポルカスより長くてモサモサ。
ハンドリングしても ジタバタしない(ウチの場合)
飼育に関しては ほんとに丈夫で 温度変化や乾燥にもある程度は耐えられます(限度はあります)
ストレスもあまり感じないようなので 多頭飼いも(相性はあります)できますが、
発情時のことを考えるとオス同士は一緒にしない方がいいと思います。
飼育環境、ケージとか
活発に動くトカゲではないので そんなに大きなケージでなくても大丈夫です。
ウチは幅30×高さ45×奥行45のガラスケージでペア飼いしていました。
ただ、オスが発情してしまうと 年中!交尾を迫るので 繁殖を望まないなら分ける必要があります。
(メスが逃げ回ってストレスになりますので)
交尾してメスが抱卵すると サカってるオスの存在は邪魔になりますので やっぱり分ける必要が…
大きなケージは必要ないと言っても、
ケージに床材敷いて 天井にライト、流木やコルクを立体的に組んで水入れも…となると
あまり小さなケージでは難しくなります。
紫外線は 5.0wくらいのをゆるくあてて 室温が低いなら小さい保温球を一部に設置。
(うちは年中室温が26度以上ありますので 紫外線ランプのみです。
冬季にプレートヒーターを壁面に貼る程度です)
ライトに触るといけないので 天井の網の上に(ケージの外から)設置しています。
重要なのは湿度の管理で、ウチの場合は 部屋がひどく乾燥しているので朝晩の霧吹きくらいじゃ乾きまくりです。
ドリッパーで水落としたりしてましたが 床材がべちゃべちゃになったり 途中で止まったりといまひとつ。
今は 床材にソイルを敷いています。熱帯魚とかエビとかに使うアレです。
ソイルも選択を間違うと すぐに砕けてカチカチになったり 粉っぽくなったりするので 硬く粒が崩れないものを選びます。(水草用とかの肥料とか添加剤がはいってるものはNG)
ウチは 某ショップのオリジナルソイル を使ってますが、これがまた優れもので 粒がほとんど崩れません。
乾き具合が土の色で分かりますので 管理がしやすいし 口に入っても無害だし タマゴ孵卵するハッチライトの代わりにも使えてしまいます。何かお店の宣伝みたいになってしまうので(ステマか?) 聞いてもらえればどの製品か お教えします。
ソイルを敷いて 水をひたひたに(土の色が変わるくらい)注いでおくと しっとりしているのに表面は手で触っても土で汚れない感じになります。暑かったり 乾燥して湿度が欲しかったりすると このソイルの上にじっとしています。
朝晩の霧吹きのときに カメモドさんにも水かけますが、水入れを設置しています(体がつかる大きさの浅いお皿)
ウチはフェレットやワンコのエサ皿を使っています。暑いと 入って涼んでいたり、水を飲んでいたりしてます。
いろいろ書きましたが いわゆるフツウの樹上性トカゲの飼い方でオッケーです。
キモは 温度・湿度の高い場所と低い場所を作って トカゲが自由に行き来できるようにすることです。
基本 人間が快適な環境なら カメモドさんも快適です。
食事について
基本的に 昆虫メインの雑食です。
コオロギ、シルクワーム、ハニーワーム何でも食べますが
ミルワームとジャイアントミルワームは栄養面に偏りがあるので それ単食はしない方がいいかと思います。
ウチは メインに活コオロギを与え 時々ワームだったりデュビアだったり。
野生下でも いろんな虫食べてると思うから 栄養面 嗜好性からしてもいろんな種のエサ食べさせた方がいいかと。カタツムリも好物みたい。
それに もし拒食したりしても(そんな事あるのか?) いろんなエサ食べてた方が好物みつけやすいし。
あと、虫ばかりでなく バナナなんかの甘い果物や爬虫類ゼリーとか昆虫ゼリーとかの
「甘くて水分が多いモノ」も大好き。
私はこれらを角切りにして クレス用のフード(レバシーとか)を振りかけて ピンセットで一個ずつあげたり
練って水でゆるめて シリンジであげたりします(カルシウムや整腸剤のサプリも混ぜて)
生息地がキューバってことなんで
多分野生のコだって腐りかけた果物やそれによってくる虫なんかを食べてるんじゃないかと。
だって あんなにのろいんだもの、とても動いてエサ採りにいくなんてできそうもないし。
あくまでこれは カメモド好きのショップの方なんかと話してて至った見解なんで 正しいかどうかは知りませんが。
でも 自分も果物食べながら「コレ食うかな」なんて 少しおすそ分けしたりして けっこう楽しい♪
お腹すくと ケージの前にきて じっと見ていたり、妙なカッコで寝てて 止まり木から落っこちていたりと
なかなかユーモラスな「飼ってて楽しい」トカゲさんです!
(長くなりますので 繁殖、病気の記事は次回に)
カメレオンモドキってどんなん?
カメレオンモドキって カメレオン ってついてるけど それとは別種で アノールトカゲの仲間です。
顔とか目の感じがカメレオンみたいですが 体の形だったり尻尾の形状がちょっと違います。
手指の形状が カメレオンというよりクレスやジャイゲコなんかの樹上性ヤモリに近くて
壁に張りついたり 流木やコルクに止まったりと立体的な行動をします。
基本的にあまり動きません。(ベビーはちょろちょろしますが)
ハンドリングもできます。個体によりますが、ベビーから慣らしておけば人間に触られる事へのストレスはあまり感じないみたいです。ウチのカメモドさんも 肩にのせたまま 他の個体へのメンテナンスの間中じっとしています。
(もちろん目は離しませんけど)
見た目のゴツさとは違い、しっとりもちもちの感触、一度触ったらやみつきになりますよ!
