保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

孫は「ハーフ」 

2008年05月03日 | 日々の暮らし
私には2人の娘がいる。


2人とも女の子で、昨年秋に二女も嫁いでしまった。


お姉ちゃんにはすでに上は女の子、下は男の子の子供がいる。

つまり私にとっての孫だ。


私が「パパ」から「ジージ」と改名させられたのはもちろんこの時からだ。



50歳代後半で「おじいちゃん」と呼ばれることには正直抵抗があったが

“ジージ”なら許せた。


私にとってのおじいちゃんは私の父であって私自身ではないのだ。

ましてやそのおじいちゃんもまだ健在だ。


母親である長女が考えたのかは知らないが、いまや59歳で戸籍上の祖父となった

私は2人の孫からは”ジージ”と呼ばれる存在になっている。



孫の父親はパキスタン人なので2人の孫は「ハーフ」となる。



私の子供の頃、外国人との間に生まれた子供は「あいの子」と呼ばれて蔑まれてい

たことを記憶している。

すでに死語となっているのだろうか、ずいぶん以前から聞いたことがない。

それどころか今やハーフはかわいい、などともてはやす傾向さえある。



事実、手前味噌と言われても構わないが、かわいい・・・!



あいの子という言葉には戦争の陰が垣間見える。


韓国人などは日本人とほとんど見分けがつかないのでよかったが、アメリカ人、

特に黒人とのハーフがそう呼ばれていたようだ。

つまり占領国の駐留軍に対する一種の反感がその言葉に込められていたのではない

か。


ここ長野にさえ中国、韓国、ブラジル、アメリカ、フランスそしてパキスタンと多

くの外国人が暮らしている。



「あいの子」から50年、その名は「ハーフ」に変わり、そして時代も変わった。
コメント
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