絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィ  ぽたら送り 4/前12

2015-02-01 07:52:58 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                   

 ぽたら送り。
 住職が還暦を迎える年の8月18日の深夜、
 小舟を仕立てて、住職をその中に閉じこめ、
 太平洋に送り出すのでございます。


 名目は、住職様を観音様のお浄土へ、
 お送り申しあげるというものであります。


 紀伊の沖の黒潮の流れは、インドへの方向とは
 逆に流れておりますから、外国の商船や漁船にでも
 拾いあげられない限り、
 海の藻屑と消えてしまうのでございます。



 そのお寺の例では、十名ほどのぽたら送りがございましたが、
 中には運のいい人もあったようで、インド見物をして帰ってきた
 人もあるようです。
 そのお坊さまは、外国人のお陰でぽたら参りが出来たなどとは、
 口には出さなかったのでしょう。
 そんなことをすれば、観音様のみ名を傷つけるとでも
 思っていたのでしょうね。
 観音様の奇跡に出会ったのなら、いざ知らず、
 人に頼ったのでは、どこのどなたにでも出来ます。
 ましてや、一世一代の大勝負なのです。



 その人の信仰生活の総括とも言えるものなのです。
 それが、異教のバテレンの国の人に助けて貰って、
 ぽたら浄土を垣間見てきたなどとは、口が裂けても
 言えるものではなかったのでしょう。
 あくまでも、観音様のご加護のもとに自力で往復したと
 言い張ったのでしょう。

 それが、己の信仰の証でもあるからです。


                                つづく

仮想はてな・ストーリィu  流極楽スペース崩壊篇   8/9

2015-02-01 07:51:25 | 仮想はてな物語 

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      絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                   平成はじめの頃です。
  

 * ゴキオーラ奮闘する


センティはんから、いいことを教わった。ここは、ワシが頑張る他ない。少々、血圧が上がるかしらんが、そんなことも言ってはいられまい。あゆかさんが、早く元通りになってくれないと、ワシの食人生も暗闇というものだ。


休人の手抜き料理では、身が持たん。酢豚食いたいな。手作り餃子食いたいな。一刻も早く、流極楽ファミリーに昔日の瑠璃の光を取り戻させてやろう。



ワシは、西の京にある唐招提寺のセンティはんの所へ、リース手を借りにゆくことにした。足として、バイクのサヤカちゃんに、乗せてもらうことになった。今、サヤカちゃんは手を2本しか借りてないので、ワシの協力が必要だという。


これも、ドン作の奴がケチっているせいだ。まあ、安サラリーで子供を3人も養っているのだから、2本とはいえ、贅沢なことかもしれない。



サヤカちゃんは、アクセルレバーとハンドルに1本、クラッチペダルに1本使う。クラッチの切り替える時には、クラッチ・レバーを握らなければならない。これが、ワシの役目になった。上手くできるかいなあ。西の京には、真夜中に出発することにした。



無人のバイクが走ったのでは、人間を驚かすからだしかし、夜中といえども、交通警官に見つかるとやばいので、ナンバー・プレートをゴキブリ加工することにした。ワシの一族をナンバー・プレートの数字に捉まらせて、3文字ばかり変えてやった。



こういうことは、あまり勧められたものでないが、持ち主の管理・監督不行届けということで、ドンちゃんに迷惑が掛かるかもしれないのである。これ以上彼を悩ましたくはなかった。



「握って、離して」
 サヤカちゃんの要求はきつかった。ドン作に乗せて貰うときは、分からなかったが、大変な運動量だ。彼が、腕にサポーターをしているのが、うなづける。



 途中、やっぱりパトカーにすれちがった。パトカーは、無人のバイクに気づいたのだろう。すぐに引き返してきた。ウーウーとサイレンまで鳴らしている。
「そこのバイク止まりなさい」



そ知らぬ顔をして、スピードをあげる。しかし、サヤカちゃんのスピードはしれているので、たちまち追いつかれてしまった。運転をする者が見当らないので、きっと不思議に思ったことだろう。彼らは、追い越していって、先回りをし、パトカーで道を塞ごうとした。


けれども、道幅の方が、はるかに広かったので、その脇をすり抜けていってやった。彼らが、再び追い掛けて来たので、パトカーの入れないような脇道にそれた。



彼らにしても、無人のバイクが走っているので、応援を頼むなどとは言いにくかったのだろう。それに、サヤカちゃんは、20km前後で静かに走っている。暴走族でもないから、事を荒立てることを避けたのかもしれない。パトカーの繰りだしには遭わなかった。



脇道から、なるべく狭い道を選んで西の京に向かった。サヤカちゃんは、何度も行っているので、暗くてもすいすいと進んで行った 寺の手前で、バイクから降り、一人で歩いていった。センティはんは、10本のリース手を揃えて待ってくれていた。


彼女から、リース手を借り、手短に扱い方を教わった。サヤカちゃんが詳しいので適当に聞き流しておく。いっぺんにあれやこれや言われると、どうも頭が回らんのだ。




 帰りは、本当に楽だった。サヤカちゃんは10本の手が同時に操れるものだから、行きの地獄に、帰りの極楽とは、こういうことを指すのだろう。左右のハンドルに、2本ずつクラッチやブレーキのペダルに2本ずつ、計8本の手を操作していた。残った手は、手同士をつながせて、ワシもその手の中に入れてもらったので振動を全然感じなかった。




