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絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィ  「大魔じん 対 四獣神」  1/6

2015-02-26 08:37:43 | 仮想はてな物語 

           copyright (c)ち ふ
絵じゃないかぐるーぷ





 * オヅヌ少年


 10世紀も終わりに近い頃の話である。
 ここは、南大和の国、あすかの村。
 一人の少年がいた。
 少年の名はオヅヌ。
 賎しい民の子供であった。


 オヅヌ少年は、
 イジメに遭いやすいような
 タイプであった。
 少しばかり手が、不自由である。
 そのため、木登りは出来ないし、
 石つぶても、思うように投げられない。


 川を泳ぐのも遅いし、
 水に潜って、
 魚を取ったりすることも、
 出来なかった。


 そのように何かにつけて、
 友達より、劣っていた。
 そんな人より劣るオヅヌを、
 誰もかばったりはしなかった。


 オヅヌ自身の性格にも、問題があったのだろう。
 親友が出来なかったことも禍した。
 親に叱られたり、強い者にいじめられたりすると、
 オヅヌに、そのはけ口を向けていったのである。
 オヅヌは、誰もがイジメたくなるような少年だった。
 不運というというより他はない。


 人間は、悪い心と良い心とを、
 ちょうど半分ずつ持って、この世に生まれてくる。
 誰もが、同じ条件であろう。
 良い心が育つか、悪い心が育つかは、
 その者にも責任はあるのだが、
 周りの者の接し方・影響も大きいのである。


 オヅヌの悪い心は、彼の友達が育てていったと、
 言っても過言ではない。
 一人ひとりの者は、
 ささいなイジメしかしないのであるが、
 オヅヌの心は、それらを蓄めこんでゆくように、
 出来ていたのである。


 それはちょうど1億2千万人の人が、
 1円を1ヵ所に捨てるようなものであった。
 1円のお金など、道端に落ちていても拾う人は少ない。
 ポケットに入っていても、邪魔なものである。


 しかし、1億2千万円が固まって落ちていれば、
 大きい価値となる。
 それと同じ原理で、オヅヌの心の中に、
 無造作に投げ込まれた、イジメの行為は、
 いつしか、悪魔の種の肥やしとなり、
 悪魔の木を大きく成長させていった。


 それでも誰もが気がつかない。
 オヅヌ自身でさえも。
 人間の恐さの一つは、ここにある。
 心の中は、常に注意して見ていなければ、
 どう変わっていっているのか、
 分からないものである。


 オヅヌは、いつしか友達と遊ばなくなり、
 一人でいる事が多くなった。
 一人でいても友達に会えば、通りすがりに、
 からかわれたり、石つぶてや牛馬のフンを、
 投げつけられたりもした。

つづく






仮想はてな お高校生・ストーリィu   15/16

2015-02-26 08:36:10 | 仮想はてな物語 


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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
              平成の初めの頃。





 
 ヴィィーッ!


 警笛を鳴らす。
 彼女は、キョトンとしていた。
 そうだ、僕は、フルフェースのメットを被っていたのだ。

「遅かったんですね」


 僕は、サヤカを降り、
 メットを取って、髪の毛を撫でながら、声をかけた。


「ごめんなさい。少し延びたの。
 バイク、学校(うち)では禁止でしょ」


 咎めをこめた、いたずらっぽい視線が、送られてきた。


「あっ、うん。これは、あのー。
 また後で詳しく話すよ。
 このバイク、ミニ・サヤカと言うんだ」
「えっ、バイクに名前つけてるの?」


「うん、お城で知り合ったおじさんの真似したんだ」


 僕たちは、牧場の方に、向かって歩いた。
 サヤカは、手押しにしていた。
 霧乃さんが、僕とデイトするために、
 こうしてやってきてくれていると思うと、
 頭の中で、洗濯機が回っているようだった。


 彼女の形の良い唇から洩れる、
 言葉の一語一語が、
 桃の花びらになって、
 辺り一面に、飛び交い、
 吐く息は、そよ風のように流れていた。


 牧場は、
 見た目には、
 緑にあふれ、
 外国風の赤い屋根の、
 サイロが建つ景色が拡がる。


 しかし、風下に立つと、
 そんな雰囲気も、匂いにより台無しとなる。
 僕は、また術を使うことにした。
 風が、僕たちの後から、吹くように念じたのだ。


 術の乱用は、エンオッズ先生から禁じられている。
 と言っても、今日は、僕の記念すべき日なのだから、
 大いに使うべきだと、一人納得している。


 嫌な匂いは、霧乃さんだって、敬遠するはずである。
 僕一人のために、使うことではない。
 また、風をどう吹かそうが、
 それで迷惑を受ける人や物も居ない。
 それに、微風でもあるのだ。
 術を使う時には、そんな心配りも大切なのだ。


 彼女と話していると、時間は、すぐに過ぎ去ってしまった。
 もしかすると、彼女も、ミラクルウーマンかもしれない。
 一人で過ごすと、長い退屈な時間を、
 バラ色に変え縮めてしまうのだから。


 僕は、ますます、彼女の術に陥ってしまった。


 その日は、
 とうとう、サヤカへの心の移入の件は、
 持ち出せなかった。
 というよりも、そんな事をする必要性を、
 感じなくなってしまったのだ。


 霧乃さんの心は、霧乃さんの身体に、
 くっついたままの心でいいのではないかと思ったからだ。
 無機質な、バイクにも心があれば、
 いいに越したことはないけれども、
 直接会えば、霧乃さんの心と接することが出来るのだ。


