保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

歳を取って分かる歯の大切さ (その1)

2008年05月31日 | 歯の健康&インプラント

身元不明の遺体の捜索で、歯医者のカルテが有力情報と聞く。


35歳の頃から“歯磨き”に目覚めた動機は不純だ。

男の間には昔から「歯、目、マラの順に年老いる」との“言い伝え”がある。

若年の砌だったジージはそれをそのまま信じ「だったら歯の老いを遅らせれば目、

マラも玉突き的に遅れるはず」との結論を導き出した。



日常できる歯の管理と言えば歯磨きしかないわけで、後は定期的に歯医者に出向き

歯垢の除去を含めた定期健診をする以外にはやりようがない。


こうして目覚めた歯磨きはこの後10年掛かって完璧を極めた。


今でも夜は2本の種類の異なる歯ブラシを30分程くわえているし、毎食後必ず磨いてい

る。


今は嫁いでしまった2人の娘に、父親としてこれと言って処世訓めいたものは何一つとし

て教え込んだ記憶もないが、唯一受け継いでくれたものは「歯磨きの習慣」かもしれな

い。

姉は歯医者に「綺麗な歯だね」と写真を撮られたこともあると聞いた。



その孫達も歯磨きをイヤがらずにしているのを見ると嬉しくなる。



障害犬“ぺぺ”も子犬の頃からひっくり返して歯磨きをしているが、こちらは12年間も

やっているのにいっこうに慣れてはくれないので、全ての歯を一通り擦るのが精一杯だ。

あまり嫌がるので半年くらい止めたことがあるが、歯の根っこの方に茶色の硬い膜が付着

し出して爪で引っ掻くとぺロッとはがれる。

これはまずいと再開したらなくなった。



父親の甘い物好きが遺伝して幼少の頃から、このなく菓子パンや大福、だんごの餅菓子を

愛したものだから、歯医者は唯一のなじみの医者となっていた。

もともと「受け口」も遺伝で受け継ぎ、小学校低学年の頃には軽い矯正治療も受けたこと

があったのだ。


親の代から歯医者はU歯科と決まっていて50歳になるまで他に浮気することなくここに

通っていたのだが、年に1度、ちょうどゴールデンウィーク辺りに必ず奥歯の歯茎が炎症

を起こすようになったのは、45歳を過ぎた頃からだった。


U歯科でその奥歯を治療していた関係もあり、その都度お世話になっていたが、行く度に

治療する内容は、「これは効くよ」と薬を塗布し痛み止めの薬の処方箋をよこすだけだ。


さすがに、年に一度必ずはおかしいのでは、と思って別の歯医者に行ってみようと決断し

たのは50歳の頃だったのだ。

若先生は老先生に比べて腕が悪い、という評判を聞いていた影響もあった。



この決断がその後、ジージの歯に大きな影響を与えることとなる。

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