10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

α NEX-6をLX90-GPS20に取り付け

2013-04-16 14:28:00 | 機材

<α NEX-6のリモコン>

α NEX-6はミニジャックのコネクタがないので、レリーズは使えません。(他の機種では当たり前の機能が何故無いのか、と思いますが)

しかし、高感度の露出撮影の場合、指でシャッターを押すわけにも行かず・・・結局別売りの「赤外線リモコン」を買うしかないのですが、他にも方法があります。それは、iPhone側に「PlayMemories Mobile」を、α NEX-6側に「スマートリモコンApp」をインストールして、iPhoneをWi-Fiリモコンとして使用するという方法です。

先日の観測テストの際は、まだ注文したリモコンが来ていなかったので、このやり方でやってみましたが、これは、カメラ側をWi-Fiルーターとして使うので、外出先でも使うことができて、案外便利です。また、iPhoneの画面にカメラ画像を表示させて確認できるので、赤外線リモコンにはない利便性もあります。

ただ、問題点としては、WI-Fiの接続ポイントとしてiPhone側にカメラを認識させると、通常のアクセスポイントは使えないので、インターネット接続が切られてしまう、電波が必ずしも安定していないので、時々失敗する、iPhone側には「撮影ボタン」(オンボタン)しかないので、オフボタンを押さなければならない「バルブ撮影」はできない・・・などがあります。

それで、上の写真の左にあるのが、別売りのリモコンですが、私としてはオン・オフさえできればいいので、中国製の450円のものを買いました。(純正のリモコンは機能が沢山あるようですが、私には必要ありません)α NEX-6は背後からもリモコン操作できるので助かります。※追記:屋外で確認したところ、やはりセンサーは前面にしかないので、背後からの操作はできませんでした。屋内では赤外線が壁に反射して反応していたようです。iPhoneリモコンと赤外線リモコン、どちらがいいかと言えば、やはり赤外線リモコンでしょうね。

<LX90-GPS20に取り付け>

それと、望遠鏡にカメラを取り付ける場合、Meade純正のカメラアダプタが必要ですが、そのカメラアダプタをカメラに繋げるには、それぞれのカメラマウントに合ったTリングが必要です。今まではEos Kiss X4を使っていたので、Canon用のTリングを使っていましたが、今回α NEX-6にした事で、ソニー用のTリングに・・・と思いましたが、Canonのカメラもまだ使う可能性がある訳で、いちいちTリングを差し替えるのも面倒です。

それで、CanonのEFマウントをSONYのEマウントに変換するアダプタを付ける事にしました。これなら、Tリングの差し替えより簡単そうなので。ただ、このマウント変換アダプタはオートフォーカス対応にしたら、かなりお高い・・・それで、天体観測にしか使わないという事で、マニュアルフォーカス専用のアダプタにしました。これなら、2000円ちょっとであります。

という事で、α NEX-6をLX90-GPS20に繋げた状態です↓