 その夜、流さんに「縄通」ネットで、
 その事を話してみた。


「やあ、かはづ君。
 お久しぶり。

 オッさんのサヤカは、
 私が、知らない間に心を持っていたから、
 君の参考になるかどうかは分からない。


 エンオッズが、勧めるのだから、何かはあるのだろう。
 君もツーリングが趣味だったら、
 そのうちにバイクが心を持てば、
 その良さがわかるようになるだろう。


 しかし、君はまだまだ若いんだから、
 そんな事は、ゆっくりでいいのではないだろうか。
 何年も趣味を維持していく事はたやすいようで、
 これが、難しいんだなあ。

 人間やっていれば、一人になりたい時もあるだろう。
 そんな時にね、人間離れした人間と話するのは、
 自分を見つめ直す事にもつながり、
 参考になるかもしれないよ。


 利害関係の生じない、よき相談相手としてね」


 そんな返事が返ってきた。
 流さんのアドバイスを勝手解釈して、
 僕は、あまり急いで、
 霧乃さんの心を移入する事もないだろうと判断した。


 僕は、霧乃さんと1週間に5回は会っている。
 彼女の家にも、顔を出すようになっていた。
 彼女は、クラブを、秋の発表会が済んでから、止めている。


 小学校の先生になりたいというので、
 受験勉強に力を注ぐためでもある。


 それに比べて、僕は、これといった目標はない。
 大学に入ってから、腰を落ち着けて考えればいいと、
 思っているからだ。


 前にも言ったように、
 僕は、このまま進めば、何とか大学には潜りこめるだろう。
 しかし、霧乃さんが、頑張っているのに、
 ノホホンとしているわけにもゆくまい。
 付き合いというものもある。


 術をつかえば、
 すべての試験が、満点に近くなるのは分かっている。
 けれども、そんな所に使いはしない。
 これは、僕の心の問題だ。



 もし、試験で術を使えば、
 すぐさまエンオッズ先生から、術を取り上げられるだろう。
 そんな外からの力で、惨めなことになりたくはない。


 使う心を起すという事が、
 僕にとっては、重要なことなのだ。
 欠点を取りそうになれば、咽喉から手が出そうになる。
 僕は、そんな時、自分の心と闘う。


 幸いな事に、今まで負けたことはない。
 これからも、
 ずっと、この姿勢を保ち続けられたらと願っている。


 枠があり、
 枠の中に入る人数が、決まっており、
 試験の点数で、
 枠の中に入る権利が得られるものである限り、
 僕が、不正な手段で入りこめば、
 誰かがはみ出してしまうのだ。


 これは悪いことである。
 ただ、枠があるという事については、何とも言えない。
 僕は、数学、英語、物理、化学が不得意だ。
 霧乃さんは、数学と国語、日本史が嫌いである。
 二人の不得意な科目である数学を克服する事が、
 二人の当面の目標である。


 どんな数学のテストでも、
 60点を取る事を、最大の課題としている。
 数学で60点取れれば、
 霧乃さんは間違いなく合格するだろう。


 僕も、4~5番は席次が上がるはずだ。
 数学に弱い者が二人いれば、よく分かるのだ。
 似たような落とし穴に落ち込み、
 似たような理解の仕方をしている。


 といっても、苦手といっても、
 全ての分野が苦手ということではない。
 苦手な中にも、得手、不得手があるからおもしろい。
 二人で、お互いの弱点をつかみあい、
 その弱点に関する公式や基礎的な理解を深める事によって、
 最近では、数学に対する接し方も変わってきた。


 嫌いでなくなれば、わずかだが、成績は上がるようだ。


                      つづく





あ@英訳ドン作川柳集957 大しわに小じわ屁理屈しわだらけ

2015-02-26 08:34:56 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  大しわに小じわ屁理屈しわだらけ






  (ドン作川柳 → 無料 英訳 → 無料 和訳戻し)

    大しわに小じわ屁理屈しわだらけ        ドン作(ちふ+)

            ↓
     Wrinkles quibble wrinkled in large wrinkles 

            ↓           
      しわは、大きなしわにしわが屁理屈
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作



あ@つぶつぶ(日々)308 今日もまた日が過ぎてゆく食い気あり

2015-02-26 08:33:39 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  308 今日もまた日が過ぎてゆく食い気あり



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    There appetite that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

そこに食欲当日ゆく過去にも、今日







     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ127  ドンサク夫  女子怒らせて  足踏み茶

2015-02-26 08:32:22 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり
その意味は検索にて→もしかすれば出てくるかも・・・・・



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ドン作雑文集より

 

                               
   *  ドンサク夫  女子怒らせて  足踏み茶




      Fドビ絵さん、ごめんやで。
      被害妄想ぎみでしてなあ・・・・・・・  



       どこに行くのも、
       マイ茶一番、
       まいちゃん麗番。




  


(ドン作川柳 → とある無料 英訳 → とある無料 和訳戻し)


    ドンサク夫  女子怒らせて  足踏み茶      ドン作(ちふ+)

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    Tea foot offend Donsaku husband women 
  
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