といかわゆみこのピコパンダ・旅歩き食べ歩き

旅紀行・グルメ情報を、旅行会社社長、といかわゆみこと相棒のピコパンダがお送りします。

リーガルコーディネーター

2010年11月15日 | 日記

皆さんは、リーガルコーディネーターという仕事をご存知でしょうか?法律の素人である依頼人が積極的に裁判に参加できるように手助けする方だそうです。
私はじめて知った言葉です。そのリーガルコーディネーターの麻田恭子さんが本をだされました。本の名前は『トラブル依頼人』法律事務所で起きたことをフィクションになおして書いています。へぇー、まさか、本当に・・・とあっという間によんでしまいました。監修は麻田さんのお勤めになっている法律事務所の弁護士加地修先生がなさっています。
おもしろくもあり悲しくもあり、お薦めの一冊です。
風塵社 \1,500.


PRIVATE CHEF'S STUDIO 山岡

2010年11月14日 | グルメ
先日 ハイアット・リージェンシー東京常務取締役総料理長 山岡洋氏のお店で食事をしました。
山岡さんが自宅で開いているプライベートレストランです。席数 12席です。

このスタイルは香港でもはやっていて、私家菜と呼ばれています。以前 やはりハイアットホテルの
周 中氏のお店で食事をしたことがあります。ご自宅のマンションでなさっていて、お部屋をみつけるのに
苦労したことを思い出します。

山岡さんのお店は駅から10分ほど歩いた住宅街にありました。
山岡さんが私たちのためだけに作って下さるのですから、本当に幸せでした。

数メートル先の厨房で作ったものがすぐにはこばれてくるわけですから、どの料理も熱々です。
まるでご自宅でごちそうになっているような錯覚を覚えます。

本当におなかいっぱいにいただきましたが、もたれることもなく 翌朝はちゃんとおなかがすいていました。
おそるべし、中国料理です。

当日いただいた『時雨月の宴』の中から、いくつか紹介します。


特選冷菜の盛り合わせ
目にもきれいな前菜でした。一品一品 楽しんでいただきました。

白身魚と帆立のしんじょ・冬瓜蒸しあんかけ やさしい味でした

いちごとタピオカの焼きプリン  デザートも手をぬいていません。






青山の秋

2010年11月13日 | 日記
日に日に秋が深まってきました。
各地から紅葉の便りが届いています。

温泉に入り、ゆっくり紅葉を楽しみたいと思っておりますが
ひたすら青山で働く毎日です。

でも青山でも紅葉は楽しめます。


ひとつは皆様ご存知の神宮外苑です。
まだ 完全に色づいてはいません。でも 日々色が変わっていくのがわかります。
全部が黄色くなるのは12月初旬でしょうか。この時期は、人が多いのがけってん
きれいな黄色になったら、また お知らせしますね。



そしてもうひとつは青山墓地です。桜の木が中心なので、全体が赤っぽいです。
当社の玄関から見ることができます。

私のささやかな楽しみです。


小川軒 レイズンウイッチ

2010年11月12日 | グルメ

今更ですが、レイズンウィッチです。
このお菓子を初めて食べたのは、今から40年近く前になるでしょうか?
なんて おいしいお菓子だろうと感動しました。誰からいただき、どこで食べたかもはっきり覚えています。

それから、おかげさまでおいしいお菓子にたくさんであいました。それでも いただくとニッコリしてしまうお菓子です。
にたようなお菓子はたくさんありますが、やはり小川軒のレイズンウィッチはちがいます。
さっくりしたクッキー、ふっくらしたレーズン、そしてまろやかなクリームがバランスよく組み合わさっています。
このバランスを30年追求したとホームページにありました。

いつまでも変わらないお菓子ってうれしいですね。


茶道会館

2010年11月11日 | 日記
先日 高田馬場で行われたお茶会に行ってまいりました。
茶道会館はJR高田馬場から徒歩10分ぐらいでしょうか。表通りを入った住宅地の中にあります。


この会館は1950年に茶道の普及と復興のために建てられたものです。建物は数寄屋作りで、広間、小間、立礼席など各々違った茶席が一棟の中に総合的に造られた平屋建です。

私のお茶の先生がお席をもたれたので、お手伝いです。(あまり 役にもたちませんが)
久しぶりにふれたお茶の世界でした。なかなか 有意義な一日でした。

先生のお席をちょっとだけご紹介します。


軸 有悦 三番叟  即中斎讃        即中斎箱  晃勢画
花入 赤置                 旦入作
花台 ハマグリ板              漆専堂作


仁清写 結のし               而妙斎箱  正全作


菓子 菊日和                ささま製

全部ご紹介できないのが残念です。




老四川 飄香(ピャオシャン)

2010年11月10日 | 日記

最近 東京の中国料理店で四川料理の店が元気なように思います。
きょう ご案内する飄香(ピャオシャン)もそのひとつです。

四川料理はただ 辛いだけと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
辛さも複雑です。酸・甜・苦・鹹・香の5つの味に麻と辣(しびれるからさとぴりぴりしたからさ)が
くわわり奥深い味をだします。
このほか 青山椒などの香辛料や何種類ものとうがらしを使い、更に魅力的な味をだします。
天府の国 四川ならではの料理です。


