絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィ  ぽたら送り 10/後16

2015-02-19 07:55:33 | 仮想はてな物語 


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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                   




おカネ婆さんも真っ青です。


見ますと、キーやんが、先程の手桶の中身を、
ごくごくと飲んでいるのであります。
白坊が、取り上げ、上に上がって捨てにゆきました。
キーやんは何とも言えぬような顔つきをしています。
そう旨いものではないのでしょう。
口の縁には黄色い雫が残っております。


「何ということを、このジジィめ。アホたれがっ。
 口拭いてやるから、こっち来」


キーやんは、しずしずと寄っていって、おカネ婆さんに口を
ぬぐってもらいました。

ここは、このぐらいにしておいて、また、
船の上に上がってみましょうか。


「これから、どうしょう」
「まともに働けるの、私たちだけね」



「そう、みんなを食わせることだって難しい。
 俺たち二人でさえ、どうなることやら」
「でも、見捨てるわけにはゆかないでしょ」


「そうだよ。これも何かの縁だと思う。思うけど、
 どうしたらいいのか」
「このまま、ぽたらに行きましょうか?」


「君は、そんなもの信じているのかい?」
「前の和尚さんから、小さい頃よく聞かされたわ。
 きっとあると思う。
 不幸な人は、みんな救って下さるのよ。
 そして幸せになるの。私は、今、最高に幸せよ。
 この幸せみんなにも分けてあげたい。
 きっと観音様は、いつもこういう気持でいらっしゃると
 思うわ」


「君がそう言うのなら、反対はしない。
 どこと言ってあてもないし、学校にも満足に行ってないから
 働き口もないしなあ。このまま風や潮にまかせてみようか」
「そうしましょ」


一夜が明けました。
みんなは夜更かしがたたったのでしょう。
水平線を真っ赤に染めながら、
それはそれは、大きな太陽が昇ってくる、
雄大な景色にも、気がつきませんでした。

        
                            つづく




仮想はてな お高校生・ストーリィu  8/16

2015-02-19 07:54:16 | 仮想はてな物語 


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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
              平成の初めの頃。





 * 拡がる世界


  僕は、丘上霧乃さんの心を、
 ミニ・サヤカにコピーすることに決めた。
 しかし、彼女が、どういう心を持っているのか、
 よくは知らない。


 知らないのだが、彼女の心は、
 素晴らしいものだと思っている。
 あんな顔立ちをした霧乃さんの心は、
 きっと水晶のように透き通っていて、
 美しいものであるに違いあるまい。


 そうでなければ、僕はこの世に失望してしまう。
 こういう事は信じるに限るのだ。
 信じることは、自分を救うことでもある。


 信じた事が裏切られれば、
 自分の愚かさを笑えば、
 それはそれでいいと思う。


 勝手に信じた方が悪いのだから、
 これは仕方ない事だろう。
 そして、それで自分が傷ついたとしても構わない。
 見かけ上の霧乃さんは、信じるに値する女性である。
 これは、僕の心の世界で思うことなのだから、
 どう思おうが、自由であるのだ。
 僕は、自分が自分で信じられる人間かどうかわからない。


 分からないという事は、信じられないという事でもある。
 これから、だんだんと大人になっていって、
 自分が変わって、変わりきってしまうような、
 気がしないでもないからである。


 僕は、自分が信じられる人間になりたい。
 と同時に、霧乃さんを信じたい。
 信じ続けていたい。


 高校は、お城の北のほうにある。
 僕のすんでいる”すみれマンション”は、
 東にあり、霧乃さんの家は、西の方に建っている。


 今では、僕は、サヤカと話が出来るようになっている。
 サヤカが、コントロールするスペース内にいれば、
 彼女の持つ、さまざまな能力を活用もできる。


 半径約10kmの円内が、その勢力圏内でもある。
 このスペース内では、センティさんから、
 リースしているカンノンさまの縮小した顔があれば、
 どんなモノとでも話をする事も可能である。


 このリース・フェースは、普段は耳の中にねじこんで、
 肌身離さず持っている。
 いつ、どこで、必要になるか分からないからである。
 このお顔は、元は11面カンノンさんの、
 お顔の一つであるので、
 ファファ・フェースと命名してやった。


