絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィ  ぽたら送り 1/後16

2015-02-10 07:47:14 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                   


狭い舟倉では、燈油ランプが明かりを灯していました。
小舟は、すぐに大揺れに揺れ始めました。
5分も経たないうちにです。皆は息苦しい舟倉内を転げ回って
おります。
喜助ジィさんは、縛られたまま、「こわいよー」を
連発するものですから、
白太ちゃんにもすぐに伝染していきました。


女二人は、落ち着いております。おカネ婆さんは、
危ないから燈油ランプをすぐ消せと言いますが、誰も消すことは
出来ません。幸いなことに、小舟にしっかり固定されていますので、
舟がひっくり返って、シンが抜けない限りは大丈夫なようで
ありました。10分もすると、美代さんと白太ちゃんの二人は
吐き始めました。船酔いが襲ってきたのです。二人は青ざめ、
ぐったりとなってきました。


薄ものを掛けて横たわっているおカネ婆さんは、
枕を縦に使っております。ボケ老人に寝たきりの老婆、
盲目・精神薄弱の船酔い病人なものですから、もう悲惨なもの
でありました。
大地を離れて1時間も経たないというのにです。


その舟倉地獄に、

「無事行ってこいよー」とかすかな声が届いてまいりました。
小舟を導いていた漁船が帰るようでありました。
「オイラ、帰りたーい」


        
                                 つづく

仮想はてな 放龍テンプル・ストーリィ  4/後5

2015-02-10 07:46:16 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ



 * 黒髪奪還作戦

今回の作戦は、「蛇ん蛇ん」連合に中心になってもらうことに決めていました。グループの名前は、「髪乱しおよし」グループと名づけても、いました。最近では、髪の毛をチリチリに痛めつけて、平然としている輩が多いようです。むーみい姫の黒髪は、しとやかな女性の象徴でもあります。失われてゆく女の美を守り続けている彼女に対して、敬意を表したものでもありました。


過激なキヨヒメから、
「オッさん、いまどき古いよ。女は、男の思うようにはならないよ」と、クレームがついたのですが、私の努力に免じて、不満ながらも、
「まあ、グループの名前なんかどうでもいいわ。早く黒髪を取り戻しましょう」と、折れてくれました。話しが通じる女性もいるということでしょう。


「髪乱しおよし」グループの参加者は、次の面々であります。

1・キヨヒメ
2・むーみぃ姫
3・知多半島に住む白い昇り龍のチターン
4・私、流ドン作
5・ゴキオーラ
6・バイクのサヤカ

 の小ぢんまりとしたものでした。ゴキオーラが居れば、Mキラリーも、あまり無茶はしません。今回は、あまり嫌がらせもないし、奴らのグループも、そう攻撃的ではないから、こちらも彼らに合わせたのです。


その夜の10時に、岡テンプルの仁王門前に集合することに決めました。仁王門には、5色に色分けされた幕が張ってあります。一人で、夜のこんな時間に、お寺に来ると縮み上がるような恐さに襲われるであろうと思いました。頭が、じんじんするような痛みを覚えています。貼りつけ型カイロを、5つばかり貼りめぐらしていました。それでも、足先、手先が冷たかく感じられます。


キヨヒメやむーみぃ姫は、チターンが運んでくれることになっていました。


 * いよいよ決戦


10時前に、全員が揃いました。「阿」字のフタ石は、チターンが、取り除くことになっています。石は、正月用の真新しい注連縄に囲まれていました。注連縄は、薄緑色の化繊のロープでした。


「いくぞー」
白龍のチターンが、叫びました。気力十分です。
「頑張ってね」
キヨヒメが、声をかけました。


彼女は、普段は中ぐらいの蛇なのですが、今日は臨戦体制十分の姿に変身しています。カラフルな大口大蛇に変わっています。迫力満点です。二人とも、夜間サービスを兼ねてうっすらと光っていました。風は無かったのですが、空気がところどころ凍りついているようでありました。


チターンが、4本ある足の内、前の2本で「阿」字石を引き抜きました。


 ブババーン!


真っ赤な炎が吹き上げます。それと同時に、何か黒い固まりが渦をまいて暴れ始めたようでした。チターンは30m、キヨヒメは10数mの長さがあります。私は、サヤカのエンジンをかけ前照燈を点けてやりました。後は、彼女が、空中を飛んで勝手に行動してくれます。私たちには、昼間のような世界を現出させ、第3者には、景色も音も消してしまうようです。これで、どんなに騒いだとしても、第3者には何も分かりはしないでしょうから、思う存分戦えるのであります。


チターンと黒龍とは、互角の空中戦を演じていましたので、キヨヒメは、観戦して様子を見守っているようでした。彼女は、少しは飛べるのですが、長時間飛行は無理です。火炎放射器のような火吹きが、最大の武器です。チターンの戦いぶりは、今日初めて見せてもらいます。空を飛べることは、知っていたのですが、どんな能力があるのか、よく知りません。