写真は伊達鶏の四川式香りあげ・タロイモ入りココナッツのあげもの
まわりにあるのは青山椒とざくろです。




はとバス観光

2010年11月09日 | 旅行
先日、業界の研修ではとバスの夜のコースに乗りました。
インバウンド(訪日)のお客様が簡単に楽しめる観光バスを私たちも経験したほうが・・・ということで
乗ることになりました。

皆様はなんではとバスというかご存知でしょうか?
伝書鳩のように必ずもどってくるということで、つけられたとか。(真偽のほどは定かではありません)

今日はみなさまを夜のコースへご案内します。
コースは夜の浅草、老舗の味と笑いの殿堂、大人一人7,900円
です。
それでは、出発オーライ

東京駅を出発、高速を使わず一般道で浅草へ

浅草寺です。もちろん もう扉はしめられていますが、きれいにライトアップされていました。
思ったより、ずっときれいでした。(10分)


徒歩で浅草演芸ホールへ。落語や曲芸。漫才などを鑑賞します。
生できく落語はやはりいいですね(50分)


やはり徒歩で、牛なべの老舗 米久へ。ビールもちゃんとついています。
お肉の量も以外とありました。もう1本ビールを飲みたかったのですが、ここは我慢(50分)

そのあとは、高速道路を使って移動

久しぶりに昇った東京タワーです。
東京の夜景は本当にきれいですね。スカイツリーに負けないでがんばれ!
ちょっと時間があまりお茶しちゃいました。(50分)

バスは2階建てバス。平日でしたが、15名ぐらいのお客さんがいました。
バスガイドさんもかわいかったです。

東京駅には9時半前に到着。
プチ東京観光はけっこう楽しめました。
今度は一人でのってみようかな。


奈良漬サブレ

2010年11月08日 | グルメ
遷都1300年の奈良は、様々なイベントでにぎわっているようです。
一度 この時期に行ってみたいと思っているのですが、なかなか機会がありません。
そんな折に奈良のおみやげをいただきました。奈良漬サブレです。

奈良漬のサブレ????と思っていただいてみたのですが、かすかに奈良漬の風味がする程度
でさくさくとした食感でサブレそのものです。少しの塩味と甘みバターの風味が複雑にまじりあい、
深い味わいです。

説明によると奈良女子大学奈良漬プロジェクトと仏菓子教室ドネードゥガトーの共同開発商品とありました。

奈良漬をサブレにしてしまうという知恵に感心しました。
奈良に行かれた方にはお勧めしたいおみやげです。




台湾の魅力

2010年11月07日 | 旅行
10日間にわたって、台湾トレッキングの旅をご紹介しました。

かつて欧州諸国では、台湾を麗しの島フォルモサと呼んだそうです。まさしく麗しの島だと思います。
私が最初に台湾に行ったのは、35年前です。5日間ほど滞在し台北を楽しみました。
その時食べた食事や行った場所はいまでも覚えていますから、よほど印象的だったのでしょう。

あの時の台北はもうありませんが、地方都市に行くとそのまま 残っているように思います。
もし 皆様が台湾に行くことがございましたら、ぜひ 地方都市に行かれることをお勧めします。
今まで知らなかった台湾が見つかるかもしれません。いつでも お手伝いさせていただきます。


阿里山へ行く途中で


阿里山


トレッキングの途中で見かけた花。


刻々と変わる日月潭


忠烈祠の衛兵交代


圓山大飯店

台湾の味 あれこれ

2010年11月06日 | 旅行
毎回ですが、今回もたくさん食べました。
旅行中の食べ物は大事です。食事は旅の大きな要素をしめます。食は文化です。
というわけで、お客さまにはなるべく台湾らしいものをおいしく食べていただきたいと思っています。
今回も事前にメニューをとりよせ、チェックをしました。

今回の食事を写真とともに紹介しましょう。本当はあわせて台湾のお茶も紹介したいのですが
これは次回に譲ることにします。


日月潭のメインダイニングにて
いわゆる ヌーベルシノワーズといわれるタイプのものです。写真は前菜です
また 食材も以前には使わなかったようなものがでてきます。
中華料理もどんどん進化していますね。


台湾料理の名店 欣葉(きんよう)にて
写真は前菜のからすみです。やはり 台湾料理というとこの店を選んでしまいます。
シジミのしょうゆづけ、とか大根入り卵焼きとか かきのもろみいためなど気取らない料理が私は好きです。



やはり はずせない鼎泰豊です。
あいかわらず すごい混雑でした。でも 待って食べる価値は十分です。


最後の夜は真的好というレストランでした。日本語に訳すと本当に良い・・・でしょうか。
おしゃれなレストランでした。
1階には水槽がおいてあり、好きなものを調理してもらうことができます。

台北 故宮博物院

2010年11月05日 | 旅行

台北市内の見所は、なんといっても故宮博物院です。
ご存知のように中国歴代王朝文化の集大成です。各時代の至宝を65万4500点を収蔵しているそうです。
2007年にリニューアルをして、ぐっと見やすくなりました。
何度もたずねていますが、決して飽きることはありません。

