気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

ほおずきを楽しむ…

2021年08月05日 | 花・木・ハーブ・野菜・自然
ほおずきの季節になりました。

赤いちょうちんがぶら下がったみたいな
可愛らしい袋は萼(がく)だそうです。

よく熟したほおずきの袋は、
数日水につけておくと、
柔らかい組織が溶けて葉脈だけが網状に残り、
綺麗な飾りになります。

(気温が高い時期ですので、毎日振り洗いし
水を変えて下さいね。)


完成した葉脈の袋に
小さなお人形を作っていれました。



袋の中はまるで蚊帳に入っているようで
なんだか楽しそう!



お人形の体は、和布を風車折りにして
四辺の真ん中を摘んで縫い止めました。

お顔は風船かずらの種です。
黒地にハートが書かれたような可愛い種。
お猿さんみたいなお顔ですね。





残りのお人形も中に入りたいかしら?




昔からこうして自然のものを工夫して
飾って楽しんだのでしょうね。


※参考
ほおずき(鬼灯)は、その形状が提灯を想起させることから、お盆時期に先祖の霊を案内する灯として、お盆に欠かせない植物の一つとなっています。