脱皮のしかたがおもしろいです。薄い膜みたいなのがだんだん浮いてきて 背中からパックリ割れて取れます。
流通するのはほとんど2種
(「オオカメレオンモドキ」なんて でかくてかっこいいのが、ほんとにたまに入荷します。)
・ポルカスカメレオンモドキ(ホソヒゲカメレオンモドキ)
・バルバータスカメレオンモドキ(フトヒゲカメレオンモドキ)
見た目はあまり変わりませんが(たまに間違ってるショップもあるよう)
違いとしては ポルカスの方が 成体になると大きく(というより長く)なるみたいです。
バルバータスの方が 顔の比率が大きい(顔デカ!) アゴのひげがポルカスより長くてモサモサ。
ハンドリングしても ジタバタしない(ウチの場合)
飼育に関しては ほんとに丈夫で 温度変化や乾燥にもある程度は耐えられます(限度はあります)
ストレスもあまり感じないようなので 多頭飼いも(相性はあります)できますが、
発情時のことを考えるとオス同士は一緒にしない方がいいと思います。
飼育環境、ケージとか
活発に動くトカゲではないので そんなに大きなケージでなくても大丈夫です。
ウチは幅30×高さ45×奥行45のガラスケージでペア飼いしていました。
ただ、オスが発情してしまうと 年中!交尾を迫るので 繁殖を望まないなら分ける必要があります。
(メスが逃げ回ってストレスになりますので)
交尾してメスが抱卵すると サカってるオスの存在は邪魔になりますので やっぱり分ける必要が…
大きなケージは必要ないと言っても、
ケージに床材敷いて 天井にライト、流木やコルクを立体的に組んで水入れも…となると
あまり小さなケージでは難しくなります。
紫外線は 5.0wくらいのをゆるくあてて 室温が低いなら小さい保温球を一部に設置。
(うちは年中室温が26度以上ありますので 紫外線ランプのみです。
冬季にプレートヒーターを壁面に貼る程度です)
ライトに触るといけないので 天井の網の上に(ケージの外から)設置しています。
重要なのは湿度の管理で、ウチの場合は 部屋がひどく乾燥しているので朝晩の霧吹きくらいじゃ乾きまくりです。
ドリッパーで水落としたりしてましたが 床材がべちゃべちゃになったり 途中で止まったりといまひとつ。
今は 床材にソイルを敷いています。熱帯魚とかエビとかに使うアレです。
ソイルも選択を間違うと すぐに砕けてカチカチになったり 粉っぽくなったりするので 硬く粒が崩れないものを選びます。(水草用とかの肥料とか添加剤がはいってるものはNG)
ウチは 某ショップのオリジナルソイル を使ってますが、これがまた優れもので 粒がほとんど崩れません。
乾き具合が土の色で分かりますので 管理がしやすいし 口に入っても無害だし タマゴ孵卵するハッチライトの代わりにも使えてしまいます。何かお店の宣伝みたいになってしまうので(ステマか?) 聞いてもらえればどの製品か お教えします。
ソイルを敷いて 水をひたひたに(土の色が変わるくらい)注いでおくと しっとりしているのに表面は手で触っても土で汚れない感じになります。暑かったり 乾燥して湿度が欲しかったりすると このソイルの上にじっとしています。
朝晩の霧吹きのときに カメモドさんにも水かけますが、水入れを設置しています(体がつかる大きさの浅いお皿)
ウチはフェレットやワンコのエサ皿を使っています。暑いと 入って涼んでいたり、水を飲んでいたりしてます。
いろいろ書きましたが いわゆるフツウの樹上性トカゲの飼い方でオッケーです。
キモは 温度・湿度の高い場所と低い場所を作って トカゲが自由に行き来できるようにすることです。
基本 人間が快適な環境なら カメモドさんも快適です。
食事について
基本的に 昆虫メインの雑食です。
コオロギ、シルクワーム、ハニーワーム何でも食べますが
ミルワームとジャイアントミルワームは栄養面に偏りがあるので それ単食はしない方がいいかと思います。
ウチは メインに活コオロギを与え 時々ワームだったりデュビアだったり。
野生下でも いろんな虫食べてると思うから 栄養面 嗜好性からしてもいろんな種のエサ食べさせた方がいいかと。カタツムリも好物みたい。
それに もし拒食したりしても(そんな事あるのか?) いろんなエサ食べてた方が好物みつけやすいし。
あと、虫ばかりでなく バナナなんかの甘い果物や爬虫類ゼリーとか昆虫ゼリーとかの
「甘くて水分が多いモノ」も大好き。
私はこれらを角切りにして クレス用のフード(レバシーとか)を振りかけて ピンセットで一個ずつあげたり
練って水でゆるめて シリンジであげたりします(カルシウムや整腸剤のサプリも混ぜて)
生息地がキューバってことなんで
多分野生のコだって腐りかけた果物やそれによってくる虫なんかを食べてるんじゃないかと。
だって あんなにのろいんだもの、とても動いてエサ採りにいくなんてできそうもないし。
あくまでこれは カメモド好きのショップの方なんかと話してて至った見解なんで 正しいかどうかは知りませんが。
でも 自分も果物食べながら「コレ食うかな」なんて 少しおすそ分けしたりして けっこう楽しい♪
お腹すくと ケージの前にきて じっと見ていたり、妙なカッコで寝てて 止まり木から落っこちていたりと
なかなかユーモラスな「飼ってて楽しい」トカゲさんです!
(長くなりますので 繁殖、病気の記事は次回に)
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