10月下旬のことです。
神無月ともなればもう袷の時期ですが、まだ暑かったので…
迷った末に単衣を着ることにしました。
秋色の単衣でと思ったのですが、
畳み方が悪かったようで、
上前に大きな皺ができていました。
仕方なく前回と同じ薄い水色の着物で、
帯は秋色の博多帯にしました。
そして帯揚げと帯留めを羽織の深緑に
合わせてみました。
秋らしくなったでしょうか?
さて、着付けの方ですが、
最近は二重太鼓ばかり結んでいたせいか…
なかなか名古屋帯の一重太鼓が
結べませんでした。
一重太鼓の方が簡単なはずなのに。
年齢を重ねていくごとに、
物忘れが多くなり、
いつもやってることが
ふとした瞬間にできなくなる…
悲しい現実…
こうして着物も着れなくなっていくのか…
しばし落ち込む私…
が!
そんな落ち込んでいる暇はなく、
友達との待ち合わせ時間が迫り…
なんとか結び直して、
満足な出来栄えではないけれど、
羽織で隠して出かけました。
こんな時、羽織は便利。
ジャケットと同じ感覚なので、
部屋の中でも脱がなくてもOKです。
あとから、何処が悪かったのか反省…
仮紐を使って着付けしていくので、
多分、どれかの仮紐の使い方が
良くなかったのでしょう。
まだまだ着物は着たいので、
もう少し着る機会を増やして、
着付けを忘れないようにしたい
と思います。