それにしても、サヤカちゃんのコントロールは巧みだった。来る時に、エンストやら、ノッキングをたびたびやらかしたものだが、そういうこともない。もちろん、ドン作の運転など足元にも及ぶまい。坂道でもスピードが落ちず、停車・発進もスムーズにゆく。


これこそバイク運転の極意だと思った。ドン作の奴が治ったら、是非とも見せてやりたいものだ。



 ワシは、その夜から岩篭もることにした。リース手を操るためである。天の香久山は、ドン作の家から歩いても20分とは掛からないところにある。さやかちゃんに、そのまま運んでもらったのだ。



 ワシは、榊を取れと指示されている天の岩戸神社の奥にある、岩の隙間に入りこみ心を集中する訓練をした。昔取った杵柄ではないが、そういう修業をしたのも一度や二度ではない。でも、すべては過去のことだ。今は、リース手を2本うまく操れるかどうかが、問題だ。



ドン作の奴は、ワシを奴以上にドン臭いと思っているが、あれは演技だ。いやいやそういうものでもない。これは、やはり歳のなせる業なのだろう。



 ワシは、3日でマスターした。さすがは、科学に強いセンティはん、素晴らしい発明をしてくれたものだ。この手、事件が解決しても、リースを続けさせることにしよう。こんな便利なものがあったら、何もワシが出歩かなくても、寝ていて食い物が手に入るではないか。ありがたいことだ。



さあ、いよいよ出発を待つばかりだ。
香久山神社の天の真名井の水を何重にもしたビニール袋に詰め、岩戸神社の榊も用意した。あとは、バイクのサヤカちゃんが、ドン作を連れ出すだけである。金曜の夜か、土曜の夜に、彼を家から引っ張りださねばなるまい。


あれでも、奴は会社員だから、勝手に会社を休ませるわけにもゆくまい。まあ、事が事だから、そうも言ってられないのだが、ここは奴の生活に合わしてやることにしよう。無断欠勤して、会社で気まずくなっても可哀相だ。



ヨミビガーに感づかれるとどんな妨害をされるかもしれぬ。ここは、やはりワシが直接ドン作を家の外に出してやることにするか。
「おい、ドン作。もっと、しっかりせいや」
「ゴキオーラはんか? あんたも見ての通りだ」



「何を言うとるんか。お前はんが、しっかりしてると、家の中も良くなってくるのが分からんのか!」
「あゆかが、あれでは望みないよ。どうしたら、あゆかが元通りになるんだろう」



「ドン作、遅いけど、サヤカちゃんとツーリングでもしないか」
「悪いけど、乗る元気ないよ。こんな気持ちで乗ったら、事故ってしまうよ」



「そこをだ。気分転換といかないか」
「外は暗いし、嫌だよ。寝るよ」



「お前も年取ったな」
「あんたはんには、負けるよ。お休み」



  ああ、これではどうにもならん。何かいい方法ないかいなあ。そうだ、センティはんに、「縄通」ネットで智恵を借りることにしよう。


 センティはんへ。
 先日はどうも。ワシも何とか、手の操作は覚えました。しかし、休人を夜に家の外に引っ張り出すのが、うまくゆかんのだが、いい智恵ありまへんでしょうか?
                             ゴキオーラより




 難しいわね。昼間だと、他の人間の眼があるし。休人さん、会社から帰ると、一歩も外に出ない人でしょう。このネットも、ぜんぜん利用しないし、困ったわね。私も、いいアイデァ浮かばないわ。しばらく、考えさせて下さいね。
   ゴキオーラさんへ
                             センティより


                                    つづく


あ@英訳ドン作川柳集932 西に北東も霧で南もや

2015-02-01 07:49:55 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

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   *  西に北東も霧で南もや







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    西に北東も霧で南もや        ドン作(ちふ+)

            ↓
     Northeast is May also south in fog to the west 

            ↓           
     東北は西へ霧の中でも、南月です 
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作



あ@つぶつぶ(日々)283 今日もまた日が過ぎてゆく身が持たぬ

2015-02-01 07:48:40 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


多層構造ぶろぐ→Multilayer structure blog

ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  
   283 今日もまた日が過ぎてゆく身が持たぬ


        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Only the day Yuku past is not to have also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

一日ゆく過去も持つことはない今日です






     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ103  ドンサク夫 パッと降格 後回し茶

2015-02-01 07:47:28 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり
その意味は検索にて→もしかすれば出てくるかも・・・・・



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ドン作雑文集より

 

                               
   *  ドンサク夫 パッと降格 後回し茶





  


(ドン作川柳 → とある無料 英訳 → とある無料 和訳戻し)


     ドンサク夫 パッと降格 後回し茶    ドン作(ちふ+)

          ↓
     Demotion postpone tea and Donsaku husband suddenly
  
          ↓
     降格は突然お茶とDonsaku夫を延期