さくらのうた

　これ、今回のミュージカルの台本です。顔合わせの後、いろいろ変更もあって
薄いピンクのほうが新しい台本。オリジナルを書きあげてこうして脚本を作ってしまう・・・
その友人には頭が下がります。原作・脚本・演出、石丸愛梨です。気が遠くなりそう^_^;

　　　　　　　

　歌のレッスンに行くことが主でしたが、昨年から少し音楽を作るお手伝いもしています。
今回初めて顔合わせから参加しました。こういうのの顔合わせなんて・・・かなり久しぶりです。

　
　その演出家である石丸先生のわきに新しい台本が山積みされています。
先生から丁寧にキャストが発表されて、その役者ひとりひとりがありがとうございます、といいながら
やはり大切にその台本を受け取る。長年の付き合い、気心の知れたメンバーたちの柔らかな雰囲気の中に
ちょうどいい緊張感。これは結構気持ちのいいものでした。

　そして最初の本読みが始まります。
みんな初見でセリフを読んでいくのですが、どんどん役に入っていく・・・。
さすがだなぁ・・・と感心しながら私も台本をめくっていきます。
ちょっと・・・こんなたくさん音楽作るの・・・私の分どのくらいかしらん・・・
なんてすこーし自分の心配もしながら^_^;

　当初から音楽すべてを見事に担当している井上先生という方がいます。もちろん今回も音楽監督です。
あらゆるジャンルをこなして、すごいなぁといつも思います。でも昨年からどうしてもご都合が
つかないところもあるようで、少しお手伝いしてるのですが、今回は顔合わせも出られないお忙しさ。
この日・・・実はちょっと背中がすーっと冷たくなりました^_^;わたし、だいじょうぶかしらん・・・(；一_一)

　ＫＡＴ’Ｓこと九州アクターズクラブはもう１０年以上のキャリアです。社会人を中心にした劇団。
ミュージカル劇団です。２００２年には第７回宝塚ミュージカルコンクールで銅賞を受賞なんて
実績もあったりします。その当時からのメンバーはなかなかの実力です。

　言い争うシーンは大きな声が飛び交います。涙をこらえるシーンは少し涙声になってます。
ベテラン組はやっぱりすごいです。


　読み終わってはじめて、あー自分はこんな役なんだ・・・と役者さんたちは実感する。
そして石丸先生とのやり取りがあって、それぞれの役柄のピント合わせをして・・・という具合。

　なんだかちょうど、発表会のアンサンブルのパート楽譜をみなさんにお渡しするときのことを
思ったりしました。石丸先生も脚本を書きながら、この役者さんには今年はこんなふうに演じてもらおう・・・
ってきっと思って書くと思うんですよね。
このひとには今回得意なリズムを任せよう！こちらはフレーズがとっても上手だから、
メインのテーマを弾いてもらおう・・・って・・・そういうのと同じ。

　それからもう、歌を入れながらお稽古は進んでいます。衣装さんや小道具さんたちは、
役者さんたちと話し合いながら、あちこちからいろんなものを集めてきます。

　そんな姿を見ていると、うちの発表会もこうしようあーしよう！なんて盛り上がってきます。
今月から少しずつ合同練習が始まってきました。ペニーレインのみなさん！
２年ぶりのアンサンブルステージ！バンドサウンドを楽しみましょうー！！
うちも派手にやりましょうね(^O^)／