今日はわりと雲多めの晴れ。でも暑いのは変わらず。いや、変わらずどころか、やっぱり日に日に暑くなってね?っていう感じ。
一昨日、きょろちゃんのお散歩の見張りをしつつ、NHKで放送されたプッチーニの「トゥーランドット」の録画を観てた。去年の12月のウィーン国立歌劇場の公演。
ママは先に1幕だけ観てたみたいで「演出がわりとグロよ」と言ってた。実際観てみたら確かに結構シュールというかグロいうか、確かにそんな感じの演出だった。興味がある方はリンクしたサイトの写真を見てみて下さい。若干ホラー映画感もありますw。
まあこのオペラはストーリーにもそういうところがあるし、むしろそれをストレートに出したのかな思った。衣装も舞台装置も見た目は現代的な演出になってたけど、物語をわかりやすく表してたんじゃないかな。
ただ、ちょっと観入っちゃうとあっという間にきょろちゃんを見失って大騒ぎ。それで結局ちゃんと観れなくなっちゃうということ数回w。
「トゥーランドット」のことは前に一度このブログにも書いたけど、儂が一番好きなオペラ。
「トゥーランドット」>「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「その他のプッチーニ作品」「タンホイザー」「その他のワーグナー作品」>「魔笛」「ヴェルディ作品」「青ひげ公の城」
と、ちょっと考えてみたらこんな感じだった。
ちなみに、「魔笛」で思い出したんだけど、以前に「パパゲーノ効果=つらい問題を抱えて死にたいと考えている人が自殺を踏みとどまったエピソードなどに触れることで自殺死亡率が低下するという学説(by厚労省)」のことをある方のブログで読んだ。この名前の由来は「魔笛」に出て来るパパゲーノなんですわ。あれ?なんでこんなことを思い出したんだろうw。
「トゥーランドット」と言えば「誰も寝てはならぬ=Nessun dorma(ネッスンドルマ)」(だけ)が超有名だけどw、他にもすばらしい曲があります。
第1幕「お聞き下さい王子様」
↑ の後だいたい拍手が入りw、それから続く第1幕「泣くなリュー」(から第1幕の最後まで)
第3幕「誰も寝てはならぬ」(儂が死ぬほど好きなマリオ・デル・モナコ)
第3幕「氷のような姫君の心も」
この後、リューは自刃する。ここはマジ泣ける。プッチーニが書いたのはここまで。この後は違う人の補作で続くけど、儂はこの曲はここで終わったと思ってる。もしプッチーニ本人だったらどんな曲になったのかなー。
オマケで「誰も寝てはならぬ」の3大テノール共演の映像を貼っておく。
いや~、指揮もズービン・メータだし、豪華絢爛。儂はこういうのはあんまり趣味じゃないけどw。
もちろんこの3人は大好きだし素晴らしいテノール歌手なのは間違いない。ただ、3人一緒にこの曲を歌うっていうのはちょっとね~ということw。
5年前の今日のぼあちゃん。
はぁ~、なんかため息が出てしまった。。。