いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

非日常

2007-06-18 00:33:37 | 自由詩
日常の中にいて
この間まで
自分がいた
非日常な世界を
眺めている
いつでもあっちは
キラキラ
していて
本当なのは
あの時の私なのか
今の私なのか
それとも
両方なのか
あるいは
嘘っぱちですどっちも
なのか
そんなことは
結局
どうでもいいのか
金魚ベビーの
成長具合を確認し
亀やら
熱帯魚やら
エビやら
何やら
かんやら
いろいろなものの
世話をし
もちろん
自分の家族の
世話もするのだが
誰もいない昼間に
冷蔵庫の
しなびたキャベツを
ありったけ全部
切り刻み
小麦粉と卵と
水とだしの素をまぜて
テフロン加工の
フライパンで
巨大な
キャベツ焼きを作成し
ソースをかけて
草食動物気分で
ぼそぼそと
食べている時
これは本当に日常か
世間一般でいう日常か
半分違うところに
足突っ込んでないか
などと
考えてしまう
私のはだしの足の上に
いつのまにか
びしょびしょの
甲羅の
亀が乗っている
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