 この翻訳機能つきのお顔のお陰で、
 僕は、テラスに来る雀と友達になった。
 彼は、宿雀のヤスメというそうだ。
 ゴキブリのゴキボッチとも知り合うことが出来た。
 ネクタイのネクピシは、通学にかかせないものである。
 サヤカの繰り広げてくれる”ほのぼのスペース”は、
 知れば知るほど楽しい世界である。


 流さんとエンオッズ先生に、感謝するのみである。


 僕は、彼らの様子を見ていて、
 霧乃さんの部屋に住みつく事を思いついた。
 彼女の心が、サヤカにふさわしいかどうか、
 見極めるためである。


 昼間は、僕も学校に通わなければならないので、
 夜だけ彼女の部屋に住めばと考えついたのだ。
 これは、非常に悪い事かもしれない。


 いや、大犯罪を犯すことかもしれない。
 かもしれないではなく、犯罪そのものになるのだろう。
 しかし、よくよく考えてみれば、
 僕が、夜間ゴキブリになって、
 霧乃さんの部屋に住んだとして、どこが悪いのだろう。


 ゴキブリの僕にとっては、どこに住むのも、
 自由ではないのだろうか。
 どうせ、ゴキブリに身を変えてもらうのだ。
 僕が、この宇宙で一番住みたいと思っている所に、
 行って悪いわけはない。



 僕は、ゴキブリなのだ。
 変身してしまえば、遠田真ではないはずである。
 けれど、霧乃さんの立場に立てばどうだろうか。
 よくは知らない。



 話も全然したことのない同級生が、
 夜な夜な、
 自分の部屋に通って来て、
 ゴキブリに化けて、
 自分の生活を、垣間見るのである。


 いい気がしないのは、確かだろう。
 見つければ、叩き潰しても、
 飽き足りないと思うかもしれない。


 僕は、迷った。
 しかし、こんな事を、人に相談するわけにはゆかない。
 ゆかないが、サヤカに、
 早く綺麗な心を植えつけてやらねば、
 どんな霊魂が、巣食うかもしれないのだ。


 まあ、サヤカ自身も、
 心導入の選択権ぐらいは、持っているだろうから、
 悪霊を取り込んだりはしないと、
 安心はしているのだが・・・


 僕は、どうしても、
 霧乃さんの心を入れてやりたいのだ。
 どうして、僕は霧乃さんに拘るのだろう。
 答えは易しい。


 それは、恋しているからである。
 僕は、ゴキブリ化けの方法は、
 あまりフェアでないので、止めることにした。


 やはり、正攻法を取ることにしよう。


                       つづく



あ@英訳ドン作川柳集950 大しわに小じわ無謀にしわだらけ

2015-02-19 07:52:45 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  大しわに小じわ無謀にしわだらけ






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     大しわに小じわ無謀にしわだらけ       ドン作(ちふ+)

            ↓
      Wrinkled in fine lines reckless in large wrinkles

            ↓           
      大シワにおける無謀な細い線でしわ
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作



あ@つぶつぶ(日々)301 今日もまた日が過ぎてゆく後ずさり

2015-02-19 07:51:15 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)



多層構造ぶろぐ→Multilayer structure blog

ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  301 今日もまた日が過ぎてゆく後ずさり



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    The recoil day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

リコイル日ゆく過去にも、今日



     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ120  ドンサク夫  女子怒らせて  ぞうきん茶

2015-02-19 07:49:57 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり
その意味は検索にて→もしかすれば出てくるかも・・・・・



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                         【ほんやっ君】
ドン作雑文集より

 

                               
   *  ドンサク夫  女子怒らせて  ぞうきん茶


      Mデヤ子ちゃん、ゴメン。
      被害妄想ぎみでして・・・・・・・  



       どこに行くのも、
       マイ茶一番、
       まいちゃん麗番。




  


(ドン作川柳 → とある無料 英訳 → とある無料 和訳戻し)


     ドンサク夫  女子怒らせて  ぞうきん茶    ドン作(ちふ+)

          ↓
     Rag tea offend Donsaku husband women
  
          ↓
     ぼろ茶Donsaku夫の女性を怒らせる