保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

部品取車

2008年05月10日 | クルマ販売と板金修理の実録
GWが開けて4日が過ぎ、連休中に入庫した板金修理車2台が今日、明日には完成して納車となる。

エアコン修理のチェロキーはようやく中古コンプレッサーが入手できた。こんな時に本当に役に立つのがヤフーオークションだ。インターネットがこれほど普及する以前は部品は新品かリビルト品しか手に入らなかったのだから、外注業者が見積もるままに依頼するしか方法がなかった。今ではリサイクル部品と称する中古部品を専門業者に発注するか、それでもない場合はヤフオクで探す。どちらもネットとともに発展普及してきた。

特にタイヤなどはここ数年、新品でさえ地元業者から仕入れたことがなくなってしまった。その業者も「ネット販売価格で仕入れたいくらいだ」と言う有様だからしょうがない。中古車を購入するお客様は、タイヤも新品にこだわる訳ではないので、中古タイヤでほとんど対応できてしまうから自ずとヤフオク頼みとなる。


当店では4台の部品取り車を持っている。ジープJ37と161サファリはネットでも部品の入手が困難なためだ。チェロキーとスペースギアは販売台数が多いため、丸ごと持っていたほうが単品で買うより安上がりになるためで、既納ユーザーからはずいぶん喜ばれていてどちらも次の部品取り車を手に入れる必要があるほど部品を使用してしまった。

厳密に言うとリサイクル法では解体業の指定業者以外の部品取りを禁止しているのだが、実態はどこでもやっている。昨今の解体車価格の高騰から、解体業者による競争が激化していて部品が少しくらい外してあっても解体業者が文句を言わないからだ。つまりは売り手と買い手の力関係という訳だ。

少し以前はつぶしのクルマの中に、別の金属ゴミを入れておくと文句を言われたものだが、最近は静かなものだ。それどころかアルミなんぞは別途お金を置いていってくれる。
タイヤやバッテリーもたまにではあるが別の業者が引き取りに来る。もっともこちらはタダか僅かばかりの金額なので、来るまで保管するのが面倒だからほとんど利用していない。


時代の変化は社会の仕組みさえも変えてしまう。


コメント
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