本日20日、ジージは59歳となりました。
それを記念して素顔をちょっとだけお見せします。
久しぶりの専門店の焼肉なので炭火の焼き方を思い出している最中の真剣な表情です!
それにしても歳を取ったなあ、と画像を見て改めて思う・・・。
“昨年”の誕生日祝いに2人の娘からもらった誕生日プレゼントは市内の炭火焼肉
専門店 C館 の商品券だった。
55歳を過ぎた頃から仕事を終えた後、外出するには「覚悟」がいるようになっ
た。思うにぺぺが障害をかかえてからのことだ。
朝から晩まで脇にいる生活に慣れてしまい、そうしなければ極めて漠然とした不安
を抱いてしまうのだ。外出の間に死ぬとか生きるとか、そうした具体的な不安では
ないから一旦外出してしまえばどうと言うことはないのだが、とにかく心の準備が
必要になってしまった。
加えて、朝5~6時頃からぺぺの散歩に付き合うため夜の外出は極めて苦手になった。
夜8時を過ぎて帰宅しただけで翌日の体調は万全でなくなってしまうのだ。
だから昨年娘からもらった直後はその心の準備ができないうちに58歳の誕生日に
なってしまい、行きそびれた。
その後何度か行こう行こうと思いつつ、せっかくの誕生祝いを何の意味もない時に
使うのは2人の娘に申し訳なく、今年のGWにはちょっと早い前夜祭としてぜひ食べ
に行こう、と思っていたら娘達6人全員がウチに来てしまったので、また行きそび
れた。
これは今年の誕生日しかチャンスはない、と思っていたら女房の方から言い出して
くれたので話はすぐまとまった。
そして目出度く59歳の誕生日イヴに、念願の焼き肉と相成った!
思い返すに最後に焼肉を外で食べたのは、2番目の娘に誘われて今は彼女の旦那
になっている彼と、東口のなんとかと言う店に4人で出かけて以来のことだ。
あの時は2万なんぼの支払いを彼に全て払わせたのは、娘を連れて行かれる父親の
ささやかな抵抗だった(のかもしれない)。
と言うことは2年ぶり位の焼肉ということか?
かつてディーラー勤務の頃、メーカーのロードマンの接待にまだ小さな店だった頃
の本店にはよく食べに行ったもので、とにかく旨いが高くて、自腹を切って行くこ
とはなかったC館も、今では市内に3店を構える人気店となっているが、夕方5時
の店内には当然他のお客は誰もいない貸切状態だった。
多店舗化すると味は落ちる、と世間ではよく言うことで、もしかしたら確かにそう
だったのかもしれないが久しぶりに食べる焼肉の味は、特に最初のカルビの2~3
枚はそれはそれはうまかった!
昼飯はおにぎり1つで済ませて腹の準備も万全だったのも奏功したわけで、
まさに空腹は最高の調味料だった。
かくして1年越しの焼肉イベントは無事終了したのだが、もらった商品券の額は
確認もせずに「1万円」とばかり信じ込んでいたのだが、支払いを済ませた女房が
「1万4千円分あったから2千円分余ったよ」と言うではないか!
そして今日、顔といい手のひらといい、つるつるというかぬるぬるというか、肉の脂によ
る全身パック状態で誕生日当日の雨の朝を迎えている。
娘よ、ありがとう!
来年の還暦祝いの誕生日も、このC館の余った2千円で焼肉が食えるぞ!!