相続税の申告を主とした流れは次の通りです。
サイドバーの「相続手続きの主な流れ」も
これを加味して新たに更新しました。
被相続人の死亡による相続の発生
↓
【7日以内】 死亡届書の提出
1.葬儀費用の領収書を保管
2.遺言書の有無を確認
3.相続人の確認
4.おおよその遺産や債務を把握
↓
【3か月以内】 相続放棄等の検討
相続放棄の場合は家庭裁判所に申し立てる
↓
【4か月以内】 準確定申告
死亡した人の個人所得税の申告
↓
【10か月以内】 相続税の申告と納税
1.財産のリストアップと評価
2.遺産分割協議書の作成
3.相続税申告書の作成
4.納税資金の確保
準確定申告とは…
所得税は毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について計算し
その所得金額に対する税額を算出して
翌年の2月16日から3月15日までの間に申告することになっています。
しかし、年の中途で死亡した人の場合は
相続人が1月1日から死亡した日までの所得を計算して
相続の開始があったことを知った日の翌日から
4か月以内に申告しなければなりません。
これを準確定申告といいます。