よく見ますと、黒龍の奴は、頭にむーみぃ姫の鬘をつけていました。悪知恵の働く奴です。これでは、キヨヒメの火炎弾も使えないでしょう。チターンも、すぐさま鬘に気がついたのか、手加減気味に攻撃しています。


稲光が縦横無尽に飛び交い、大暴風雨の様相を呈していました。これは、黒龍の使う術であろうかと思います。チターンは、押され気味でした。黒龍が、口からジェット・ウォーターのような水流を放ちます。チターンの身体は、その度に散々に砕け散るのですが、アッという間に元の姿に戻っています。2龍が裂けた口から放射する火の玉がぶっかり合って打ち上げ花火のように拡がります。チターンは防戦に撤して、攻撃ポイントを捜しあぐねているようでした。


地上で観戦している私たちにも、災難が降りかかっていきました。これまた、真っ黒な巨大な蜘蛛と蟹とが、連なって現われたのです。
 ツチグモとカワガニでした。ツチグモの足は極端に長く見えました。白い筒状になったねばっこい糸の輪を、輪投げのごとく飛ばしてきます。ぴょんぴょんと素早く移動する奴のようです。


「危ないっ」
私と、キヨヒメを目掛けて、筒輪が飛んで来ました。私は、短い足で必死になって逃げました。私のポケットには、ゴキオーラが隠れています。キヨヒメが、口から例の紅蓮の炎を吐いて筒輪を焼き落としてくれています。黒い蟹も、口から泡を飛ばしながら、襲ってきました。



泡は、液体窒素ででも出来ているのででしょうか、キヨヒメの炎にあたると、炎が小さくなってゆきます。まずい。カワガニの爪は、ぴかぴか光って、切れ味も抜群のようです。境内にある松の木が、すぱっと切り倒されてしまいました。キヨヒメは、この蟹とも戦わねばならなりません。


私には、何の力もありませんので、ただ人質に取られないよう逃げまどうのみでした。その時、空中で静止しているサヤカが気づいてくれました。私たちに、後尾燈から紫の光をあててくれたのです。その途端、奴らの視界から、私たちは消えたようでありました。助かったと思いました。これで、この戦いをじっくりと眺められそうだからです。


私は、「縄通」ネットで、センティに緊急連絡を取りました。彼女から、リースして縮小して耳の中に入れていた「縮小顔」の力を借りたのです。外に出掛ける時は、だいたい常備しています。双方向通訳、テレパシー通信などが出来る便利な利器だからです。センティが、加工・改造してくれた文明の利器でもあります。状況をかいつまんで話し、智恵を借りることにしました。



センティによりますと、ジクモもカワガニも、本体は、普通の生物であるはずとのことでした。Mキラリーと同盟を結んだ怨霊たちが、操っているにすぎないから、怨霊の気を鎮めるような手を打ちなさい。そうすれば、蜘蛛も蟹も小さな姿に戻るはずよ。それから、黒龍は、小一時間も暴れると大人しくなるはずです。もうしばらく相手してやっていなさい、ということでありました。



狭い所に、ずっと閉じこめられていましたので、そのストレスが暴発しているというのです。彼は、Mキラリーたちの仲間に加わるような龍ではないようです。エンオッズやギエンはんの言うこと以外は、聞かないとも言っておりました。二人とも、仏に仕える身なので、人殺しをしたようなMグループには、力は貸さないということでした。だんだんと、この闘いの裏舞台が読めてきました。


どこかで、Mキラリーの生霊が、陰険な眼をして見守っているはずです。クイズを解いたら素直に、むーみぃ姫の黒髪を返せばいいものを。往生際の悪い奴ですこと。


ツチグモやカワガニを操っている怨霊を鎮めるものは、一体何なのでしょう。クイズの残りにヒントがあるに違いないのですが・・・


後は、
 3の5重の塔の4本の鎌
 「この寺の・・・」の2つであります。
 紙に書きつけた、歌を眺めてみました。
 「この寺の栄えを見れば埋み置く蔵開くべき世は遥かなり」


                            つづく


あ@英訳ドン作川柳集941 大しわに小じわ滑ってしわだらけ

2015-02-10 07:45:08 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  大しわに小じわ滑ってしわだらけ







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    大しわに小じわ滑ってしわだらけ        ドン作(ちふ+)

            ↓
    Wrinkled slipped on a large wrinkle wrinkles  

            ↓           
     皺は、大きなしわしわに滑っ 
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作



あ@つぶつぶ(日々)292 今日もまた日が過ぎてゆく後ろ指

2015-02-10 07:43:57 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


多層構造ぶろぐ→Multilayer structure blog

ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  292 今日もまた日が過ぎてゆく後ろ指



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      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Ushiroyubi the day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

今日も一日ゆく過去Ushiroyubi






     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ112  ドンサク夫  予想リストラ  気もつかず

2015-02-10 07:42:17 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり
その意味は検索にて→もしかすれば出てくるかも・・・・・



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ドン作雑文集より

 

                               
   *  ドンサク夫  予想リストラ  気もつかず




  


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    ドンサク夫  予想リストラ  気もつかず      ドン作(ちふ+)

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