お客様のご要望で、なるべく時間をとってほしいとのことでした。幸 日曜日は6時半まであいていますので
3時間の時間をとりました。

しかし 最近の故宮博物院は非常に混んでいて、たとえば玉でつくった白菜などは見るのにかなり時間がかかります。

ところがです・・・。4時を過ぎたころから人が減りはじめ、6時ごろにはほとんど人がいなくなりました。
日曜日のせいなのでしょうか???
一番好きな陶磁器の展示室では、私のほかに2~3名でした。ゆっくりと鑑賞でき、本当に至福の時でした。

ミュージアムグッズを売っているコーナーもすいていました。
10年ぐらい前にここで清明上河図の巻物を買いました。今回はDVDがでていました。また 買ってしまいました。

台北 陽明山トレッキング

2010年11月04日 | 旅行
最後の2泊は台北です。
台北でもトレッキングを楽しみました。
場所は台北市郊外の陽明山です。台北に行かれたことがある方なら故宮博物院の後方につらなる山といえば
おわかりかと思います。

ここは陽明山国家公園に含まれる風景区です。
市内から一時間 上り口までは車で行くことができます。中腹には大きなお屋敷がたくさんありました。

ちょうど 日曜日にあたりきっちりとした山登りの格好をした人や自転車でツーリングをしている人
ドライブがてら来た人がボツボツといます。

現地にて私たちが選んだのは天崗地区のトレッキングです。ここは 昔大きな牧場があったそうです。日本統治時代は
大嶺牧場と呼ばれていたそうです。今でも小さな牧場がありました。


これから 出発です。最初は後ろに見えている山の方角に登る予定でしたが、雲が出てきたので方向を変えました。


途中の景色です。白く見えるのは硫黄の湖です。硫黄のにおいが立ち込めています


沢にそって進みます。足場はきちんと整備されています。たくさんのトレッキングを楽しむ人たちに出会いました。


頂上の風景です。ちょっと雲がでてきました。

半日のトレッキングでしたが、緑の中を気持ちよく歩くことができました。
台北でもこんな楽しみ方があるかと、再発見でした。

日月潭のトレッキング

2010年11月03日 | 旅行
日月潭は山々に囲まれた美しい湖です。
多くの自然が残り、トレッキングのコースもたくさんあります。
日本から出発するに際して、あえてコースを選びませんでした。現地に到着し、お客様の体調や天候にあわせて選ぼう
と考えて出発しました。

最終的に選んだのは、マオラン山コースです。普通に歩いて2時間半です。
ここは日本の統治時代、日本人によってアッサムティーを栽培した所です。両側には大きく育ったお茶の木や
茶畑がひろがります。
今でも 当時の日本家屋が保存されていました。


頂上には気象観測所があります。道幅も広く歩きやすいのですが、舗装されているのでちょっと残念でした。

周りの木々や風景をみながら3時間あまりのトレッキングを楽しみました。

海抜1020メートルの頂上からは日月潭がきれいに見えました。


日月潭

2010年11月02日 | 旅行
阿里山から日月潭へ移動しました。3日目4日目は日月潭(にちげつたん)に宿泊です。
ここは、台湾の代表的な景勝地です。
台湾初のラグジュアリーホテル ラルーが建てられ、話題になりました。

周囲約33キロメートルの淡水湖です。東側は丸く太陽の形なので日潭、西側が三日月の形なので
月潭あわせて日月潭です。



雨が降ったりやんだりの天気でしたが、その天気のおかげで幻想的な湖を見ることができました。


船に乗って日月潭遊覧です。湧き水が噴出しているのをみたり、水上の家を見たりしました。


宿泊は雲品酒店です。地下に大浴場があり、館内はお部屋にある衣服で自由に歩いてくださいなど、日本の温泉宿のようでした。
館内は大陸から来た中国人でいっぱいでした。

阿里山鉄道

2010年11月01日 | 旅行
2日目 嘉義から阿里山にむかいました。
当初の計画では、途中駅 奮起湖から阿里山鉄道に乗り、阿里山に行く予定でしたが、昨年きた台風のため
復旧できていので、バスで阿里山に向かい鉄道はご来光をみるために利用しました。


阿里山鉄道は日本統治時代の1906年に建設をはじめ、1914年に全線が開通しています。木材を運び出すのを
目的として建設されました。日本の神社にもここから運び出されたヒノキが使われています。

正確には阿里山森林鉄路といい、世界三大山岳鉄道のひとつだそうです。

私たちは、ご来光を見るために5時20分発の列車に乗車しました。
阿里山駅は立派な駅です。駅につくとどこからともなく人が集まっています。
決して新しいとはいえない列車ですが、趣があります。




ご来光見学の祝山駅到着は5時45分着
25分間の乗車でしたが、山岳鉄道を楽しみました。

気になるのは、復旧の見通しなのですが、年数もたっていることもあり この列車を運行していくか
検討中だそうです。ちょっと さびしいですね。